- yulii_smirnoff
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Sentinel-1,2やLandsat-8,9で見たウクライナ情勢について呟いていきたいと思います。
ネタがなくなりましたね。そして今日は欲しい画像の撮影日でもありません。という訳で、QGISを使った塹壕マッピングの方法、もう一回紹介しちゃいますか。こういうのは何回やっても良いですもんね。
2023-01-07 15:33:56すみません。ちょっと準備に時間をいただきます。なるべく良い画像を揃えてやりたいので。あと、方法も色々と調べます。少しでも簡単な方が良いので。
2023-01-07 17:54:57よし、決めた。メリトポリ周辺を舞台にやります。Landsatが2枚、Sentinel-2が4枚の計6枚です。使用するLandsatの画像IDは以下のとおりです。 LC09_L1TP_177027_20230102_20230102_02_T1 LC09_L1TP_177028_20230102_20230102_02_T1 pic.twitter.com/oOiABJBJVF
2023-01-07 21:36:33Sentinel-2は以下の4枚を使います。 S2A_MSIL1C_20230103T083341_N0509_R021_T36TXS_20230103T092252 S2A_MSIL1C_20230103T083341_N0509_R021_T36TXT_20230103T092252 S2A_MSIL1C_20230103T083341_N0509_R021_T36TYS_20230103T092252 S2A_MSIL1C_20230103T083341_N0509_R021_T36TYT_20230103T092252
2023-01-07 21:37:18遅くなりました。では始めます。今日は行けるところまで。まずはQGISを起動。 pic.twitter.com/IC8ePe72LR
2023-01-07 22:23:22Landsat、Sentinel-2は既にEISEIにてGeotiff形式でカラー化されているものとして解説します。開き方は簡単。ドラッグ&ドロップでQGISに放り込みます。 pic.twitter.com/6wl5Ek39gX
2023-01-07 22:31:16開きました。黒いエッジ部分が邪魔なので消去しましょう。また、Landsatは解像度15m(パンシャープン処理済の状態)、Sentinel-2は解像度10mなので、解像度の高いSentinel-2を優先して使いましょう。方法を説明していきます。 pic.twitter.com/VEQUHdrfsH
2023-01-07 22:35:31まずはエッジを消去しましょう。画像の名称を右クリック。プロパティを選択します。 pic.twitter.com/koEYa6Ll3C
2023-01-07 22:41:07リストから「透明度」を選択し、「追加のnodata値」に0を入力。OKを押します。全ての画像にこの設定を適用しましょう pic.twitter.com/cC81VqyDh6
2023-01-07 22:48:48この設定を全ての画像に適用すると、こんな感じにエッジが消えてくれます。……なんかクリミア方面を撮ったLandsatが消えるべきでない部分も消えてるけど、まぁいいや。当然、エッジを消さずにやる方法もあります。そこはお好みで。次は、Sentinel-2を優先して使えるよう、レイヤの順番を変えます。 pic.twitter.com/zIJAmkCzeB
2023-01-07 22:56:06データは「レイヤ」のリストの上から順で表示されます。ですので、2枚のLandsatをリストの一番後ろに持って行きましょう。方法は簡単です。リストの一番上に来ているLandsatを左クリック長押しでドラッグし、 pic.twitter.com/dmyD1CtBpE
2023-01-07 23:07:09リストの一番下でドロップ。最背面で表示されるようになりました。同様にして、もう1枚のLandsatも最背面に持って行きましょう。 pic.twitter.com/fjVSHSyu8U
2023-01-07 23:09:36こんな感じになる筈です。Sentinel-2が前面に表示され、優先して使えるようになりました。これにて準備は完了です。ラインデータ作成機能を使って塹壕等をマッピングしていきましょう。その方法を解説して行きます。 pic.twitter.com/ZdkILO7H30
2023-01-07 23:14:27マッピングは緯度経度座標の状態でやるのが無難です。左下の赤四角で囲われた部分をクリック。 pic.twitter.com/o12b2cKNjj
2023-01-07 23:25:27こんな画面が出てきます。「座標参照系(CRS)」をクリックし、フィルタに4326と入力。WGS84座標系を選択してOKを押します。 pic.twitter.com/hELhDLFWhS
2023-01-07 23:43:14赤枠内の「座標」に出てくる数字のとおり、表記が緯度経度に変わりました。 pic.twitter.com/BnCcaGFN5O
2023-01-07 23:46:49すみません。続きは明日にします。明日の夜まで良い画像は入らなさそうなので、のんびりやらせてもらいます。ご了承ください。
2023-01-07 23:56:12再開します。せっかくなので、メリトポリの東にある例の長い防御線をマッピングしてみましょう。46.819902806,36.251189355の辺りからスタートします。画面下に「座標」とありますが、ここに座標値をペーストしてEnterを押せば、その位置に移動してくれます。 pic.twitter.com/54jufdPzDZ
2023-01-08 09:01:23なぜか「°」が入った状態ではEnterが反応しないので注意。表示では「°」が入っているんですけどね……。移動したら、これも同じく画面下の「縮尺」を調整してズームします。あんまりズームしすぎても見づらいので、1:10000スケールくらいで作業するのが良いでしょう。
2023-01-08 09:04:50ラインデータの作成機能を使ってマッピングしていきます。ここをクリック。こんな感じの画面が立ち上がるので、パラメータを設定していきます。 pic.twitter.com/VIUEzzQipv
2023-01-08 09:12:27基本設定の部分はこのように設定しましょう。これから作成するラインデータはshp形式ですが、複数のデータで構成されるため、きちんとフォルダを作って格納しておきましょう。文字コードはUTF-8、ジオメトリ型はラインストリング、座標系はEPSG:4326 WGS84に設定します。 pic.twitter.com/uub1ZlfAXb
2023-01-08 09:28:2810~15m解像度だと「何か不審なものがある」程度にしか分からないので、不要と言えば不要ですが……見つけた物体の種類が相手に伝わるよう、名称を書き込む欄を追加しておきましょう。ここをこんな風に設定して、「属性リストに追加」をクリック。 pic.twitter.com/abAVC1Uhkh
2023-01-08 09:36:40object列(名前はobjectじゃなくても大丈夫です)が追加されます。もう1列追加して備考欄も作ろうと思えば作れますが、今回は止めときます。OKをクリック。これから作るラインデータを格納するための「箱」が生成されます。 pic.twitter.com/xarPLxLh1N
2023-01-08 09:46:04生成されました。ドラッグ&ドロップで「ラスタ」のリストの最上段に持って行った状態で作業しましょう。でないと、書いたラインを確認しながら作業できないので注意。 pic.twitter.com/0bcYMtpAPr
2023-01-08 09:54:57