長井社会学復習ツイート

「社会学とは何だろう」という問いに対してMonoMonoメンバーの長井が連続ツイートをしたので、まとめてみました。
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@monomono_nagai

最近よく「社会学は何をしているのか」と訊かれるのと、ちょうど今まとまったインプットのために社会学の入門・概説書を読み漁っているのでその復習を兼ねて、青二才ながら【社会学復習ツイート】を開始しようと思います。

2011-10-25 18:14:47
@monomono_nagai

【社会学復習ツイート】「タルド/デュルケム論争」タルドとデュルケムは、社会学の方法論、分業の道徳性、社会は実在するのか否か、犯罪とは何か、などについて論争を繰り返し、社会学のキャラクタライズに貢献した。論争はタルドの死によって終わった。

2011-10-25 18:26:27
@monomono_nagai

【社会学復習ツイート】デュルケムは社会を有機的な実体と見做し(社会実在論)、全体としての社会が個人の行動に影響を与えているとして、無意識のうちに人々をしばっている慣習や思考様式(社会的事実)を探究するのが社会学だとした。(方法論的集団主義)

2011-10-25 18:30:56
@monomono_nagai

【社会学復習ツイート】タルドは社会を個人の集合と見做し(社会唯名論)、個人の意思決定の集積が社会であると考え、社会学は個人を基準に社会を考える(心理学的社会学)べきだとした。(方法論的個人主義)

2011-10-25 18:34:13
@monomono_nagai

【社会学復習ツイート】デュルケムは統計から、ある時期に生じる自殺の数が一定であることに気付き、社会が大きく変化して秩序がゆらぐ時、解放された欲求を満足させる手段がないため自殺が起こるとした(アノミー的自殺)。自殺は社会病理ではなく、社会に内包されている正常な現象である。(自殺論)

2011-10-25 18:41:24
@monomono_nagai

【社会学復習ツイート】集団を3種類に分類することができる。単に形式的に所属している集団(所属集団)、自分と同じ立場の人が集まっているとみなす集団(比較準拠集団)、いつか所属したいと思い、尊敬や学びの対象となっている集団(規範的準拠集団)。各集団をどうみなすかで、人の態度は変わる。

2011-10-25 18:45:22
@monomono_nagai

【社会学復習ツイート】人は主観的に内集団と外集団を想定している。内集団には一体感や愛着を持ち、外集団には違和感や対抗心を持つ。多くの場合、内集団への「愛」と外集団への「憎」は比例関係にある。架空の敵を想定したり敵対心を高めることで、仲間の結束を強めるのはよくみられる図式である。

2011-10-25 18:48:04
@monomono_nagai

【社会学復習ツイート】資本主義化により、所属する共同体がゲマインシャフトからゲゼルシャフトに移行している。「ゲマインシャフト」は本質意思で成り立つ自然発生的、有機的な共同体であり、「ゲゼルシャフト」は目的達成のための選択意思で成り立つ機械的な共同体である(テンニースによる定義)。

2011-10-25 18:51:37
@monomono_nagai

【社会学復習ツイート】イリイチは、サービスとして教育を受け、自律性を失うことを「学校化」と定義した。人々は学校で学ぶことが学びであると錯覚し、勉強が「学び」ではなく「教えられる」ものになっている。このように専門家に委ねて自主性を放棄している社会を「学校化社会」という。

2011-10-25 18:54:41
@monomono_nagai

【社会学復習ツイート】ウェーバーは、資本主義が英米で成功したことをプロテスタンティズムと関係付けた。ルター派の「職業召命説」(神が職業を与えた)と、カルヴィニズムの「予定説」(救済されるか否かは神がすでに決定している)が、禁欲して労働に従事する近代資本主義の源泉であるとする。

2011-10-25 18:59:06

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