防災・日本再生シンポジウム「放射性物質の拡散と大学人の役割」:kaztsuda さんによる実況
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チェルノブイリでは5年経った後に5頭の調査しかなかった。今回の調査では既に50頭のサンプルが得られている。
2011-11-13 15:03:57今後の研究。セシウム膀胱炎を検索。GPSをつけて行動と外部被曝量の調査(1台150万)。歯、骨、毛などに被曝した量の調査。精子や卵子のDNAの影響。遺伝子発現変化。データのアーカイブ化。等
2011-11-13 15:08:03こんな研究が福島県にとって何の役に立つか?(現地でよく聞かれたらしい 安全性の早急な確認など。農業の復興を目指す。
2011-11-13 15:10:36放射線で気をつけるべきこと。急性か晩発制か。被曝量の単位。パーセンテージ。胎児への影響や遺伝的影響。科学と、防護管理の違い。因果関係と相関関係の違い。
2011-11-13 15:13:13広島長崎では、1948-1954に8万人の被曝と出生の影響の調査を行った。結論としては影響はわからない。
2011-11-13 15:14:30御用学者と正義の味方の対立、それは実はアジテーターと啓蒙家。その背後にはさらに、声なき地道な研究者がいる。
2011-11-13 15:15:31即時性が必ずしも社会の役に立つとは限らない。思いや心情と科学の間には不確実性がある。大学人や市民マスコミなど、様々な人々がひとつの目標に向かう必要がある。しかし現実は。。。
2011-11-13 15:19:11感想。論文になる前なのであまり数値的な紹介はなく、グラフで示しただけでしたが、血液と臓器のセシウム濃度の相関は、それほどきれいなものではなかったかなー?、と。これはまだサンプル数が50と少ないのでしかたないですね。ただ甲状腺への蓄積は、他の臓器と比較して明らかに少ないです。
2011-11-13 15:25:13岩崎さんと花輪さんの話は以前にも市民講座で発表されているので、なんか新しいネタがあったらのんびり紹介します(ちょっと疲れた)
2011-11-13 15:29:12東北大・岩崎先生:大気における放射性物質の拡散
柏近辺がホットスポットになった理由として、風と降雨など気象条件の検証って見たことないんだけど、これはぼくの興味が宮城県周辺に向いているだかだからかなぁ? 宮城県周辺はアメダスのデータがことごとく取れていないので検証が難しい T_T
2011-11-13 15:41:163/12,3/15,3/19-20の気象条件の違い。3/12は降水がない。流跡線の高度が非常に高い。3/15は夕方から夜中にかけて東北地方を前線が通過。3/19-20は一度海に出たものが福島県南部に戻り中通りを抜けた。沈着の影響は3/15も3/19-20も両方ありえる。
2011-11-13 15:49:16数値シミュレーションによる予測は、定性的にはよい情報だが、定量的には不十分。ホットスポットの予測は難しい。
2011-11-13 15:50:38広域監視と即時通報の体制が必要。原発周辺以外の精度の高い気象観察が不可欠。数値シミュレーションについては不確実性の情報の提供も重要。SPEEDIの反省。
2011-11-13 15:53:44東北大・花輪先生:海洋における放射性物質の拡散
岩崎先生の気象の話の次は花輪先生の海洋の話(この時点ですでにスケジュール30分超過 ^^ )
2011-11-13 15:57:25東京電力によるシミュレーションでは、福島第一原発付近の汚染海水は時間を経るごとに希釈しながら5年ほどかけて北米大陸まで移動との見込み。ただ花輪先生はもっと早く到達するとの意見。ちなみにガレキは既にミッドウェー諸島まで到達しています。
2011-11-13 16:17:57