お玉さんの読書マラソン企画「本格力を高めよう サンシャイン」(4)

オールタイムのミステリベスト本『東西ミステリーベスト100』(2012年度版)国内編と海外編双方の同順位作品を、ミステリ読みの鉄人 お玉さんが比較検証。感想を述べつつ「どっちが好きか!」判定する対決企画です。第4部は最終パートとなる5ブロック(第26位〜第30位 第36位〜第40位 第41位〜第45位 第46位〜第50位 第71位〜第75位)のうち第26位〜第30位および第41位〜第45位、第36位〜第40位の対決となります。 第1部はこちら→ https://togetter.com/li/1723552 第2部はこちら→ https://togetter.com/li/1750586 第3部はこちら→ https://togetter.com/li/1810946
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お玉と毒でんぱ @ottama709

懸念のミステリを読み終えたので、来週あたりから、またミステリ感想を再開できるゾ

2022-11-27 11:59:05
お玉と毒でんぱ @ottama709

ミステリ感想に関しては、2日分のストックが下書き保管庫に保管されている。3日目以降はまだない。あはっ、自転車操業。

2022-12-03 15:22:31
お玉と毒でんぱ @ottama709

土曜日の深夜なんで、連ツイするぜ さて、

2022-12-04 02:04:08
お玉と毒でんぱ @ottama709

さて、名著「東西ミステリーベスト100」(2012年度版)の同順位作品の感想を並べ、どちらが自分好みか? と勝敗をつけていく読者マラソン「本格力を高めよう サンシャイン」でございます。 これまで75戦を捌いてきた本企画、今回から最終パートの25戦を敢行して行きたいと思う次第でございます。

2022-12-04 02:05:44
お玉と毒でんぱ @ottama709

残っているのは、 【第26位〜第30位】 【第36位〜第40位】 【第41位〜第45位】 【第46位〜第50位】 【第71位〜第75位】 の5ブロック。 どれもこれも、厄介なタイトルが潜んでいるため先延ばして感想を逃げていた順位帯です。 逃げちゃダメだ。 逃げると一つ、進めば二つ、手に入る。

2022-12-04 02:05:44
お玉と毒でんぱ @ottama709

そんなわけで、東西戦をリスタートさせたいのですが、今回はいきなりのおまけ回と言う事で 「東西ミステリーベスト100」(1985年度版)東西戦 を行いたいと思うわけです。 一年前くらい前に【第102位〜第41位】までの勝ち負けをつけているので、今回からは第40位以上からの作品となります。 pic.twitter.com/e2tGdNFKT7

2022-12-04 02:07:08
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お玉と毒でんぱ @ottama709

あまのじゃくな人間ではありますが、これからあげる勝ち負けには自分なりのキチンとした理由があったりします。 自分のミステリ嗜好。 こんな企画を行うことで、そんな自分のミステリ嗜好の傾向を見つめ直し、改めて測れるんじゃないかしら、と。 作品に優劣をつける罪悪感も覚えつつ有意義な日々だぜ

2022-12-04 02:07:09
お玉と毒でんぱ @ottama709

けど、本編である2012年度版と違い、1985年度版の東西戦は、読み返しはしていません。40位以上は2012年と被る作品多数で近年読んでますが、被ってない作品は過去の印象だけで語ってる^_^す(『はなれわざ』とか読んだの20年以上も前じゃね?) 未読作品がある場合は、勝負見成立にしてますよ、と。

2022-12-04 02:08:55
お玉と毒でんぱ @ottama709

てなわけで、本日は1985年度版の【第40位〜第11位】までをカウントダウン! それでは、ではでは→

2022-12-04 02:09:07
お玉と毒でんぱ @ottama709

「東西ミステリーベスト100」(1985年度版)東西戦 ◎第40位 小泉喜美子『弁護側の証言』(昭和38年)vs エドガー・アラン・ポー「黄金虫」(1843年) 勝者「黄金虫」 →「モルグ街」や「盗まれた手紙」より、面白さだけだったら「黄金虫」じゃね? 昔からそう思っている人なのですです。

2022-12-04 02:09:37
お玉と毒でんぱ @ottama709

「東西ミステリーベスト100」(1985年度版)東西戦 ◎第39位 森詠『燃える波濤』(昭和57年)vs コリン・デクスター『キドリントンから消えた娘』(1976年) 『燃える波濤』未読のため勝負不成立 →あらすじがハチャメチャすぎてとても面白そうな『燃える波濤』。それがため警戒して読めてない現状

2022-12-04 02:10:03
お玉と毒でんぱ @ottama709

「東西ミステリーベスト100」(1985年度版)東西戦 ◎第38位 鮎川哲也『黒い白鳥』(昭和34年)vs クリスチアナ・ブランド『はなれわざ』(1955年) 勝者『黒い白鳥』 →あゆてつの中で、ワイが一番好きな長編、それが『黒い白鳥』。広大な範囲での事件。終わってみれば、まるで箱庭かの印象!

2022-12-04 02:10:43
お玉と毒でんぱ @ottama709

「東西ミステリーベスト100」(1985年度版)東西戦 ◎第37位 江戸川乱歩『孤島の鬼』(昭和4年)vs ロアルド・ダール『あなたに似た人』(1953年) 勝者『あなたに似た人』 →読むと一生忘れられない印象は「孤島」だけど、洒落た大人の読み物のある種の完成例としてのダール作品群を評価したわ

2022-12-04 02:11:58
お玉と毒でんぱ @ottama709

「東西ミステリーベスト100」(1985年度版)東西戦 ◎第36位 笠井潔『サマー・アポカリプス』(昭和56年)vs エドガー・アラン・ポー「モルグ街の殺人」(1841年) 勝者『サマー・アポカリプス』 →……すごい間違いだわね。なぜ、気づかなかったのかが、モルグ街以上のミステリー pic.twitter.com/7NOhl61nqw

2022-12-04 02:12:28
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お玉と毒でんぱ @ottama709

「東西ミステリーベスト100」(1985年度版)東西戦 ◎第35位 仁木悦子『猫は知っていた』(昭和32年)vs カーター・ディクスン『ユダの窓』(1938年) 勝者『猫は知っていた』 →本編での感想まだだけど、今現在のMYカー評価での一番は『ユダの窓』なのよね。けれど、「猫」が強過ぎるんだわ。

2022-12-04 02:13:15
お玉と毒でんぱ @ottama709

「東西ミステリーベスト100」(1985年度版)東西戦 ◎第34位 生島治郎『追いつめる』(昭和42年)vs アガサ・クリスティー『オリエント急行の殺人』(1934年) 勝者『追いつめる』 →『追いつめる』は「日本社会を舞台としたハードボイルド」ジャンルの一番最初の理想的な完成形だと思っているよ。

2022-12-04 02:13:36
お玉と毒でんぱ @ottama709

「東西ミステリーベスト100」(1985年度版)東西戦 ◎第33位 都筑道夫「なめくじ長屋捕物さわぎ」(昭和43年〜)vs ジョン・ル・カレ『寒い国から帰ってきたスパイ』(1963年) 「なめくじ長屋捕物さわぎ」全短編は未読のため勝負不成立 →「血みどろ」から「あやかし」までならば都筑の勝ち

2022-12-04 02:14:18
お玉と毒でんぱ @ottama709

それ以降の「なめくじ長屋」を含めて考えるのなら、ル・カレのほうに軍配が上がるといった感じかな? 『ときめき砂絵』以降の未読短編集がド傑作という可能性が、微レベルであるかもなんだけど……

2022-12-04 02:14:18
お玉と毒でんぱ @ottama709

「東西ミステリーベスト100」(1985年度版)東西戦 ◎第32位 高木彬光『人形はなぜ殺される』(昭和30年)vs ロバート・ラドラム『暗殺者』(1980年) 『暗殺者』未読のため勝負未成立 →『暗殺者』もあらすじがハチャメチャで面白そうだけど、オレの中での「人形」評価は高すぎるぜ。殺せるかな?

2022-12-04 02:14:44
お玉と毒でんぱ @ottama709

「東西ミステリーベスト100」(1985年度版)東西戦 ◎第31位 大藪春彦『野獣死すべし』(昭和33年)vs エラリイ・クイーン『エジプト十字架の謎』(1932年) 勝者『エジプト十字架の謎』 →エジプト十字架のあの手がかりは素晴らしいけど、チェッカーの駒と変なパイプも負けず劣らず凄えんだゾ!

2022-12-04 02:15:17
お玉と毒でんぱ @ottama709

エジプト十字架の見どころロジックをあの手がかりだけで論じている人を見るとモヤモヤするんよね。 「野獣」の俺様TUEEEEは、今の目で見てみると、やりすぎのように思えちゃうよね。あとお話自体が短かすぎるんだわだわ。

2022-12-04 02:15:17
お玉と毒でんぱ @ottama709

「東西ミステリーベスト100」(1985年度版)東西戦 ◎第30位 北方謙三『逃れの街』(昭和57年)vs ペール・ヴァールー&マイ・シューヴァル『笑う警官』(1968年) 勝者『笑う警官』 →『笑う警官』は、「東西ミステリーベスト100」2012年度版でも、第30位(トリビア)

2022-12-04 02:15:40
お玉と毒でんぱ @ottama709

「東西ミステリーベスト100」(1985年度版)東西戦 ◎第29位 生島治郎『黄土の奔流』(昭和40年)vs ダシール・ハメット『血の収穫』(1929年) 勝者『血の収穫』 →東西ハードボイルド決戦! 否、血戦! 人間の原罪までにも肉薄するハメットが勝利。後の作家への影響も含め『血の収穫』、大好き!

2022-12-04 02:16:16
お玉と毒でんぱ @ottama709

「東西ミステリーベスト100」(1985年度版)東西戦 ◎第28位 高木彬光『白昼の死角』(昭和34年)vs ロバート・B・パーカー『初秋』(1981年) 勝者『白昼の死角』 →少年との心の交流より、欲望に取り憑かれた人々が見せる魑魅魍魎のほうが心惹かれる。オレも手形の裏書には日々気をつけてるよ

2022-12-04 02:16:55
お玉と毒でんぱ @ottama709

「東西ミステリーベスト100」(1985年度版)東西戦 ◎第27位 清水辰夫『飢えて狼』(昭和56年)vs エラリイ・クイーン『Xの悲劇』(1932年) 勝者『Xの悲劇』 →貴方は「X」のどこが好き? 私は、裁判のシーンかしら。

2022-12-04 02:17:37
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