20111103 野呂美加講演会「子どもたちを守るために知っておきたい放射能のこと」愛媛県松山市

男女共同参画推進センター(コムズ)で行われた、NPO法人「チェルノブイリへのかけはし」代表・野呂美加氏の講演会です。
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ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「小さい子どもには、閾値はない。話を聞いた専門家、年間1mSvを超えるときついと。ロシアのペチカ、切ってきた木を燃やすが、汚染灰が濃縮される。小さな原子炉。また空に循環し、どこかに降り注ぎ、環境を汚す。瓦礫を燃やしてはいけないということ」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 10:50:37
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「テレビでなぜ数値を言わないんだと、クレームをかけることは権利。灰を吸い込んで何がおこるかはわからない。くじ理論。ちょっとの放射能でもガンを発症する人もいるが、もっと浴びても被害がない人もいる。数字が上がるほどくじの枚数が増える」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 10:51:55
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「ある程度被害が出ても、因果関係をつけられないからと、ここまでは大丈夫という人たちがいる」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 10:53:05
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「企業がチャーター機をとって、子どもを海外保養に送らせる。イタリアの人に聞くと、国の負担で検査を受けることができると。日本はベラルーシの子供たちを引き受けた時どうだったの?と聞かれ、恥ずかしい話だが、隠した。自腹負担覚悟で呼んでいた」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 10:54:40
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「日本のものの考え方が厳しい。本当に困っている人に何の援助もしない。お金を使うのなら、人が幸せになる方向に使っていく、そういう日本になってほしい。経済的に循環するものにお金を使ってほしい」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 10:55:42
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「精神的なリハビリも大事。移住できない事情がある人たちもいる。ローンがあるとか、親がいるとかの理由で。そういう家庭にいると、子どもが不安を表出できない。感じていることを言えない。まっすぐ受け止める大人は少ない」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 10:57:19
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「学校で鼻血を出しても、鼻ほじったんだろう、と言われる。そうじゃないのに、という言葉をぐっと飲み込んでしまう。それが長年続くと鬱になったりしてしまう。ごく普通の家庭を味合わせることで、心身のリハビリになる。大人もちゃんと言えるように」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 10:58:37
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「まず、怖いということを受け止めてもらわないといけない。思いを語るということがとても大事。エネルギーの問題、国の問題にすり替えられて、経済はどうするんだという脅しに屈服してしまう。自分の感情を押し殺してしまう」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 11:00:12
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「20年前に活動を始めたときに、ものすごく反対された。原発賛成からも反対からも。体に入った放射能が出て行かないと思われていて、無駄なことだと。同じサミットをする国で、これほど開きがあるとは。当時29歳。しかし『1%の可能性があるなら』と」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 11:02:08
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「たくさんのお母さんがたから、バザー用品が送られてきた。募金も集まった。エラい人たちに認められなくても、母親たちの互助活動だと思ってやってきた。それから数年後、放射能が体から出て行くと」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 11:03:45
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「子どもたちをとにかく保養に出していた。目の下にクマが入るのが、甲状腺障害の特徴。それが外で保養するだけで、すっかり顔が変わる。元気になる。エラい人たちは、『どれくらい元気になったか数値を出せ』と。うるさいよ!」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 11:05:15
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「『野呂さん、これいつまで続けられるんだろう』と言われた。汚染されたものを食べさせるのをやめさせるまで。起こってしまった事故の対応をどうするか、ということ。日本でも同じことが起こっている。今やっていることは犯罪。人災」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 11:06:44
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「それを許している私たちにも責任はある。保養した子どもたち、また帰って行く。エラい人たちは、『また汚染食物を食べるなら、ムダなことじゃないか』と。効果があるか、金はどうかしか考えない。イタリアの人たちは『同じ子どもをまた預かろう』と」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 11:08:51
ほんのこ @shbttsy74

子どもに起きる、慢性放射性障害。 #IWJ_EHIME1 http://t.co/nYOKvhdB

2011-11-03 11:10:49
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ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「子どもたち、見た目が同じでも、老化していく。さまざまなトラブルが起こる。抵抗力が落ちて、弱い所から悪化していく。放射能はDNAを傷つける。目に見えないので、病気になってもチェルノブイリでは『気のせいだ』と言われる」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 11:11:59
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「子どもたちが保養に来て、日本に来て1週間くらいで、鼻血が止まった。日本の専門家は、こんな低線量で鼻血は出ないという。広島長崎のデータをもってきて。じゃあチェルノブイリの子どもたちも鼻をほじって出て、日本にきてそれが治ったというのか」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 11:13:41
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「薬を送れというが、放射能がたまって起こる症状は、薬では止まらない。下痢が止まらない。汚染食物をやめれば止まる。夜に踏みつけられるように心臓が痛くなると」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 11:15:06
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「チェルノブイリ事故では、妊婦からバスで移動された。そして家畜も。日本は?何もしない。無能無策。400km離れた所でも汚染地帯が見つかった。子どもの具合が悪くなってわかった。日本中ホットスポットを検査して探さないといけない。万が一がある」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 11:16:25
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「小児甲状腺ガン。チェルノブイリ原発から離れるほど放射能の粒子が細かくて、食物に入りやすい。立ち入り禁止の看板があちこちにある。日本では経済補償がどうしたとかで、廃村にすることができない。お金お金できて、お金で私たちが切られていく」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 11:18:30
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「チェルノブイリ事故で、高濃度の放射能を吸い込んだ消防士は、除染さえもできない。亡くなっても、土に埋めることもできず、鉛の棺に入れられたという。米の防災計画は原発から半径80km圏。日本で、直径160km圏内から外れるのは北海道の一部だけ」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 11:21:20
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「緊急避難計画がないから、何もできない。そういう可能性をいっさい考えてこなかった。ヨード剤も全然足りない。チェルノブイリで見たこともない数値の所に住んでいる。観光や経済が頭にわいて、子供たちの健康をないがしろにして汚染を隠す自治体もある」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 11:22:43
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「親たちはみんな、苦しんでいるのは自分の子どもだけじゃないかと悩んでいる。群馬大の早川由紀夫氏による、放射能汚染の立体地図。なぜこんなところに人を放置しているのか。80km圏内の子どもを早急に避難させないと。細胞が成長分裂している子どもを」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 11:24:44
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「ベラルーシでのIAEAの調査。小児甲状腺ガンが増えている。ありえないことが起こっているのに、広島の先生は『チェルノブイリのせいじゃない』とパリ会議で発表。結果、WHOとユネスコは救済に入らなかった。10年経ってから、間違いを認めた」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 11:26:27
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「ベラルーシの人たちは、日本人はなんてことをしてくれたと怒った。発病を防いであげられたかもしれないのに。病院にいると胸が痛む。苦しむ子どもたち、その親たちをどうやって元気づけるか。福島の人たち、覚悟はできたというが、この病院に来てみて」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 11:29:00
ほんのこ @shbttsy74

野呂氏「発達障害がおこった子ども。骨の変形。頭蓋骨が成長しないかもしれない。ストロンチウムが骨に蓄積されて、形成異常になる。これを放射能のせいと立証することは不可能。骨を砕いて機械にかけないかぎり。IQは正常。心の痛みが出てくるかもしれない」 #IWJ_EHIME1

2011-11-03 11:30:47