茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第3104回「「ザ・スーパーマリオブラザーズ」が、興行的には大成功で、ロッテントマト的には賛否両論なのは、つまりは制作陣がこの映画に求められるものを考え抜いていい仕事をしたということ」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート３１０４回をお送りします。文章は即興で書いています。本日は感想です。

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映画、「ザ・スーパーマリオブラザーズ」が、アメリカで公開されて興収の記録を塗り替えているということで、おお！　と思ったのだけれども、同時に、批評家の評価を集めたロッテントマト的には賛否両論ということで、どういうことかちょっと探ってみた。

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映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ」の中で、ピーチ姫がなにかやっている動画を、しばらく前にぼくは映画のクリップだと知らずに英語の方のツイッターアカウント @kenmogi でシェアしたことがあるけど、それくらい、アニメーション自体の力があるんだと思う。

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「ザ・スーパーマリオブラザーズ」のヒットの理由としては、もともとの設定に忠実であるということと、自分がほんとうにゲームの世界に入り込んだ気持ちになれるということで、それは子どもから大人まで多くの観客が求めていることだろうと思う。

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一方、ロッテントマトの批評家たちが賛否両論な理由を探ってみると、原作の世界観から出たストーリーがないとか、アメリカの声優（voice actor）たちの演技がものたりないとかいうことらしいけど、それは、「ザ・スーパーマリオブラザーズ」という映画の性格からしてむしろプラスなんじゃないか。

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ロッテントマトの批評家たちの採点は、A24がつくるような映画には当てはまるけど、「ザ・スーパーマリオブラザーズ」のような映画には、ジャンル的に当てはまらないと思う。マリオやルイージ、ピーチ姫が出てくるゲーム世界のストーリーを楽しみたい人たちには、ロッテントマトはきっと関係ない。

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「ザ・スーパーマリオブラザーズ」が、興行的には大成功で、ロッテントマト的には賛否両論なのは、つまりは制作陣がこの映画に求められるものを考え抜いていい仕事をしたということなんじゃないか。日本でもきっと大ヒットするでしょう。ぼくはキャラクターの中ではルイージが好きです。緑だから。

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映画、「ザ・スーパーマリオブラザーズ」日本語版の予告編はこちら。４月２８日公開ということで、ゴールデンウィークはきっと映画館は大盛況になるでしょうね。 youtube.com/watch?v=2Rx8D-…

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以上、連続ツイート３１０４回、「「ザ・スーパーマリオブラザーズ」が、興行的には大成功で、ロッテントマト的には賛否両論なのは、つまりは制作陣がこの映画に求められるものを考え抜いていい仕事をしたということ」をテーマに７つのツイートをお届けしました。