DO-IT Japan 2011 秋季プログラム特別企画 「障害のある子どもの高校入試を考える」 シンポジウム
- fujipon1973
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@[森本]別の例として、県立の普通高校に40名の特別枠を設けて、発達障害を中心とした生徒のクラスを設置しているが、任天堂DSを使った支援を実施している。
2011-10-22 15:46:33@[神山]自分自身、読み書き障害を持っている。自分の高校入試の経験で、日本のシステムはホワイトカラーになる人を目指していて、そこからドロップアウトした人などがブルーカラーにつくようなシステムだと感じた。
2011-10-22 15:48:41@[神山]そのような劣等感を感じるシステムは嫌だなと。自分の当時は、高校に行かない道も結構あったが、今はそうではない。だからこそ今、高校入試を考える時期なのではないかと。
2011-10-22 15:50:25@[神山]自分たちの時代には、合理的配慮が認められなかった。当事者という側面と、教員としての側面で、話に加わりたいと思う。
2011-10-22 15:51:43@[品川]進学校では合理的配慮に消極的。理解力の高い子の中に読み書きや対人関係に問題がある子がいるという認識が無いケースが結構ある。
2011-10-22 15:56:21@[品川]結構「言えば動く」ケースもある。だが、公立校では個別配慮をしても公開しない場合が多い。何故なら、そのような生徒が多く集まると対応できないから。
2011-10-22 15:58:03@[品川]中学の進路指導で、成績が悪い場合、内申点で行ける高校への指導をする。しかし入った後に適応できずに辞めるケースは多い。
2011-10-22 16:00:13@[品川]入試では別室受験などの配慮をしてくれたので、入学後も安心かというとそうではなく、入学後は健常者と同じ条件だったりすることも多い。
2011-10-22 16:01:14@[会場質問]自分はアスペルガーだが、入れる高校に入って苦労した。学力は良かったので県内でも有数な進学校に進んだが、大変だった。教育の複線化などでケアは可能なのではないか?
2011-10-22 16:05:39@[樋口]高校では、指導要領や内容を見直せる仕組みがある。また、義務教育と違い、様々な学科設定が可能。鳴り物入りで始まった総合学科も、普通科に集中してしまう現象がある。
2011-10-22 16:08:11@[上野]現在90%を超える進学率に対し、高校が義務教育化していることが、「行ける高校に行く」状態を作り出している。大学は経済的な問題もあり、人を集めることに必死。「人を育てる」教育が必要。
2011-10-22 16:11:25@[品川]中学の進路指導上、先生や親・塾の先生が決めるケースも多く、生徒本人に選択権が無い場合も多い。海外に行けるのは裕福な家庭のため、経済的な問題も含んでいく。
2011-10-22 16:13:21遅くなったが、土曜のシンポの感想。今回初めてこの方面のイベントに参加したが、今後、障害者(中でも学習障害LD)の入試・学習環境が、大幅に変わる可能性があるということ。背景には、「合理的配慮」のための法整備(障害者基本法・差別禁止法案など)や環境整備(ICT利活用など)が。(続
2011-10-24 00:12:32承前)合理的配慮のためには、個々のケースやニーズに寄り添う必要があり、その補助にICTの利活用が望まれる。つまり、個々に応じたカスタマイズやカフェテリア形式の選択肢が与えられることが、従来の画一的教育で見つけられなかった潜在的な学習能力を引き出せる可能性を秘めている。(続
2011-10-24 00:18:08承前)また、これらの仕組みの発達により、特定の学習障害以外の障害者やニート・不登校児、更には一般の健常者にとっても、学習方法の更なる選択肢が与えられる可能性もあり、そこには大きなニーズ・シーズが存在するのかもしれない。引き続き、情報収集・調査をしていきたい。
2011-10-24 00:23:05