TRPGから始まったバッドエンドの話

千谷ソチャ@ゲーム中 @mouse_tea

最近よく燃えたり学級会してるtrpg(特に秘匿coc界隈)についてのだらだらした考察と、ソチャの向き不向きの話。 「ストレスと報酬」のバランスだと思うんです。なおこの話でストレスとは空腹程度のニュアンスです。 fse.tw/uXJiFeFY#all

大塚明都@光と闇の性癖師匠 @akutootuka

これはTRPGに限らず創作（小説なり漫画なり）においてもそうだけど 「作者が想定する以上にプレイヤーや読者はバッドエンドや理不尽展開への耐性が『全然ない』」 っのと 「話が長くなる＝読む、参加するコストが上がる程読者や参加者は『見合った報酬』を求める」 ってのは念頭に置くと良きよ

大塚明都@光と闇の性癖師匠 @akutootuka

バドエン耐性、（私自身もそうだが）まあ人類びっくりするぐらい「全然ない」。一流のバッドエンドより三流のハッピーエンドなんて言葉があるぐらいに「ない」。 しかも長編小説、凝った作りの卓ほど「これだけ苦しんだんだから『良い結果』をくれよ」って心持ちに自然となっていく

大塚明都@光と闇の性癖師匠 @akutootuka

物語と向き合うことへのストレス（単純な読書or卓への拘束時間ゆえの肉体的疲労、情動を揺さぶられた事に対する精神の疲労）と、「だからこそ望ましい展開、望ましい結末であって欲しい」って「報酬」を求める気持ちとが自然とシンクロしてくるのよね だから長く「手のかかる」物語ほどむつかしい

大塚明都@光と闇の性癖師匠 @akutootuka

特にリツイート元の「TRPGオンラインセッション」なんて、忙しい日常の時間をやりくりして予定をすり合わせて睡眠時間を少しばかり削って遊ぶ事が多いから、 「はたしてそのコストを払う価値がある程の『報酬』はあるのか？」 ってのはどうしても考える必要が出てくるのかもな

大塚明都@光と闇の性癖師匠 @akutootuka

「ありきたりで先の分かる展開」がむしろ愛されるのって「予想通りの所に行き着くストレスのなさ」「のぞましい結末をあらかじめ待ち望める安心感」からなんでしょうね twitter.com/akutootuka/sta…

大塚明都@光と闇の性癖師匠 @akutootuka

@inu_not_inu 時代劇がかつて流行ったのと似てますね 純粋に物語を楽しもうというよりは勧善懲悪や嫌いな奴が酷い目にあう結末という「報酬」を求めている オタクに限らず物語をそういう「報酬」目当てで読むのは割と一般的なのかも

2023-03-07 20:36:22

一般雑種 @inu_not_inu

@akutootuka なろう系がいわゆるザマァ系が多い理由もそこにあるんですかね スカッとが報酬として確定してるからこそのモヤモヤ展開というか

大塚明都@光と闇の性癖師匠 @akutootuka

@inu_not_inu 時代劇がかつて流行ったのと似てますね 純粋に物語を楽しもうというよりは勧善懲悪や嫌いな奴が酷い目にあう結末という「報酬」を求めている オタクに限らず物語をそういう「報酬」目当てで読むのは割と一般的なのかも

一般雑種 @inu_not_inu

@akutootuka まさに水戸黄門がそれですかね

大塚明都@光と闇の性癖師匠 @akutootuka

@inu_not_inu 「正義の心も権力もあるヒーローが悪い奴をこらしめてめでたしめでたし」ってオチが分かってるからこそみんな好きなんですよね

大塚明都@光と闇の性癖師匠 @akutootuka

「だからバッドエンドはやめとけ」と言うのでなく、「バッドエンドで喜んで貰うのはまあ難しいよ」って話。 世に出て評価されてるバッドエンド物があるならそれは「望ましい結末を得られないストレスよりも『面白さ』が勝った」っていう稀有な成功例であって、そう簡単に真似は出来ない。

大塚明都@光と闇の性癖師匠 @akutootuka

「納得いくバッドエンドより納得いかないハッピーエンド」なんて言い方もありますが 「そもそもバッドエンドって普通納得いかんもの」なんですよ

Ｍｒ．ムッシュ @Mr_mussyu00

@akutootuka 極悪等の山賊が主人公で、村を襲い人を殺し女を犯し、やりたい放題やるR18小説のオチが旅の英雄に殺されるバッドエンド……なら納得はあるでしょうかね？ #そもそもバトエンかこれ

y0gs0th0th @y0gS0th0th

@akutootuka @jewelsproject 虚淵氏や靖子氏辺りやホラー作品やサスペンス作品とかが許されてるのは ｢文脈を理解したら、納得しざる得ない終わり(死なないも込み)｣ ちゃんと積み上げor型ハメしてるのよな。 許されてないのは ｢殺せばエモでしょ！｣と｢フラグなしでやればビックリするでしょ！｣な奴

大塚明都@光と闇の性癖師匠 @akutootuka

小説や漫画なんかは読む側はある意味一方的に消費する立場なので「『報酬』もなにも読めてる事が最大の報酬だろうが」ともなるが TRPGの場合はPL参加者もまた物語を生み出すのに関わってる「共同制作者」なので やはりこう、『報酬』概念はどうしても出てくるよねと twitter.com/akutootuka/sta…

灰の世界／榊大楠 @ashwind8

@akutootuka TRPGなら 感謝などの心理的報酬と 依頼達成などの実利的報酬が 必要になる

大塚明都@光と闇の性癖師匠 @akutootuka

前者もそうだが後者もかなり大事な奴〜 この辺無神経なGMが軽率に『ゲームクリアが不可能なシナリオ』とか『特定のHOに使命破棄を促す』みたいな事やると本当に燃えます ゲームに参加させてる以上「実利的報酬」を「やりたい展開や物語」で疎かにしてはいけないんですよ twitter.com/ashwind8/statu…

Ｍｒ．ムッシュ @Mr_mussyu00

@akutootuka 五瞬くらい「よっしゃあ！その発言、挑戦と受け取った！燃えてきた、その不条理、乗り越えてハピエンを導いてやろうじゃねえか！」って受け取ったけど、炎上の方ですね……w

大塚明都@光と闇の性癖師匠 @akutootuka

@Mr_mussyu00 リアルファイト（炎上）の方ですねw 「やりたい展開」をしたいあまりにゲーム的公平性を欠くのはエモい展開好きなTRPGプレイヤーが陥りがちな罠ですわ

Ｍｒ．ムッシュ @Mr_mussyu00

@akutootuka 個人的には。何度も言うのですが、シナリオと言うのは結末ありきではなく、事件とPCが関わる理由だけ用意するべきだと思うのですよ。 勿論模範解答はあった方がいいですが、最終的にどこに着地させるかはPLが決めるところ。それが狙いどおりに着地できるかどうかを見るのがGMの楽しみでしょうw

#6@『永久パピルス』 @sharp__6

バッドエンドそのものには娯楽性がないからな。耐性がないというより、誰もレストランで虚無を食いたくないってだけの話。 バッドエンド作品が作品として成り立つのは別の部分に強烈な味がする部分があるからで、バッドエンドにおけるエンディングはおまけなんだよ。 twitter.com/akutootuka/sta…

#6@『永久パピルス』 @sharp__6

だからバッドエンドを書くのが好きという傾向の人はもう少し自分の好きなバッドエンド作品をしっかり読み込んで分析して欲しい。 魅力を感じているのは「バッドエンド」の部分じゃなくて、他のどこかのはず。そこを掴めばバッドエンドかどうかという部分に振り回されることはなくなる。

イスカヴァル@ゲーム小僧 @gamefreaks11

コレはチョコレートにbitterがあるのと一緒で 苦いだけのダークチョコやカカオ80％などは チョコレートの味以外に期待される物があると 思えば。 　バドエンや理不尽展開が王道のジャンルも 大衆は本当の意味で恐怖や理不尽を味わいたい 訳じゃないのだという開眼。 twitter.com/sharp__6/statu…

FineFear's @Finefear_VR

バッドエンドが許容されるのは良質なホラー展開か物語の前日譚位だと思われる。ホラー展開なら「解決したけど報われなかった」だし前日譚なら「本編で語られてる時点で確定してるから」と覚悟が出来るし。 twitter.com/sharp__6/statu…

大塚明都@光と闇の性癖師匠 @akutootuka

よく脳内当てなどのGM（シナリオ作者）の独り善がりな展開のあるシナリオに対して「TRPGじゃなくて小説書いてろ」という罵りがあるけど、まあそういう事よね。 PLは「読者」ではなく「物語の共同制作者」なのである