オレンジホビー 1/350 USSハーパーズフェリー 製作記

巨大なレジンの塊のキットをどう料理したのか、奮闘の記録です。完成品を見ることも少ない難物ですが、完成後の姿は良いんだよなぁ。 どうぞお楽しみ下さい。
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鳶色2号@1/350 高雄 @Tobiiro2

急遽フレームに縦棒を追加し、横倒し可能に。 これでこの大げさなフレームになった理由である、反りを矯正しつつのドック内作業が楽に出来るようになりました。 手始めに艦尾の壁を開口した際に削除した、門扉に繋がる鎖の繰り出し口を取り付けました。 pic.twitter.com/8zLmbAI6tw

2021-12-17 18:29:12
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ドック内作業 右舷の足元にある器具が派手な警戒色のようなので、完成後に見えるか不明ですがとりあえず塗装。 ドック全長に渡るキャットウォークの床色も、同様に念のため塗り分けてから取り付け。 取り付け用に側壁に付けられた位置出しガイドは、抜けの悪さと収縮で凸凹&湾曲しています😭 pic.twitter.com/vwEjnMuRnt

2021-12-18 17:07:51
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錨鎖甲板 鎖のモールドを落とし金属パーツに置換え。 鎖落とし込み部分の掘り込み。 外側キャプスタンの取り付け。 各部塗装。 判り難いですが、キャプスタンの錨鎖が巻き付く部分は掘り込んで収まりを良くしていて、天面は同心円の3色塗り分けになっています。 pic.twitter.com/tmKca3Ya3C

2021-12-19 17:09:12
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難題 1 救命筏(ライフラフト)の左右がずれてました。 このショックは「鵜来」の爆雷以来です。 要修正個数 40個😭 難題 2 φ0.8の穴を開けよ。 厚さ1.1mmのレジン製部品にです😱 pic.twitter.com/0WdoBQREz9

2021-12-20 20:03:51
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ラフトの修正と塗装 実艦写真を見ると色違いがチラホラ混ざっていたので、3色で塗り分けました。 同じく写真からラッタルの踏み面は船体色ではなかったので、床色に変更しました。 窓の塗装 角窓はエナメルツヤありの黒、丸窓は黒と水色の2パターン。 はみ出しをエナメルシンナーで拭き取りました。 pic.twitter.com/p2ftBNU8KB

2021-12-21 20:32:16
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左舷前部の組立 ハッチ、ラッタル、踊り場、ラフト、キャビネット、手摺、ラダー、アンテナ/架台、キャプスタンの後の丸ハンドルと防護板?などを取り付けました。 PEパーツはなかなか癖があり、結構時間を取られます。 pic.twitter.com/yNv71KyvkK

2021-12-22 18:43:12
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前甲板 それ自体の仕上げに時間の掛かる大物装備品と、この先壊しそうな部品以外を取り付け終わりました。 ここまで不出来な部品の修正や、加工や取り付けの難し さをどう解決するか等、形が出来ていく楽しい作業以外の作業が多かったという感想です。 完成写真がネットに少ないのはそのせいかも😓 pic.twitter.com/0nhbBB7XjC

2021-12-23 18:44:04
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中央部の構造物/装備品の取り付け 部品にヒケやバリが多く、バリ取り・面出し・ディテールアップなどをしているとなかなか進みませんが、避けて通れないので仕方なくやっています。 ここも手を引っ掛けるような部品は後回しです。 進まねぇ~😅 pic.twitter.com/vjORZFUhUU

2021-12-28 16:33:50
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手摺の取付 取付部分にわざわざ小さな段差を付けてくれていますが、それが各所で成型時に潰れ、逆に取付の邪魔に😓 PE手摺の長さも問題が多く、何度も仮合わせをして最適位置を探り、ダメな所は切り離して長さ調整しています。 張り出し部の床裏構造は全無視なので、支えを追加しました。 進まねぇ~ pic.twitter.com/y2QhWqj3AL

2021-12-30 16:44:45
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上構に付く装備品 船体色+4色の塗り分けになる予定。 作業内容を把握して工程を練るべく、部品番号、塗装色、塗り重ね順等をまとめた一覧を作成。 レジン部品はことごとく左右がずれ、サポートも無雑作で殺意を抱かせるレベル。 なので一覧は、加工済み部品の散逸を防ぐ意味もあります。↓ pic.twitter.com/EemjtyCBhJ

2022-01-04 18:15:05
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煙突 とにかく型ずれによる段差の修正が大変。 配管上部の板が何か写真で調べたら、実際は空間だったので配管全てを削ってφ0.5の真鍮線に置き換え。 架台もPEパーツを見繕って追加しています。 矢印の極小レジンパーツですらがっつり段差が付いています😓 pic.twitter.com/KzEHZfSr4K

2022-01-05 18:19:51
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クレーン アームの内側は主にデザインカッターによるかんな掛けで、部品の外部は面をしっかり出したいので、400番の耐水ペーパーをアクリル板に貼ったもので、それぞれ段差を消しました。 回転軸はどこがパーツとサポートの境界か、寸法なども確認しつつ確定しています。 pic.twitter.com/V4ZC4CoU6V

2022-01-06 18:38:38
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上構後面 水密扉、通路、手摺、ラッタル等主にPEパーツを取付けました。 ここに限らず組立説明書の1ページあるいは1コマには、多くの部品の取付けが指示されている為、先に取付け順を良く考えておかないと、ピンセットを持つ手の置き場が無くなったり、接着済みの部品を壊す恐れが出てきます。 pic.twitter.com/C8z9Raw9x8

2022-01-07 18:30:31
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塗装 調色した船体色の減りが予想以上。 大きな船体で大量に消費。 感覚的に表面積が重巡の倍😅 で、そんな時の私の対処方法。 ・ 再度適当に調色する(元の色に似せるだけで十分) ・ 作った色で下塗りする ・ 最初の色で仕上げ塗り これで元の色を相当節約できます。 実行は元色が残っている内に😄 pic.twitter.com/koxaNyAnkY

2022-01-08 18:29:12
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RAM発射機フラット 手摺は1枚の長いPEを曲げて甲板周囲の段差(青矢印)に取付ける指示。 で収縮のせいか設計のせいか、当然合うはずも無く(赤矢印)、結局白線の位置で5パーツに分割し、長い部分をカットしながら組みました。 デカールを貼ったり段差の成型不良の修正もしたりで時間が掛かります😑 pic.twitter.com/354rGmfVuq

2022-01-09 16:57:15
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上構の組立 - 続き 小さな部品も10個以上付けるとなると、私にとっては一日仕事です。 とはいえ徐々に密度も上がって行き、雰囲気が出てきました。 やはり形になっていく工程は楽しいです。(進まないけど😅) pic.twitter.com/UUysIkRqcE

2022-01-10 16:31:10
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後部CIWSの基台 側面の柱型はいびつだったので、削り落としてプラ棒に交換。 後部の二種類の太さの長い柱はPE製でぺなぺなだったので、それぞれ内側に0.5と0.3mm厚の帯を接着。 手摺のPEは相変わらず合わないので、切り刻んでいます。 pic.twitter.com/IwWhJiSqWA

2022-01-11 18:26:36
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組立説明書の頁数では、上部構造物に関する作業が全体の1/3以上あり、ここがこのキットのキモかつ山場のようです。(別に二山残ってます😓) 写真を観察するする度に形状違いや省略箇所を発見しますが、進展が感じられないとヤル気が削がれるので、つい日々の見た目の変化を優先してしまいます😅 pic.twitter.com/lrZB2AxGNw

2022-01-12 18:27:44
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マスト下段 PE製の骨組みの中にはまるレジン製の床が、収縮のせいか寸法が不足。 四方の足に0.3mmの板を貼り付け、固着後周囲の余白を切り飛ばして足と同じ太さにし、骨組み内にちょうど収まるようにヤスって取付けました。 上段を積む為の水平は、アクリル板を乗せて四隅の高さを測る方法で確保。 pic.twitter.com/Lqeh9x6Vzd

2022-01-13 18:35:26
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マスト中段 ここまで進めて次のSPS-49レーダーで手が止まる。 レジン製の架台上に、ただ丸めたPEを乗せる指示。 背面の骨組みがない為、架台後部の跳ね上げが意味を成さず、レーダー面も実物は三次曲面です。 目立つ所だし、旧作の経験からこれぐらいの解像度を期待していたので、少し手を加えます。 pic.twitter.com/FU9T4IymaT

2022-01-14 18:30:05
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SPS-49レーダー PEをゴム板に載せ、球体を押し付けて三次曲面加工。 架台後部の跳ね上げ部分は二股に。 背面の骨組みは本来もっと複雑ですが、不揃いになると手間が逆効果になるので、雰囲気を出す程度に留めています。 横の円弧がφ0.2 ピアノ線、縦中央がφ0.2 その他の縦がφ0.1の真鍮線です。 pic.twitter.com/z9Y9UWjNPG

2022-01-15 16:56:35
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マスト上段 レジンパーツの収縮は、マストの床部品が最悪かも。 複雑に曲げる手摺は分割して取り付け、その際に各部を短縮しました。 支柱のPEは曲げ角度や取付位置が不明瞭なので、まず前足を固定して基準とし、後左右は1本ずつ水平を確認しながら固定しています。 げっ、ここにもレーダーがある😱 pic.twitter.com/wgAHu13rwN

2022-01-16 15:51:21
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という訳でSPS-67 PEの2パーツ構成。 こちらは二次曲面。 -49よりだいぶ小さいので、ジャンクPEパーツなどを使いながら、背面の骨組みをこちょこちょとでっち上げましたが、湾曲した板一枚よりはだいぶマシかと🙂 pic.twitter.com/nQZ0jau3Ia

2022-01-16 15:51:23
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また通常の地味な制作記に戻ります🙂 飛行甲板のデカールひび割れ報告。 暫く放置したのは正解で、ひびは進行していました。 再塗装は最後の手段として、まずはひび割れ部の塗料とその下のデカール除去を試してみます。 汚れの表現部なのが救いです。 pic.twitter.com/6MT8P5V7sY

2022-01-19 18:50:42
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