tabahana氏による「カオスラウンジ騒動」の個人的な総括
東浩紀氏発言
というか、もうカオスラウンジ応援すんの止めた。内覧会に呼んでおいて主要作家が作品落としてて無駄足踏ませ、そのあと説明もなにもなしでなんとなくツイッター復活って話にならん。
2011-08-16 18:19:36自らの作品を、よりにもよって震災の写真と共に切り刻まれ使用された絵師の方々にはそのような覚悟は存在していないことは言うまでもありません。
2011-10-21 22:42:00現時点で何が一番問題となっているののかというと、全てを覚悟の上で表現活動を行っているはずの彼らが、インターネット上から姿を消して、議論や釈明する機会を自ら放棄してしまっていることです。
2011-10-21 22:43:428月31日、カオスラウンジ公式HPに、「著作権等に関するご意見について」というページが追加されました。http://t.co/s9D7TMYH
2011-10-21 22:44:17「本件に関しまして、梅沢和木(梅ラボ)の作品、藤城嘘の一部作品について、著作権等に関するご意見を多数いただきました。」という、恐らく黒瀬洋平氏が書いた文章が表記されています。
2011-10-21 22:44:57まるで自らの作品には問題がないかのような、彼の姑息さを窺い知ることができますが(問題となった黒瀬氏の作品の解析が終了したのは8月8日)、メールフォームを設置したこと自体は評価できます。
2011-10-21 22:46:08権利者以外の問い合わせには答えられないというのも、ネット上での騒動が過熱している時期は仕方のないことかもしれません。(だからこそインターネット上で、権利者以外にアピールする必要があるのですが)
2011-10-21 22:46:48もちろん、個人同士でメールをやりとりするという外部に見えないやり方はあまり褒められたことではないのですが、彼らが著作権問題について向き合う態度を見せたことは大きく評価していいことだと思います。
2011-10-21 22:47:08こちらのtogetterまとめをご覧下さい。カオスラウンジ公式HPにあるメールフォームに通報した方(@gza20090909、以下、gza様と表記します)が、『一ヶ月以上返信がない』ことを証言されております。http://t.co/DNmIVqBP
2011-10-21 22:48:35もちろんネット上の匿名の方の発言です。メールを送ったかどうかを信用していい情報なのか、このやりとりだけで判断するというのは早計というものです。(もっとも、私自身はそのまま鵜呑みにしてしまった口で、とある方の助言で初めて気づいたのですが)
2011-10-21 22:49:35ただし梅沢氏に作品を使用されたのは、私のまとめで扱った『@FORESTLIMIT』ではなく、以前『美術手帖』という雑誌に掲載された梅沢氏の作品においてでした。
2011-10-21 22:53:32gza様本人の承認のもと、カオスラウンジメールフォームに送信されたメールのSSを公開致します。http://t.co/uritF4Ek
2011-10-21 22:54:26gza氏が無断使用された梅沢氏の作品は、今年2011年に発売された『美術手帖6月号(美術出版社)』に掲載されております。また、メールSS末尾に添付されている画像が該当作品となります。
2011-10-21 22:56:41(この作品自体、多くの商標ロゴやイラスト作品、今月5日に亡くなられたジョブズ氏や孝明天皇など、多くの問題のあるものをコラージュしている作品なのですが、詳しい解説は省かせて頂きます)
2011-10-21 22:57:17しかし9月2日に送信したものに対する返信は無く、gza様はその後にも2通のメールを送信。つまり合計三通、カオスラウンジメールフォームに送信したそうです。
2011-10-21 22:59:28また、送信した内容については『すべて事実確認だけであり、責任問題は取り扱っていない』。つまり、返信するのに恐ろしく時間のかかる内容では無いということになります。
2011-10-21 23:00:31