編集部イチオシ

#ふぁぼされた数だけ自分の好きなCDアルバムを紹介する (作成者: @vespa_15)

2017/6/17~随時追加予定 現在63作品
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ベスパ15 @vespa_15

THE COLLECTORS『HERE TODAY』 かつてスピッツ草野マサムネが『虹色サーカス団』を「一曲ごとに映画一本観たくらいの充実感を味わえる」と評したが、このアルバムは作品全体で一本の映画のような構成であり、そういう意味では、佐野元春『COYOTE』と双璧をなす作品。 pic.twitter.com/9EuWIHw9uN

2017-06-17 09:01:52
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ベスパ15 @vespa_15

パラダイス・ガラージ『実験の夜、発見の朝』 豊田道倫が持つポップセンスをメジャーの潤沢な資金(1500万円超)で引き出した98年の最重要作。「I love you」の乱高下するメロディに「これ誰もカバー出来んやろ」と思っていたがスカート澤部渡が特典CDRで難なくカバーしていた pic.twitter.com/aadMDnCmJo

2017-06-17 09:30:32
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ベスパ15 @vespa_15

ニーネ『うつむきDXOK』 1曲目、ド頭の「自転車の鍵を外してどこまでもずっと走って行こうよ」は僕が持っている数多の音源の中で一番ステキなイントロであることは疑い様が無い。 ラストの小沢健二「恋しくて」のカバー、ここまで自分達のフィールドに引きずり込んで全く違和感が無いのも凄い。 pic.twitter.com/JjmLe57cDd

2017-06-17 18:57:33
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ベスパ15 @vespa_15

the chewinggum weekend『KILLING POP』 1998年という年は個人的に思い入れが強い。何故なら90年代半ばに煌びやかにデビューしたギターポップ・バンドが急激に捻じた方向に変化してゆくのを目の当たりにしたからだ。この作品はそんな中で生まれた怪物である。 pic.twitter.com/Iy8WFZRdCz

2017-06-17 19:09:23
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ベスパ15 @vespa_15

Stereo Fabrication of Youth『Are you independent?』 AIR、中村一義、Number Girl、V系等の90年代の数多くの作品を咀嚼しつつ、00年にしてハイトーンボーカル+鋭利なギターというこの先20年のロックサウンドを提示した金字塔 pic.twitter.com/rmavfu4tIc

2017-06-17 20:14:14
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高橋徹也『ベッドタウン』 楽曲からアートワークに至るまで、 どうにも居心地が悪く、 どこか捻じれていて、 踏み込むことが出来ない鬱屈した陰がありつつも、 どうしようもなく惹かれてしまう。 前作『夜に生きるもの』と共に、 20代半ばでこの世界観を構築した高橋徹也。 才能の塊。 pic.twitter.com/ioBcr1vRLt

2017-06-17 20:48:07
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ベスパ15 @vespa_15

『カードキャプターさくら ORIGINAL SOUNDTRACK4』 「CCさくら」ってサントラが凄く完成度が高くて、特にvol.4は「プラチナ」を先頭に、ラストにキャラソン史上屈指の名曲「ひとつだけ」を配置する隙の無い構成。劇伴も「星のちから」「恋心」は今聴いても鳥肌立つ。 pic.twitter.com/VGyUO5NJjd

2017-06-18 21:01:03
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NANANINE「Fake Book」 NANANINEは当初ひたすらポジティヴな少年性を備えたバンドだったが、活動を続けるうちに徐々に楽曲に暗い影が差すようになる。青年期を迎えたんだと思う。その影を振り払いたい一心なのかこの盤には演奏が荒々しくも力強い楽曲が数多く収録されている pic.twitter.com/Oxbg5aK17D

2017-06-18 21:42:39
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tobaccojuice『HEADPHONE GHOST』 みんな大好き木下理樹が大絶賛した表題曲「ヘッドフォンゴースト」、 ストリングスがひたすら美しいシングル「工場町」等、名曲佳曲の宝庫。こんな傑作がオリコン218位だって。どうかしてる。タバコジュースの再評価を強く望む。 pic.twitter.com/qiucPtWGs0

2017-06-20 21:38:42
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ベスパ15 @vespa_15

LOVE LOVE STRAW『why not?』 当時のどのロックバンドよりも意味の無い歌詞で 当時のどのロックバンドよりも韻を踏み倒して 当時のどのロックバンドよりも音がデカくて 当時のどのロックバンドよりもメロディが良くて 当時のどのロックバンドよりもcoolだったんだぜ pic.twitter.com/Kd093hf1QB

2017-06-20 22:12:10
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ベスパ15 @vespa_15

スカート『COMITIA 106』 後の名作『サイダーの庭』のプロトタイプ的なCD-R。公式アルバム未収録の「サン」がスカート全曲の中でTOP5に入る位好き。収録曲は後に編集盤『COMITIA 99-106』に全て収録されるが、このCD-Rのpayjamaによるジャケット画が最高 pic.twitter.com/HTRujMZM4U

2017-06-20 22:52:56
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Theピーズ『どこへも帰らない』 活動休止前のTheピーズの作品はそれれ感触がバラバラ。目まぐるしく変わるドラム、深みが増してゆく歌詞、最後にはアビさんすら居なくなる。そんな混迷の中、楽曲だけは冴えに冴えまくる。活動再開後のメンバー・シンイチロウが初めて参加した「底なし」収録。 pic.twitter.com/gmlAOadI0S

2017-06-23 21:51:54
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スネオヘアー『8』 Epic期のスネオヘアーといえば、楽曲や歌声は非凡なのにバックトラックが妙に画一的で、それが惜しいと常々思っていたが、スターチャイルドに移籍してから発表されたこの作品はバンドサウンドの音が異様に良く、彼の楽曲と密に繋がっていて聴いていてとても心地良い。 pic.twitter.com/xrTGclZZ3i

2017-06-24 08:24:36
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ベスパ15 @vespa_15

サニーデイ・サービス『サニーデイ・サービス』 サニーデイといえば『東京』だけど、私はこの作品を推す。曽我部の声の艶っぽさ全盛期。他作品と比べて3人の演奏が中心なので、丸山晴茂のドラムが一番全面に出ている。ドラムが晴茂だから出来た傑作。もうこれ、発売されて今年で20周年なんですね… pic.twitter.com/aNTsX2Qdq5

2017-06-24 19:16:28
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ベスパ15 @vespa_15

bloodthirsty butchers『yamane』 ブッチャーズの作品群の中で、ひときわ難解(特に歌詞)。kocorono、未完成の流れで発表されたこの作品は極一部の絶賛、その他大多数の戸惑いを以って迎えられた。吉村秀樹なりの『Loveless』ではないかと思っている。 pic.twitter.com/ITZXjyyE5Y

2017-06-24 19:33:03
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ベスパ15 @vespa_15

PLAGUES『OUR RUSTY WAGON』 プレイグスの2枚組の再録ベスト盤。普通、再録となると聴いてガッカリしてしまうことの方が多い(アレとかコレとか!本当にもう!!)んだけど、彼らは違った。とにかく早い!上手い!!暑苦しい!!!でもってカッコいい!!!! pic.twitter.com/C1kB8z7y83

2017-06-24 19:53:45
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ベスパ15 @vespa_15

SICK OF RECORDER『人間困宙記』 Twitter始めてから色々な音源を教わったけど、その中で非常に思い入れの深いバンド。ひっそりと邦ロックの5年先、10年先の音を鳴らしたオーパーツ。amazonで徐々にプレミア化しつつあるが、ミディレコードクラブで今でも入手可能。 pic.twitter.com/Df1WD5d0UC

2017-06-24 20:10:35
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the pillows『Fool on the planet』 ピロウズが16年前に出したベスト盤。CARNIVALの「観覧車に独りで暮らしてる 大嫌いな世界を見下ろして」当時の山中さわおの孤独感・厭世観・疎外感等を綯交ぜにしたような歌詞は今でも響くものがある。 pic.twitter.com/NghmsSudLk

2017-06-24 20:27:47
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ベスパ15 @vespa_15

REEFER『TRIMURTI.』 syrup16gやBURGER NUDS、セツナブルースター。今挙げた3ピースバンドが好きなら是非聴いて欲しい。“SENTIMENTAL MOTHERFUCKER”"doughnut music"など夜中に聴くと咽び泣いてしまう衝動に駆られる。 pic.twitter.com/BSldBN3E75

2017-06-24 20:50:07
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ベスパ15 @vespa_15

たま「きゃべつ」 たまの作品はどれも名盤だけど、その中で一番“危ない”作品。全編通してぼ~っと発熱した時に見る夢世界のような、現実と幻想の狭間をじんわり溶かしてしまうような曲が群らがっている。再発盤にはこれまた危ない曲「そんなぼくがすき」がボーナストラックで収録。 pic.twitter.com/3OCnjHzkdw

2017-06-27 00:00:32
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ベスパ15 @vespa_15

Cellophane『After The Rush』 正直セロファンには他にもっと良いアルバムあるよ。 『BALLOON SONGS』とか『Wandering Man』とかね。 でも私はこのアルバムを挙げる。 何故なら『残像』という私にとっても大事な曲が収録されているからね。 pic.twitter.com/rqF0PESsm6

2017-06-27 22:58:03
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ベスパ15 @vespa_15

kiwiroll『その青写真』 キウイロールもまた00年代以降の邦ロックに大きな影響を与えたバンド。スピーディーな楽曲と長尺の楽曲が並立。お気に入りは『消し去った流星群』『冷たい感触』。アンソロ盤も店頭から消え徐々に忘れられつつあるが音源は今聴いても切れば鮮血が飛ぶほど新鮮。 pic.twitter.com/ODLvUg2H5U

2017-06-29 20:52:55
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ベスパ15 @vespa_15

AIR『AIR』 今のロック・キッズの眼に、車谷浩司はどう映っているのだろう?もし気になるなら、ブックオフのシングル棚の「あ」の処を探してみなよ。ギターがジャケットの『AIR』っていうCDは見つかったかい?ならば僥倖だ。これは日本のロックの頂上を目指した24歳の若者の物語の序章。 pic.twitter.com/JVr8HawabS

2017-06-29 21:48:18
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ベスパ15 @vespa_15

VELTPUNCH『His strange fighting pose』 平日はスーツに姿で名刺を武器に戦うサラリーマン、週末はステージ上からギターノイズと下ネタを撒き散らすナガヌマ率いるベルトパンチ。ドラムが交代し、これまでのカッコよさそのままに複雑化する楽曲にやられっ放し。 pic.twitter.com/hIsBADTtys

2017-07-01 12:31:15
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ベスパ15 @vespa_15

SPARTA LOCALS『セコンドファンファーレ』 安部愼一『美代子阿佐ヶ谷気分』3ページ目、一番下のコマの美代子にそっくりな顔のボーカルがアングラとポップの狭間を行き来するような世界を飄々と歌う。この日本の不快指数が高い夏はまさに「バイオレンスサマー」のようではないか! pic.twitter.com/aIJ7oQxySR

2017-07-02 22:10:07
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