原発事故問題の本質と隠蔽

原発事故後、①本来なされるべき政策対応と考え方はどうあるべきであったのか。それに対して、②支配者はどのような動きに出てきたのか。それらを前にして、③私たちはどう考えるべきか。そして、④落とし穴はどこにあるのか。……について、3~6月のツイートをまとめました。
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高岡 滋 @st7q

政府の「風評」利用には前歴がある。第三水俣病が報道された時、国は水銀パニックを利用した。新潟水俣病に貢献した椿教授は火消し役をさせられ、認定基準も厳しくなった。健康被害の可能性を厳密に検討せずに「風評」とは言えない。歴史は繰り返されている。http://bit.ly/mN2kJ3

2011-05-27 10:34:30
高岡 滋 @st7q

①汚染拡大阻止、②体内摂取防止、③情報提供・隠蔽、④低濃度汚染問題、⑤遅発障害、⑥学者の独立性、⑦差別、⑧地域社会分断、⑨企業・行政の責任と補償原資、⑩被害と補償の範囲、他…論点同じです。RT @hihihidechan 水俣の方の経験が今こそ生かせるのではと思うのは、私だけ…。

2011-05-30 23:53:18
高岡 滋 @st7q

騙されてはいけない。これは「一億総ざんげ論」の変形版。この内容自体ではなく、その「構造」と「役割」を見てみよう。権力批判は怖いが、弱者批判は容易。今の日本においては、権力批判は単なる論評ではなく、自己変革を必要とする。【カマトトぶる日本人】 http://t.co/UP7R6Yo

2011-05-31 16:39:42
高岡 滋 @st7q

地域の放射線線量は不十分ながらも情報がある。飲食物の汚染はさっぱりわからない。健康障害が顕在化しているかどうかは関係ない。被曝を最小限にするために、地域と食品の詳細な汚染状況を、行政は公表し、マスメディアは冷静に報道すべき。言ってもムダと思われても、言い続ける。

2011-06-05 21:28:37
高岡 滋 @st7q

3月以来、自分にさえ、強力な正常性バイアスが働いてきていることを感じる。しかし、深層意識は深刻さを忘れているわけではない。状況の微妙な変化で、論理を超えた意識が正負の両方向に動く。

2011-06-05 21:37:53
高岡 滋 @st7q

関東の人も緊張感は長く続かないでしょうし、九州の私の周りも食は大丈夫と思っている人が多いです。行政とマスコミの責任、1960年代の水俣での現象と同じです。RT @laterraverde …大手企業系列のスーパー、関東から遠く離れていても汚染地域の食材や原料を使った製品が多数…

2011-06-05 22:15:18
高岡 滋 @st7q

大連立など政局の話が出ていますが、大切なのは、①原発政策の転換、②暫定基準の見直し、③地域と食品の汚染情報公開、④地域住民と福島第一原発内労働者(人海戦術)の被曝対策、などの政策があるかどうか?そのようにはみえません。

2011-06-06 07:23:29
高岡 滋 @st7q

【もう一項目①を追加します】@st7q 外食産業、食品小売り、スーパーなどに対して、①内部被曝について厳しい見解の存在、②政府の暫定基準が甘すぎる、③貴社の安全な食品の選別を依頼、④商品の差別化になることを書いたメールを送付してはどうでしょうか。どなたか、是非お願いいたします。

2011-06-06 07:58:00
高岡 滋 @st7q

どう考えても、東電や米倉というのは大嘘つき+大泥棒です。ただの嘘つきや泥棒は地球や国土を汚したりしませんから、それでも表現が控えめです。彼らと関係する政治家などを退場させるのは日本人の責務。巨悪を前にした時、正しく「批判」し、「一緒に」行動できるようになることが日本人の成長です。

2011-06-07 21:57:11
高岡 滋 @st7q

被害の実証には、①原因:環境人体汚染、②結果:人体被害が重要。水俣で国は②の調査を拒否してきました。福島では、①放射線・核種データを隠蔽し、②データを山下が握ることで、補償への影響を最小限にしたいのかも?? @hide19692005 http://bit.ly/jePRRj

2011-06-08 00:45:21
高岡 滋 @st7q

謀略が得意なタイプの官僚は、関係する個人の欠点や弱点に鋭い嗅覚を持っている。全ての人間は欠点や弱点を持っている。彼らは、専門家にしても、国民一般にしても、ターゲットにした人間の欠点や弱点を利用することに長けている。彼らの「汚れ」への親和性を想像しただけでも虫唾が走る。

2011-06-09 22:32:02
高岡 滋 @st7q

国民の欠点や弱点を断罪するような発言をする政治家に同調してはならない。津波〇罰発言にうなづいた人々は、その罰が自分に下りうるものと考えたであろうか?また、その政治家もその罰に値するかどうかを考えたであろうか?そのような政治家の発言の多くはパラドックスである。

2011-06-09 22:48:55
高岡 滋 @st7q

2004年4月、イラクの三人の人質に対して「自己責任」を要求した人々には、自らは自己責任の取れないタイプが多かった。彼らは、実は、自分自身を人質たちに投影していたのだと思う。これもまたパラドックス。汚れた権力は汚れた心に対して鋭い嗅覚を持っている。

2011-06-09 22:50:48
高岡 滋 @st7q

私達が時に、同胞(隣人)を批判することは必要だと思う。しかし、私達は同胞(隣人)をさげすんではならない。誰が同胞(隣人)か?それはあなたが誰を同胞(隣人)と思うかにかかっている。

2011-06-09 22:51:45
高岡 滋 @st7q

これは罰と認めた印象を与えますので、書き直し。 @st7q → 国民の欠点や弱点を断罪するような発言をする政治家に同調してはならない。彼らが断罪どころか批判もしない巨悪が放置されている。

2011-06-09 23:34:39
高岡 滋 @st7q

対人的なトラウマでPTSDになる人は、抵抗し(でき)なかった人に多い。闘う苦しさも大変だが、闘えた人はPTSDになりにくい。これは自己コントロール感の差。日本人はもっと、抵抗し、闘うことを学ぶ必要があると思う。…あるいは、そうなりつつあるのかも…。(続く)

2011-06-10 07:18:21
高岡 滋 @st7q

(続き)強力な相手と闘うためには、ひとりでは無理。どこかで結束しなければならない…。団結という言葉は没個性的で、私も好きではない。しかし、それは私達がそうしなくても生きていけたから。これからは違う…。新たなかたちが…。

2011-06-10 07:18:40
高岡 滋 @st7q

抽象的ですが、こんなに考えます。前提条件:官僚システムは国家に必須、全ての官僚が悪いのではない、もし国民と政治家が強ければ官僚はそれに従う。目標:国民と政治家、国民と官僚の距離を縮め、監視・激励すること。RT @apgjoa 官僚と真っ向勝負できるひとは誰? きゃつらの弱点は何?

2011-06-10 08:49:45
高岡 滋 @st7q

【追加】その前に、私たち自身が政治家と官僚の役割を見抜き、騙されないこと、私たち自身が国民を裏切らないことが必要ですね。RT @st7q …目標:国民と政治家、国民と官僚の距離を縮め、監視・激励すること。RT @apgjoa 官僚と真っ向勝負できるひとは誰?…

2011-06-10 09:13:51
高岡 滋 @st7q

責任者以外の対象に国民の対立軸を移行させるのは普遍的手法。水俣市民同士にニセ患者批判をさせていたうちは、チッソも国も安泰でした。国民の多くはこの罠に気付いていません。RT @itoshunya @doufun: 汚染地域の農家の自殺…生産者vs消費者の構造に当てはめたいらしい。

2011-06-17 00:30:30
高岡 滋 @st7q

多少の環境汚染は経済発展の為にやむを得ないという考え方そのものが間違っている。汚染企業を淘汰し、より環境に負荷をかけない企業を発展させればよいだけのこと。利益だけでなく社会貢献と環境負荷を含めた総合力で競争させること。経済や社会はそれで止まったりはしない。必ず順応していく。

2011-06-17 07:51:56
高岡 滋 @st7q

【責任の転移・テクニック】この例の如く、本来指導者や支配者が果たすべき責任を反対派や庶民にかぶせる議論を、日本人は散々やらされてきたのだ。RT @ikutana 小出氏の一番信用ならない点は、数十年来の反対運動の間に、原子力に代わる様なエネルギー源の開発に従事していない点だ。

2011-06-27 22:04:25
高岡 滋 @st7q

水俣病で一貫していた国の姿勢は、(健康)被害の実態を認めないこと。被害を断定しない救済(してあげる)制度…水俣病「特別医療事業」「総合対策医療事業」。この制度をカナダに輸出。ノーモア・ミナマタ訴訟和解でやっと被害者と認めた。原発事故の「精神的苦痛」「風評被害」の今後を要注視。

2011-07-14 06:57:17
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