創作のために資料を当たる価値・追記 [2011/10/29]

前日のまとめを継いでのツイート群。
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まとめ 創作のために資料を当たる価値 [2011/10/28] とりあえず22時35分までをまとめさせてもらいました。 10515 pv 59 24 users 1
銅大 @bakagane

.@otneg さんの「創作のために資料を当たる価値 [2011/10/28]」をお気に入りにしました。/ まとめ、お疲れ様でした。 http://t.co/WEj7KbfR

2011-10-29 11:12:58
銅大 @bakagane

もちろん、創作ということになると、「こうやればいい」という保障はありません。きちんと調べたけどダメダメなものも出来れば、適当に作って大ヒットというのもあるでしょう。読み手の側の評価が、作り手の創作技法とは無縁であることもしばしばです。

2011-10-29 11:14:58
銅大 @bakagane

創作の基本は、あくまで「私がこうやったらうまくいった/ダメだった」の蓄積です。適当やってダメだったなら、別のやり方を試すのも良い、くらいでひとつ。正解があると思ってしまうと、試行錯誤の蓄積ができなくなり、かえってスキルアップを阻害しかねません。ダメ元でいいのです。

2011-10-29 11:16:37
海法 紀光 @nk12

例えばファンタジー世界で魔法の剣を鍛える刀鍛冶の話を創るとして、魔法の話なので別に現実の資料と整合性を取る必要はない。ただ、その鍛冶の人は、刀作りをどう捉えているのか。どういう時に嬉しいか。なんで刀鍛冶を志したのか。そういうのを、自分の頭だけからひねりだすのは俺は無理だ。

2011-10-29 11:23:44
海法 紀光 @nk12

そうなると現実に刀鍛冶をやってる人が参考になる。色々調べることで、刀鍛冶の人の気持ちや仕事ぶりや生活がわかり「刀鍛冶らしいかっこいいセリフ」や「刀鍛冶の見方」のネタを拾いやすくなる。調べなくても、どんどん湧くよ!という人はそれでOKとして、そうでないならお勧め。

2011-10-29 11:26:38
海法 紀光 @nk12

逆に考えると、ネタを拾えればいいので、ファンタジー世界の刀鍛冶のネタを拾うのに、現実世界の刀鍛冶だけを参考にする必要はない。ものづくりという面では、料理人の伝記とかも使えるだろうし、魔法、呪文という観点からプログラマの物の見方も参考になるだろう。そういうアレンジもまた重要。

2011-10-29 11:28:06
海法 紀光 @nk12

さらに言えば、現代学園超能力物を描く際だって、いままでにないカッコイイキャラを作ろうと思ったら、江戸時代やら外国やらの資料が参考になったりします。読者にとって身近な題材を扱う作品だからといって、作者が自分の身近なネタだけで書く必要はないわけですな。

2011-10-29 11:31:56
海法 紀光 @nk12

私の知り合いの範囲で、すごく面白いこと書いてる人で博識でない人はおらんので、「資料を集める必要を感じないで書いてる人」というのは、「仕事の時に意識的に集めなくてもいいくらい、趣味で日頃から無茶苦茶読みまくってる人」である可能性が極めて高い、というのも申し沿えておきます。

2011-10-29 11:37:04
海法 紀光 @nk12

ハルヒだって、「読者にとっては」予備知識がいらない学園ものなわけですが、作者の視点で見るなら、例えば「長門有希の100冊」みたいなのを読んでる人が書いてるわけですからね。

2011-10-29 11:41:27
三田誠@Makoto Sanda @makoto_sanda

@nk12 まあ知らなくても書けるよ、くらいの気軽さはあっていいと思いますねー。そういう気軽さがオタク業界を新陳代謝させてるのも事実なので。困ったら資料も便利よ、くらいがおすすめですかね。

2011-10-29 11:45:27
Yanace @ya7ce

@nk12 そういう創作世界ならではのリアリティを求める事は、現実世界のリアリティを求めるものにさらに+αですよね。ゲームもグラフィックがリアルになるにつれてよりリアリティが求めら、プロの仕事が必要になっています。リアルとリアリティの切り分けが難しい。

2011-10-29 11:46:30
三田誠@Makoto Sanda @makoto_sanda

@nk12 ぶっちゃけ、知識があること自体はいいんですが、その結果として「考証が間違ってる作品は萎える」ようになりだすと、エンタメのクリエイター側としてはあまりよくないですしね。

2011-10-29 11:47:51
ビエンヤク@グラクレ大戦条約ロード @bienyaku

@nk12 美味しいご飯のシーンを書くなら池波先生とかいいですよね! (*´∀`*) あと、人の熱意ある「これが好き」は新しい世界への招待チケットだと思いまする。なので一流の人のそれとか、聞く機会が欲しい(じゅるり) でもアマチュアだと取材させてくださいって言いにくい……><

2011-10-29 11:47:53
海法 紀光 @nk12

.@makoto_sanda それはそうですよね。書けるなら本当に何も問題はない。その一方で、色々なものを知っとくと楽しいし役に立つときもあるよ、とかですね。

2011-10-29 11:47:58
海法 紀光 @nk12

@makoto_sanda そうなのです。魔法刀鍛冶を調べる時、刀鍛冶の資料を探すのは、自分の中でキャラや世界を創るときの材料、つまり「刀鍛冶らしいかっこいいセリフ」とかを拾うためであって、考証の精確さとは違う次元の話なので。調べすぎて書けない、という場合もありますからね。

2011-10-29 11:49:34
ゆうき まさみ @masyuuki

@nk12 自分の頭からひねり出すと言っても、結局人生の蓄えを出して来るってことですからね。

2011-10-29 11:49:53
海法 紀光 @nk12

@masyuuki そうですね。逆の話、俺なんかは、本の題材になるような、すごい人生経験がないから、資料見てるとも言える(笑)

2011-10-29 11:50:51
銅大 @bakagane

海法さんがおっしゃる言葉に私も同意します。「資料集め、たいへんだったでしょう?」という問いに「いや特にたいしたことは」という人はほぼ間違いなく、普段から読みまくり調べまくりを、呼吸をするかのようにやっているはずです。呼吸なので、止めたら死ぬ。

2011-10-29 11:51:20
海法 紀光 @nk12

@bienyaku 池波先生はいいですね! 自分の仕事に自信がある方は、たいていその仕事を人に語るのも好きなものなので、礼を逸しなければ、意外と取材は受けていただけることもあると思っています。(もちろんお忙しくない、とか、その他色々な条件がありますが)。

2011-10-29 11:53:32
三田誠@Makoto Sanda @makoto_sanda

@nk12 プロでさえそこが本末転倒したり、考証が先んじて純粋に楽しめなくなることはままあるので、資料を読むということも取り扱い注意の劇薬なのは覚えていいと思いますねー。

2011-10-29 11:54:06
海法 紀光 @nk12

.@makoto_sanda 「調べすぎ」もある上で「調べなさすぎ」も、やっぱりあるので。どちらの前提に立って話すかは、相手次第なところがありますね。その上で、確かに、おっしゃる通りと思います。 < 資料を読むということも取り扱い注意の劇薬

2011-10-29 11:56:17
ゆうき まさみ @masyuuki

@nk12 いやいや、読書も人生ですよ(笑) 僕は『じゃじゃ馬〜』描いたとき、実は牧場以外の競馬関係者はほとんど取材してないんです。ジョッキーの気持ちは本で知り、その他キャラクター作りに役に立ったのが会社員時代の上司その他の言動だったりします。

2011-10-29 11:56:39
海法 紀光 @nk12

@yoh7686 リアルとリアリティは、本当に全く別ですね。リアリティを出すために、リアルの資料があるわけで。もちろん、リアリティのためのリアリティに寄り過ぎると、徐々に嘘っぽくなってく問題もありつつ……。

2011-10-29 12:01:21
Yanace @ya7ce

@nk12 ゲームの場合、表現できるものとのギャップもあるので、そもそも適切なテーマを選ぶというのも大切です。テーマ、メカニクス、ダイナミクスをシナリオで結びつける。

2011-10-29 12:03:33