空間情報(技術|科学)と社会との関係を捉えるフレームワークについて

3
Kozo Kamada @geo80k

.@niyalist さんの「GISの再構築を考える」をお気に入りにしました。タイトルは「脱構築する」の方がかっこよかったかもね。 http://t.co/uucPcwL2

2011-10-27 00:16:00
Masaki Ito @niyalist

@geo80k そういえば,"Deconstructing the map" (JB Harley, 1989) という論文はあるのに,"Deconstructing GIS" という論文は見たことないですね.TLの英知を結集すれば書けそうな気がします!

2011-10-27 00:32:22
Toshikazu SETO @tosseto

@niyalist @geo80k 技術的・UI的な部分ではありませんがdeconstruction GISの潮流の一つがElwoodらの方向性だと捉えています。http://t.co/HKGzy6uc

2011-10-27 00:38:26
Kozo Kamada @geo80k

@tosseto @niyalist 平成7年に、GIS を普及させる観点から、UI を整理して初級者~中級者に必要な機能を標準化しよう、と呼びかけた時は総スカンを食らったのが夢のようです。(電気情報通信学会の第二種研究会にて)

2011-10-27 00:48:31
まげぱX @Magepa

IEICEでソフトの話。。。勇気ありますね。

2011-10-27 00:50:35
まげぱX @Magepa

あっこは、ソフトは自分で書くもんだ

2011-10-27 00:50:58
Masaki Ito @niyalist

@tosseto さすが瀬戸さん!この論文は未読でした(なんでだろう?同じ人のVGIについての論文は読んでるのに).技術の立場からは,英語圏の議論って,一つのソフトにこだわらず,GISを本質的に捉えて議論しているものが多くて,刺激的だな,と思ってました.

2011-10-27 00:52:30
まげぱX @Magepa

うぐぅ。家で英語はしばらくかんべんねがいたまし。

2011-10-27 00:54:40
Masaki Ito @niyalist

@tosseto まあ,今の研究テーマ的には,こっち方面の人文系の議論までは追えないので,瀬戸さんの大著+日頃の解説に期待です!

2011-10-27 00:56:03
YS @sada1110

@niyalist @tosseto この辺は,critical geographyの議論は根にあります.興味があれば,元を辿っていくと良いと思いますが,文献は膨大ですし,途中で路頭に迷う可能性も大です.個人的には,生産性の高くない議論だと思っています.

2011-10-27 08:35:02
Toshikazu SETO @tosseto

@sada1110 @niyalist うーん、確かに議論の流れから考えるとずれはあるのかもしれませんが、脱構築、再構築したgisを誰が使うのかを考える際には欠かせないアプローチだと思っています

2011-10-27 09:05:15
Toshikazu SETO @tosseto

@sada1110 @niyalist ちなみにMuki HaklayのUsability論文にもあるように、日本でもUIや技術的な面からGISを考え直す方は多いかと思いますしその方向性は重要だと思います。他方、英語圏と比べて人文系の議論が圧倒的に少ないのはやや危機感を感じます

2011-10-27 09:12:42
Toshikazu SETO @tosseto

@sada1110 @niyalist といいつつ、私もどちらかといえば路頭に迷っている方の立場です。ただこの辺の議論に片足を突っ込んでいる立場としては、来年度以降バランスを取りながら進めていきたいとは考えていますが、センスの無さもあって四苦八苦しています。

2011-10-27 09:15:10
Masaki Ito @niyalist

@sada1110 基本的には理屈をこねるよりコードを書け,動くものを作れ,という文化で育ちましたので,感覚はわかります.こういった文献から「何を作るべきか」が導けるかとも思ったのですが,「自動車が登場するまえに消費者に聞いてももっと早い馬車を欲しがるだけ」という感想もあります.

2011-10-27 10:03:22
Masaki Ito @niyalist

@sada1110 ただ,生産性って何なんでしょうね.ソフトウェアを作る立場では,一つのソフトによる分析をいろいろな地域で実施することに生産性を感じないのですが,もちろん限定的な考え方です.その分野において論文になるかどうかなんでしょうが,そこで思考を止めるのは惜しい気がします.

2011-10-27 10:07:32
Masaki Ito @niyalist

@tosseto 瀬戸さんの活躍期待してます.ほんとうに.GISの技術って,これまでは専門家のツールだったものが,ようやく,人と空間の関わりを根源的に変える技術として浸透する段階に入っています.そのときに,技術の役割が言語化されると,もっと前に進める気がします.

2011-10-27 10:11:49
Masaki Ito @niyalist

@tosseto 例えば,小さなセンサをどこかに置く,すると次の瞬間から,グローバルな座標軸上でその情報がリアルタイムに発信されるようになる,その時の身体に突き刺さる感覚を,私は言葉に出来ません.技術的には当たり前だけど,でもどこかの視点では,すごく興味深いはずと思ってます.

2011-10-27 10:14:44
Kozo Kamada @geo80k

@niyalist @tosseto 馬車しかない時代でも、機関車や自動車をイメージできる人はいるかもしれませんね。今の馬車はこれでいいのか?という問いかけは既に始まっていて、かつ、ジョブズのようなえらい人も時々現れるわけですし。その意味でも御二方に期待! @sada1110

2011-10-27 10:46:12
Nobusuke Iwasaki@つくば @wata909

@tosseto さん、科研の協力者に書いて良いですか(笑 大学院生も可だそうなのでw @niyalist @geo80k

2011-10-27 10:50:26
YS @sada1110

@tosseto @niyalist ごめんなさい,言い方が不十分でしたね.規範論自体は重要ですし,私も空間解析手法についてはそれなりに考えを持っています.しかし,この議論だけでは,新たなパラダイム展開は望めないと考えています.

2011-10-27 12:16:19
YS @sada1110

@tosseto @niyalist 地理学では,quantitative revolutionは規範論だけではなく方法論を実際につくり,新たなパラダイムを創出しました.しかしcritical geographyは,実際の方法論を提示していません.

2011-10-27 12:17:40
YS @sada1110

@tosseto @niyalist 規範論だけに集中すると,具体的なものが出来ないという意味で,私は否定的です.GISの場合,技術の進歩と社会の需要をじっと見つめることが何より大事だと考えています.

2011-10-27 12:18:55
YS @sada1110

@tosseto @niyalist 似たようなことが,ontologyの議論にもあるようです.以前著名な地理学者が笑いながら,「行き詰まると皆,ontologyの議論を始める」と言っていました.しばらく前に流行っていましたが,いまは下火ですね.

2011-10-27 12:20:17
YS @sada1110

@tosseto @niyalist 実際,ontologyの議論は結局,大きな成果は生まなかったのではないかと思います.内容を踏まえることは重要ですが,規範自体を議論しすぎるのは,弊害が大きいのではないでしょうか.

2011-10-27 12:21:44
Toshikazu SETO @tosseto

@geo80k @niyalist @sada1110 新たなパラダイムの創出が、求められることについては同意です。critical=批判のみに固執している(新たな提言や提案に結びついていない)のではという問題提起については内部的に指摘されている事もまた事実です。

2011-10-27 13:08:20
1 ・・ 5 次へ