- uchida_kawasaki
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過度なCOVID-19対策と述べる方々は根拠を論文や研究から示しましょう。 空気感染して感染力はウイルス量も凄ければACE2受容体への結合も鬼のようになっていて、病態も今も解明され続けるLong COVIDが本丸となっていて持続感染が社会に及ぼす影響などは論文を見てて枚挙に暇がないのですが、さて……? pic.twitter.com/tGldHi7OpO
2023-03-06 11:11:31不織布マスクの帯電した繊維、エレクトロネットによる捕集はエアロゾルの吸着に適切です。 無菌室や先端産業のクリーンな空気もこれで作ります。 着用時に顔との隙間が大きくなると効果が薄れるので空気感染対策ではユーザーシールチェックして問題ないマスクを着けます。 3mcompany.jp/3M/ja_JP/medic… pic.twitter.com/kMZkrpbiM3
2023-03-06 11:11:34無症状含めて感染者から排出される呼気にはウイルスを含んだエアロゾル、飛沫が問題となります。 エアロゾル(空気感染)と飛沫感染双方の対策が必要になります、接触感染は前述の二つに比べると必要ではあるけど他の感染症含めた対策でやっておくのが吉となりましょう。 thelancet.com/journals/landi… pic.twitter.com/7P59gZGftd
2023-03-06 11:11:36空気感染対策をするにはエアロゾルの挙動、空気の流れ、室内と屋外など空間による違いが重要になります。 物理が絡んできますし医療者はこの辺りの勉強をしません、感染対策と言いながら不織布マスクや空気に関して素人なので医療分野の専門家は無力です(自身で適切に学んでたら別です)
2023-03-06 11:11:37飛沫は口から出されます。 言葉を発すると1〜2m、咳で3m、くしゃみで5mとこれがショットガンのように広がります。 換気された場所や屋外であっても飛沫は無視できず、この距離を保てない場所ではマスク着用しておくのを強く推奨します。 パーテーションを適切に置くと飛沫対策になります。 pic.twitter.com/hgWII4u8Fh
2023-03-06 11:11:39エアロゾルに関しては極めて軽いため空間に長く滞留します。 ウイルスを含んだエアロゾルは最長10時間あり続けます。 紫外線などでウイルスは一時間に15〜30%ずつ失活します、紫外線を当てる方法や次亜塩素酸水の撒布が有効です、空気清浄機の活用が鍵になってきます。 epa.gov/coronavirus/in… pic.twitter.com/AZCZ5WP2cs
2023-03-06 11:11:41空気清浄機に関してはメーカーで書かれる適用畳数がアテになりません、風量から割り出して空気のプロであるクレアさんのシミュレーターを使うと必要な風量が割り出せます。 家庭内感染を防ぐための空気清浄機のスペックはどれくらいいるかな、と知りたい時に便利ですね。 cleair-w.com/uncategorized/…
2023-03-06 11:11:42また空気清浄機のフィルターは0.3μmのような粒子に関してはフィルターに吸着しきると効果がなくなりますがメーカーが書いている期間はあてにならず、使用環境にもよりますが3〜4ヶ月ほどです。 そのため家の外の空気清浄機がどう運用されてるか不明なので評価できないという現在の状況があります。
2023-03-06 11:11:43この0.3μmの粒子の大きさは一番捕集しにくいものです。 空気清浄機もマスクも帯電した繊維にて捕集してます、(一部それ以外の機序も見られます)不織布の目が大きくても粒子のブラウン運動も含めて静電気力で引きよせられるのは物理から導き出される答えです。 i-s-l.org/shupan/pdf/SE2… pic.twitter.com/VFpqLiKXkP
2023-03-06 11:11:45さて今度は肝心の感染力についてです、オミクロン株以降はACE2受容体への結合力とワクチン接種や感染してできた中和抗体を回避する能力が強くなってると研究から判明しています。 また現在流行が懸念されているXBB.1.5に関してはより免疫回避能力が強くなっています。 nature.com/articles/s4139…
2023-03-06 11:11:46そして感染したCOVID-19は肺から全身へと周ります、これが病態として出てくる全身の臓器への持続的感染や炎症による損傷に繋がります。 ccforum.biomedcentral.com/articles/10.11… pic.twitter.com/HgMyiOsDIV
2023-03-06 11:11:48またCOVID-19罹患後は免疫細胞であるT細胞の著明な減少が報告されており、樹状細胞の減少も報告されています。 Long COVIDとして、罹患を繰り返すことによる免疫低下からの真菌や溶連菌による感染での被害は論文やイギリスの小児の事例で報告されています。 ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/P…
2023-03-06 11:11:49前述の論文で出てくるニューモシスチス肺炎は免疫が低下してなければ発症しないものです。 COVID-19罹患後においてはより感染対策と症状からの早期発見せねばならない、と私が述べるのはここです。 罹患後の免疫低下は7ヶ月以上続くと言う論文ですね。(基礎研究万歳) cell.com/iscience/fullt…
2023-03-06 11:11:50そしてCOVID-19罹患後の病態として把握せねばならない事がこの論文です、Long COVIDの病態は機序も細かくあまりに多彩で厄介です。 現段階で治せないものもかなりあるため、現状は予防しかないことが分かります。 心ある見識者さん達はここで一致してます。 nature.com/articles/s4157…
2023-03-06 11:11:50この長期の免疫不全を起こし、現段階で治せない病態を罹患後に無自覚な間も引き起こすCOVID-19感染者が未感染の集団中に一人いると22人の感染を引き起こします。 基本再生産数と言うこれはインフルエンザでは2人、結核では4〜5人、最強の空気感染力を持つ麻疹では22人となってます。 pic.twitter.com/VXhY2SWGnr
2023-03-06 11:11:53では罹患者が増えて免疫がつけば終息するのではないかと考えますが、COVID-19の場合はそれが不可能でした。 コロナ禍初期のブラジルの事例が参考になります、COVID-19の変異が著しいことから集団免疫を目指すのはまともな学者ならば考えないことです。 journals.lww.com/jfmpc/Fulltext…
2023-03-06 11:11:54長くなりましたが、まともに見てればCOVID-19を楽観視する事はありません。 現在の日本ではCOVID-19の情報が国で封殺されているため私が概論として述べさせていただきました、あくまでさわりです。 心ある見識者さん達の次々と出てくる論文レビューを感謝して見つつ終わります。(礼)
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