http://t.co/nfVgzyGZ 2011 Xe-135については半減期が9.14時間と短く、核図表(http://t.co/Bodfq671 )を見てもその親核種の半減期はさらに短い。故に、3/11までに生成されたXe-135は8/9,11/1時点で残っていない
2011-11-03 10:16:40ということで、2011/03/11時点で核分裂反応が完全になくなったという仮定では、現時点で測定されたXe133,135放射能量を定量的に説明することはできない。2011/3/11以降で生じた核分裂反応によりXe133,135が新たに生成された(orされ続けている)と私は判断する
2011-11-03 10:32:16@hayano 早野先生、いつも有難うございます。簡易な計算ですがオーダーは外していないかと思います。後は、現時点で測定されたXe133,135が誤分析ではなく確かな分析結果なのかどうか、クロスチェックの結果を待ちたいと思います (PS お身体の調子はよろしいでしょうか?)
2011-11-03 10:40:52http://t.co/IG533bMe において、福島第一2号機の大気中への希ガス放出割合が81~97%で、Xe133の体系放出量が3.5e18[Bq]と推定されているので、推定した放射能のオーダーは概ね合っていると思う .@hyd3nekosuki
2011-11-03 10:58:15復習:http://t.co/tLMZ6bTh の添付資料1の表1(pdf 20頁)に示されたように、福島第一2号機の炉心平均燃焼度22.9 [GWd/t]=22900 [MWd/t] :燃焼度(ATOMICA解説)→http://t.co/CdANyotG
2011-11-03 14:16:07福島第一2号機において、2011/03/11時点までの炉心平均燃焼度が22900 [MWd/t]であると仮定して、キュリウム(Cm)生成量[グラム]を推定してみました。(使用コード:SCALE6/TRIRON) http://t.co/IOlk3qEP
2011-11-03 14:49:27Cm242,244の半減期、自発核分裂(SF)割合の値として、アイソトープ手帳11版の値を引用して計算を行う http://t.co/EoHPLl7B
2011-11-03 15:03:352011/03/11シャットダウン後の、福島第一2号機におけるCm242自発核分裂率[fission/sec]の時間推移は以下のとおり→http://t.co/c2ybdiyn (横軸は経過日数[日]、縦軸は1秒間当りにCm242が起こす自発核分裂数[fission/sec])
2011-11-03 15:14:272011/03/11シャットダウン後の、福島第一2号機におけるCm244自発核分裂率[fission/sec]の時間推移は以下のとおり→http://t.co/vs9lWPsh (横軸は経過日数[日]、縦軸は1秒間当りにCm244が起こす自発核分裂数[fission/sec])
2011-11-03 15:21:26以上より、2011/03/11シャットダウンしてから235日後の、Cm242,244による自発核分裂率の総和は3.9e9 [fissions/sec]と推定される→http://t.co/ZPSnvrRR
2011-11-03 15:27:13以下ではXe-135を例として計算する。JENDL-4(http://t.co/tyw6sXwO )より、Cm-244の自発核分裂によるXe-135の累積核分裂収率は7.5±0.3% http://t.co/aw3NznrE
2011-11-03 15:40:29Cm242,244の核分裂収率が同じと近似して、2011/03/11シャットダウンしてから235日後において、Cm242,244自発核分裂率によって1秒間当りに発生するXe-135の量は3e8[atoms/sec] → http://t.co/ExGf6LTd
2011-11-03 15:48:59自発核分裂反応によって生成され、定常状態に達したXe-135の放射能A [Bq]の値は、この図のように大気中拡散/漏洩による減少をひとまず無視した近似的なモデルで考えた場合、Xe-135の生成率S [atoms/sec]に等しくなる http://t.co/WyQg7bA4
2011-11-03 16:17:37以上より、Cm242,244自発核分裂反応によって生成され続け、定常状態に達したXe-135の放射能は3e8 [Bq]程度のオーダーであると推定される
2011-11-03 16:21:39Xe-133の場合についても同様に、Cm244の自発核分裂反応の累積核分裂収率が5.7%である為、Cm242,244自発核分裂反応によって生成され続け定常状態に達したXe-133の放射能は2e8 [Bq]程度のオーダーであると推定される→http://t.co/wAglG2Pv
2011-11-03 16:26:26自発核分裂反応による生成が主原因である場合、Xe-133,135の放射能比はおおむね累積核分裂収率の比となり、放射能比で見ると大体1:1程度になるだろう
2011-11-03 16:28:32(ここまでは計算できるけれど、気体中の放射性物質濃度[Bq/cm^3]を推定するのは難しい。何の体積で割ったら良いのだろう? いったんpending)
2011-11-03 16:33:20(今日の私の推定では、Xe-133,135の自発核分裂反応による生成率はそれぞれ2e8, 3e8 [atoms/sec]だったので、東電の「Xe135は毎秒1億個発生」という発表と、ここまでのオーダーは大体同じ。「平衡状態で格納容器内に存在すると」以降が十分にフォローできてない)
2011-11-03 17:06:06@shanghai_ii さん、コメントどうもありがとうございました。平衡状態の放射能Aの値から原子数Nを出す際には、A=λ×Nなので、Aを崩壊定数λの値で割れば求めることができます。もう少し粘って考えてみます。
2011-11-03 17:24:42RT @ystricera: TS:東電「いっぽう臨界1キロワットを仮定すると 通常BWR原子炉が臨界に達する場合数キロワットあってもう少し高いが。一回の核分裂で200MeV 3.2×10^ー11ジュールエネルギー発生 毎秒3.1×10^13回核分裂起こる 1秒当たり2兆個Xe発生」
2011-11-03 17:26:28RT @ystricera: TS:東電「平衡状態だと8.9×10^16個格納容器の中に。これを体積で割り戻すと630Bq/cm^3 チャコール手前から見ても4桁以上大きな値となっているので臨界状態仮定してXe発生するならもっと大きいXe発生と考えている」
2011-11-03 17:26:38