つーか、これからっしょ!~地震学は「期待を裏切った」のか~

東日本大震災という大きな出来事に直面した日本地震学会が、2011年秋季大会に合わせて開いた特別シンポジウム「地震学の今を問う ―東北地方太平洋沖地震の発生を受けて―」を受けて、研究者の方々を中心に展開された「地震学と社会とのかかわり」についての議論。 タイトルは最近の地震学が置かれた境遇を、一部の女性声優さんのそれになぞらえたものですが、皮肉はありません。 地震学も、社会のほうも、まだ終わったわけではありません。 だから、「つーか、これからっしょ!」
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T.INOKUCHI / 井口 隆 @nied_inok

と、思いつつも今までの惰性で災害調査の報告書や依頼された原稿を書いている。二兎を追うものはと言われるように、両方とも中途半端に進めてきたので、果たせてきた役割も中途半端。もう一度最初からやり直せるならもう少し役に立つ成果は出せるだろうが、それを若い人に伝えても理解して貰えないのだ

2011-10-15 20:34:38
Haya @shining_falcon

最後の大木さんの涙に考えさせられた。若手の自分らが歳とったときに西日本大震災が起きたとして、それまでに自分達はベストをつくせているのだろうか。これは地震学に限られた話じゃない。

2011-10-15 17:34:05
Haya @shining_falcon

今思ったんだけど、昨日のおでん屋でのアツい議論の延長みたいに、学生だけで地震学のこれからについて真剣な議論する場があったら白熱して面白いかも。

2011-10-15 19:21:59
あそぺ @asope_jp

学問についてそれなりに理解してる、そして社会的責任もまだ少ない、そんな学生たちが自由な意見をいっていくことは大事だと思う。未熟な分、淘汰されることも多いだろうが。

2011-10-15 21:21:48

地震学者よ、表へ出ろい(ェ

Hiroyuki Goto @eqxhiro

今日のシンポジウムには参加せず,昨日帰ってきました.地震学会が社会との関わり合いや耐震設計について議論することが奇妙に思えてならなかったからです.

2011-10-15 22:30:55
Hiroyuki Goto @eqxhiro

地震学は現象論的に考えうる事象を正確に調べる学問です.ところが防災の現場,設計の現場は現象論だけではいけません.コストを主とした拘束条件が掛かります.ここの取り扱いが地震対策のほとんどを占めているのです.

2011-10-15 22:37:05
あそぺ @asope_jp

@eqxhiro 今回のシンポジウムでは地震学と地震科学という言葉で区別されていました。きっと地震学会は地震学だけでなく関連他分野も含めた地震科学を対象としている、と考えている人が多いのでしょう。

2011-10-15 22:42:13
Hiroyuki Goto @eqxhiro

拘束条件の取り扱いを,「工学的判断」という単純な言葉で片付けてしまう浅はかな技術者がいるのも事実ですが,地震工学では必死に取り扱い方の議論を重ねているのです.その事実も汲み取らず,地震学が社会をコントロールできると考えているような議論は疑問です.

2011-10-15 22:44:12
Hiroyuki Goto @eqxhiro

地震工学はもちろん地震学の方々の研究や発表を歓迎しています.M10を考えるべきであるというのでしたら,地震工学の土俵でぜひ議論しましょう.

2011-10-15 22:49:27
あそぺ @asope_jp

今年の地震工学会は11/10~12ですね。 http://t.co/BYo3hxue RT @eqxhiro: 地震工学はもちろん地震学の方々の研究や発表を歓迎しています.M10を考えるべきであるというのでしたら,地震工学の土俵でぜひ議論しましょう.

2011-10-15 22:52:12
Hiroyuki Goto @eqxhiro

@asope_jp そうでしたか.地震科学をするのであれば,地震学会で発表しなくとも他の適切な学会があると思いますけど…

2011-10-15 23:00:30
あそぺ @asope_jp

@eqxhiro そうですね。それぞれの細かいテーマ毎に適切な学会があって、そこでは的を絞った議論が出来ると思います。でも細分化するだけでなく、相互意見交換の場も必要で、今日もそういったことの必要性を訴える方が多かったです。一方で地震学会は色々と背負い込みという意見もありました。

2011-10-15 23:04:54
Hiroyuki Goto @eqxhiro

@asope_jp 学会活動は妨げられるものではありませんからね.その通り地震学会でも続けることは大事だと思いますが,他の場でも議論することも大事かと.例えば土木学会とかにまで出てきて発表される方がいてもいいと思います.

2011-10-15 23:36:19
あそぺ @asope_jp

@eqxhiro なるほど、ご意見ありがとうございます!他の学会でも活発な議論をされることが大事で、そのために地震学会の会員が他の学会にも参加すること、それは非常に大事ですね。土木学会にも多くの地震学者が参加されるべきですね。

2011-10-15 23:41:30
小林励司 KOBAYASHI Reiji @reijikan

ちょっと横入りしますけれども、現実問題として、複数の学会に入ると、いろんな意味で負担が大きくなり(年会費や学会発表、場合によっては委員会に入る可能性がある)、私自身は二の足を踏んでいる、というのが現状です。 @asope_jp @eqxhiro

2011-10-16 00:02:50
Hiroyuki Goto @eqxhiro

@reijikan @asope_jp 現実問題として確かに無視できない問題ですね…

2011-10-16 00:14:04
あそぺ @asope_jp

僕が思うに、理学は社会との結びつきが弱かったからこそ色々と模索している段階で、工学はずっと結びつきがあったから特に模索はしない。のかも知れない。

2011-10-15 22:59:31
小林励司 KOBAYASHI Reiji @reijikan

地震学会シンポジウムに行かなかった人は、防災=工学のイメージになっているようだけれど、シンポでは、将来の地震を想定する、その地震の強震動や津波を予測する、というところでの防災とのかかわりの話だったと思う。防災は理学、工学、社会学(、法学、心理学、政治学)との連携だろう。

2011-10-15 23:28:05
Hiroyuki Goto @eqxhiro

@reijikan あくまで個人的な見解ですが,強震動予測はそもそも工学にあたると考えています.予測にあたっての資料として地震学的知見が利用されるとは思いますが,やはり拘束条件が重要ではないでしょうか.

2011-10-15 23:44:24
小林励司 KOBAYASHI Reiji @reijikan

@eqxhiro 強震動予測は理学も工学も、という印象です(もしかすると歴史的経緯は工学かもしれませんけれども)。拘束条件、というのが良く分かりませんでした。

2011-10-15 23:53:36
Hiroyuki Goto @eqxhiro

@reijikan 分かりづらくて申し訳ありません…強震動予測の中でも定性的に議論できる部分は良いと思うのですが,予測値が提示される時には,アウトプットのレベルなど決めなければいけない部分があると思います.これは本来予測の対象が何かに依存するはずで,拘束条件と表現しました.

2011-10-16 00:10:06
小林励司 KOBAYASHI Reiji @reijikan

@eqxhiro 拘束条件の意味、分かりました。ありがとうございます。

2011-10-16 00:21:13
Shunsuke Takemura(武村俊介)🌏 @takeshun1984

強震動予測のキーとして震源や構造にフォーカスをあてると理学的意味合いが多少増しますよね RT @eqxhiro: @reijikan あくまで個人的な見解ですが,強震動予測はそもそも工学にあたると考えています.予測にあたっての資料として地震学的知見が利用されるとは思います...

2011-10-15 23:48:41
Hiroyuki Goto @eqxhiro

@takeshun1984 いやいや,プロセスではなく,結果として「検証できない量」を提示してしまう時は,無意識であっても拘束条件下の解になっています.量を提示する時には細心の注意が必要だと思います.

2011-10-15 23:56:30
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