小沢一郎氏、初公判後の第一声!「週刊・上杉隆」by @uesugitakashi【もはや関係修復は不可能 小沢一郎氏vs記者クラブメディアの戦い 】更新なう! http://t.co/J7SX4sYt
2011-10-07 00:06:12ニュース
もはや関係修復は不可能 小沢一郎氏vs記者クラブメディアの戦い|週刊・上杉隆|ダイヤモンド・オンライン diamond.jp/articles/-/143… via @dol_editors ・・・ということは小沢さんはメディアに若干は期待していたと、上杉さんは見ているのか。
2011-10-07 15:52:39・・・あるいは、メディアはこんなにひどいとは思わなかったと。やはり報道被害は、周囲が見ているより深刻なのだろう。政治家かどうかなんて、関係ない。
2011-10-07 15:56:22(1)小沢氏に対する報道を批判するときに、推定無罪原則を挙げる人が少なくない。推定無罪原則とメディアについて述べる場合、メディアの「犯人視報道」体質について言及しない訳にはいかない。
2011-10-07 18:05:02(2)まず「推定無罪原則」について、それが「犯罪の訴追を受けた全ての者」に適用されることを確認したい。政治家は例外などという原則など、人権思想のどこにも存在しない。推定無罪原則に例外があるという発想は、例外なく人権侵害に結びついている。
2011-10-07 18:05:13(3)重要なのは、マスコミが日々の犯罪報道において、ことごとく被疑者・被告人を犯人扱いしているという点である。言い換えれば、マスコミは人権侵害を毎日やっているのである。ここを追及しない限り、小沢氏に対するものを含む報道による人権侵害の問題は解決しない。
2011-10-07 18:07:16(4)“人権擁護は冤罪事件だけ取り組めばよい”という発想は誤りである。その理由は推定無罪原則に例外がないことから論理的に明白だが、冤罪支援の経験からしても、捜査段階から冤罪と分かっている事件は案外少ない。
2011-10-07 18:08:38(5)犯人視報道とはいっても、捜査機関に疑われたら露骨に被疑者を犯人呼ばわりするメディアはない。その代わりに、報道対象が「犯人らしい」ことを間接的に印象づける様々な手法を駆使する。
2011-10-07 18:09:01(6)犯人視報道は、大きく次に分類される。[a]捜査段階で捜査情報を一方的かつ大量に垂れ流す。[b]報道対象が「犯人」であるという前提に基づく主張や事実の選択を行う。[c]報道対象に対し悪意的に表現する。
2011-10-07 18:09:28(7)[a]捜査情報の一方的垂れ流し:日本の犯罪報道では、情報源の「捜査関係者」の実名・役職が出てくることが滅多にない。これは日本のマスコミが捜査機関を保護している顕著な例で、他の自由主義国では例がない。米国では原則捜査員の実名役職が明かされ、匿名の場合にはその理由が明記される。
2011-10-07 18:14:13(8)[a]捜査情報の一方的垂れ流し:刑事手続きが起訴・公判に進んでも、マスコミによる検察寄りの報道は続く。裁判員制度以降、弁護側主張も載せる例が増えてきたが、それでも捜査側の印象が強くなるように記事・見出しが制御されている。
2011-10-07 18:14:52(9)[b]報道対象が「犯人」であるという前提に基づく主張や事実の選択:例えば、「市民の声」のうち犯人視しているものを選択する、または犯人と決まってないのに被害者側と対峙させる、御用学者に捜査寄りの主張を喋らせるというような手法。
2011-10-07 18:15:42(10)「説明責任」の要求も、報道対象が「犯人」であるという前提によって補強されている。一方、犯罪事実を証明する責任はまずは捜査側にあるというのが刑事司法の大原則だが、マスコミはそれを知りながら、読者視聴者の無知につけ込んでそれを覆そうと躍起だ。
2011-10-07 18:16:48(11)マスコミは、小沢氏だけでなく、すべての刑事被告人に「説明責任」を何らかの形で要求してきた。小沢氏に「説明責任」があるのは「政治家」だからという理由付けは、犯人視報道のための屁理屈で、相手が政治家だから露骨に主張しているに過ぎない。
2011-10-07 18:17:44(12)小沢氏は公判後の記者会見で、マスコミの「説明責任」攻撃に対し、「三権分立を君はどう考えているのか」と切り返した。マスコミが人権・刑事司法・刑事弁護を長らく軽視し、攻撃してきたから、そのように逆質問されてもまともに反論できないのだ。
2011-10-07 18:19:20(13)[c]報道対象に対する悪意的な表現:これはもう説明不要だろう。例を挙げれば、「声を荒げる」のは、たいてい被告人か弁護団だ。
2011-10-07 18:19:53(14)民放連は「報道指針」で「犯罪報道にあたっては、無罪推定の原則を尊重し、被疑者側の主張にも耳を傾ける。取材される側に一方的な社会的制裁を加える報道は避ける」と定めているが、一部を除きテレビがそれを遵守しているのを見たことがない。読者を騙し視聴率・広告収入を不当に上げている。
2011-10-07 18:20:44(15)犯人視報道は、司法の公正に対する攻撃であり、違法行為である。英国のように、報道による司法手続きに対する妨害行為を法廷侮辱罪としている国もある。日本でも最高裁参事官が「裁判員に予断を与える可能性がある報道」を指摘したことがあった。 http://t.co/vcVTnZTF
2011-10-07 18:24:04(16)犯人視報道の背景には、マスコミと捜査機関との癒着がある。これは記者クラブ問題と独立に考えたほうが良い。その癒着が金銭を伴っているかまでは分からないが、金銭なしでも、マスコミが非公式捜査情報の提供を受けて捜査側に有利な報道をするという情報利権は成立している。
2011-10-07 18:25:09