宇宙海賊コブラのマネージャーこと古瀬学(@kossQ)が2022年に(主に)劇場で鑑賞した映画 約120本

manabu 'koss' kose @kossQ

『偶然と想像』／ル・シネマ 新年一発目はこれ。しみじみ面白かったなー。良かったというよりストレートに面白かった。頭の良い人が作った笑いだ。キリッとした1、クスッとさせる2、ほんわか厚い3。

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『マークスマン』／TOHO川崎 このくらいでいいんだよ！を追究したニーソン映画。とはいえ嫌な展開や印象的な画がしっかり爪痕を残す。リーアム・ニーソンのこの路線って96時間からだっけ？一時は性格派俳優みたいな扱いだったよね？

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『レイジング・ファイア』／TOHO川崎 カンフーの型の応酬は苦手なのだがこれは熱かった。アイデア・動きの熱量の大きいアクションと大量のエピソード。掛け算するとすごいボリューム。満腹です。エンディングテーマがエイジアっぽい。

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『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』／TOHOシャンテ 映画としては淡々というより平坦でその割に説明をすっ飛ばして分かりにくいところもあるのだが、テーマ的に最後まで魅せる面白さはある。アン・ハサウェイは容姿も演技も華やかすぎてこれにはハマらないね。

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『スティルウォーター』／シネクイント 60%くらいのテンションで話が進む。なので面白くなくはないのだけど爆発もせず。シリアスなトーンなのに決断や感情の動きがカリカチュアな描き方になっていてちぐはぐ感もある。

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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』／TOHO新宿IMAX なるほど面白い。ファンへの媚びとも言える展開ではあるけど隣接するMCUとの接点が意外に小さいせいか僕としては許容範囲。予告からも概ね想像できる範囲だったしね。泣けるとは思っていなかった。

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『さがす』／テアトル新宿 連続しているとは言え次々にモチーフが投入されるのでただ転がっていくのを見ている感じ。伊藤蒼はうまいなあ。

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『コンフィディンスマンJP 英雄編』／TOHO渋谷 どうせ回答パートで全部ひっくり返るのだから入り込めないのは良いとして、いつにもましてグダグダなストーリーパート。が！やっぱり回答パートの「ああ！そういうこと！」な面白さは際立っていて次も観たい。あの二人の出し方も良かった。

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『ハウス・オブ・グッチ』／新ピカ 意外にも軽快なコメディいや悲喜劇か。この巨匠もこんなことやるんかと思っていたイタリア訛りの英語もコントっぽいこの作風にはなるほどアリだ。それでいてどこをとっても画がキマっているのだよ。

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『ノイズ』／新ピカ 映画としては平坦ではあるが、現実にありそうなお話がひやひやする不穏さで引っ張ってくれる。しかしうまく畳めなかったなという印象。なるほどその辺は原作と大きく変えたのか…。

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『前科者』／HUMAX渋谷 冗長かつリアリティラインをどの辺に置いているかが分からない描写。役者陣の熱演が見事に空回り。

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『大怪獣のあとしまつ』／バルト9 オリジナル企画の怪獣もの〜！気概を見せるね〜！と臨んだがそういうことではないのだった。作風と映像的スケール感のミスマッチが楽しめない。コメディはいいけどコントにしなくても…という感情がそもそもミスマッチか。

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『地球外少年少女 前編』／新ピカ 一応劇場で観とこうかと。あくまで単話30分シリーズなので障害と解決が3サイクルがある仕立てで、ややダレる。現在のネット文化のノリを反映させるのもこそばゆい。が、3回やってキャラが立ってきて続きが気になるくらいには楽しめた。

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『ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ』／新ピカ 主役と画の空気感はむちゃくちゃ良いのだけど、イベントごとだけを並べているから人の動きが支離滅裂で間の取り方がおかしい。端的に言って巧くない映画。一番面白かったのはタイトル。

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『鹿の王 ユナと約束の旅』／新ピカ うーん、よく分からなかった。ファンタジー世界の説明が必要な分、物語が舌足らずになる理屈は分かるがそれをヨシとしてしまってはね。知らない世界をどっしりした絵で描き出す、序盤のワクワク感はある。

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『ちょっと思い出しただけ』／ヒュートラ渋谷 この歳になるともう何周かしてしまっているわけで、さすがに身悶えるまではいかないが「あるよね〜」な楽しさ。詰め合わせすぎな気がしなくもない。

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『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』／グラシネ よく分かっていないなりにこれは好きなやつ。雑誌なんだけど詩のような。この作風にして観ていられるのがウェス節よ。フランスの血を引くシャラメだけが少し浮いてるのがなんかおかしい。

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『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体』／シネクイント 面白そうな話が小気味よく展開するが小気味よすぎてついて行けなかったり。恋愛が気軽に盛られてる気がしてちょっとな。イアン・フレミングは本当に関わっていたとのこと。

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『愛なのに』／シネクイント ほんわかクスクス面白かった。でも「愛」への眼差しは強いね。いわゆる濡れ場の臨場感含めて撮影がすごくよかった。中島歩のあの雰囲気を逆に生かした巧さと、冴えない(けどアレは上手い)おっさんをちゃんとやれる瀬戸康史に拍手！

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『シラノ』／TOHO新宿 薄味だったなあ。P.ディンクレイジは使い方が難しいのではないかな。

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『ポゼッサー』／ヒュートラ渋谷 よく作り込まれていたし、隙なく自分の世界を構築したなとは思う。目新しさはなく、珍しく眠くなってしまった。

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『THE BATMAN-ザ・バットマン-』／バルト9 新たな形を作ろうとしているだろうこと以外にはあまり感じ取れなかった。眠いときに3時間の映画を観てはいかんね。

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『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』／新ピカ 初期設定的なエピソードに終始する中盤まではもたつくのだが、終盤の畳み掛けるようにいろいろ決まっていく様はほんとに楽しい。

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『SING/シング: ネクストステージ(吹替)』／チネチッタ LIVE ZOUND すばらしい人間讃歌！動物だけどさ！「自分で決める」「役割を果たす」そういうことだね。ショウを一通りやってくれるのも嬉しい。吹き替え陣はそれぞれの良さ・面白さが出てて豪華なバラエティ。原語ではボノ本人がやってんのか！

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『アンビュランス』／バルト9 ばら撒いたネタも振り向いたら終わりと言わんばかりに全力疾走なやはりネタ映画。ドローンを多用した刺激的なカメラワークが面白いが刺激とは慣れるもの。ということでその辺はちょっと飽きましたね。