要するに株式所有を民間個人に分散して、資本集中管理を根絶しようとしたんだけど

門前小僧仮面 @monzenkozo21

そもそも戦前の財閥は持株会社、今で言うホールディングスカンパニーてのを作って企業の株式を支配して、資本の集中管理で生産性を強引に引き上げて戦力の増強を図ってたけど、戦後GHQによって財閥が解体され、法人の株式所有そのものが禁止されて、戦争実行の経済的基盤を解体させられた。

門前小僧仮面 @monzenkozo21

要するに株式所有を民間個人に分散して、資本集中管理を根絶しようとしたんだけど、流通してる株式は民間個人だけではとても消化しきれず、持株会社のみ禁止される形で株式の法人所有が認められることになる。 それが、昭和の日本経済を支えた株の持ち合いという修正資本主義に繋がっていく。

門前小僧仮面 @monzenkozo21

しかし、バブル崩壊後の1997年に独占禁止法が改正され、再び持株会社が解禁される。 いわゆる規制緩和。 tabisland.ne.jp/explain/kabuhy…

門前小僧仮面 @monzenkozo21

結果、長引く不況下で株の持ち合いが解体され、いわゆる“モノ言う株主”が急増、企業は株主の集金組織になり、労働者の賃金はコストとしてゴリゴリ削られるようになっちまったとさ。

もいける🐾禄壽應穏(ろくじゅおうおん) @Moikeru

@monzenkozo21 株式については、そんな歴史があったのですね。 「何らか理由があって規制されていたものを、考えなしに解除して、問題を引き起こす」 これを繰り返しすぎな気がします。歴史って大事ですね。