防災・日本再生シンポジウム「放射性物質の拡散と大学人の役割」:kaztsuda さんによる実況

2011年11月13日午後、仙台で開催された防災・日本再生シンポジウム「放射性物質の拡散と大学人の役割」を@kaztsuda さんが実況して下さいました。 第1部が講演会で福島原発の事故の影響をめぐる4つの研究発表 1)大学などの協力による精密土壌汚染マップの作成 2)被災家畜の包括的線量評価事業 3)大気における放射性物質の拡散 続きを読む
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津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

5分休憩。これから各先生方のパネルディスカッションに入るので、これから何が飛び出すかちょっと楽しみ。でも既に30分オーバー。ここの会場、何時まで借りてるんだ? ^^

2011-11-13 16:32:12
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

さっきの野生家畜のスライド。セシウムは横紋筋に最も蓄積、血液の20倍程度、これはかなり相関はきれい。次が心臓、ただしこれはバラツキが非常に多い。血液の10倍くらいか?次が肝臓、血液の10倍弱。甲状腺は地を這っているのでよーわからん。

2011-11-13 16:42:00
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

このスライドの写真を公開してしまうのが早いんだが、ちょっとそれはマズイからなぁ。まぁ、早く論文として発表してもらいたいところです。

2011-11-13 16:43:21

パネルディスカッション

津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

(パネルディスカッション始まってるんだけど、最初に田村先生が事故直後のモニターリングの紹介をしているので、ディスカッションはまだ)

2011-11-13 16:45:32
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

三春町の「実生プロジェクト」の紹介。国の調査とは独立に土壌調査や小中学生に累積線量計を配って被曝量を調査。NPO法人による運営で、田村研の小池さんがサポート。

2011-11-13 16:55:59
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

金田さんが7月に川内でやった放射線測定セミナー http://t.co/2azO7agG の紹介しているけど、田村さん、あんまり話が長いとディスカッションの時間なくなるぞ。

2011-11-13 17:01:08
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

ディスカッションのテーマ。1) 動機やきっかけ 2) 苦労したこと 3) 社会や市民との関係をどう考えたか 4) 大学の研究者の役割としてどう考えるか

2011-11-13 17:02:51
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

谷畑先生:研究者は自分がやっていることが自分にとって一番面白いこと 福本先生:今までわからなかったことをわかるようにするのが研究者の使命 岩崎先生:女川のイベントは他の汚染とは全く違う。自分でも調べるまではそれがわからなかった 花輪先生:学会としての社会的使命は重要

2011-11-13 17:07:02
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

小池さんから:仙台から長野に1週間逃げ出していた。仙台に戻ってくる途中、福島の土を採ってきて測ってみたが、とんでもない汚染状況にびっくりした。その反省から現在のサポート活動をしている。

2011-11-13 17:08:35
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

谷畑先生:ここ半年は自分の研究がほとんどできていない。しかししかたがない。これは自分がやらなければならない仕事なのか?、しかし自分より偉いノーベル賞級の先生方はなにもしてくれない。自分がやりたいんだから、やるべきことをきちんとやろう。

2011-11-13 17:10:48
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

福本先生:大学は自由はあるが金はない。行政は判断しない。国は口だけ。福島は混乱の極みで余裕がない。地域の人は警戒区域に入れるが災害対策本部はダメ。省庁の縦割りは意外にありがたく、政治家を動かすとすんなり進む。

2011-11-13 17:14:17
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

また谷畑先生の国への文句:システムとして新しいことがあった場合、中小企業の社長さんなら自分の責任で物事を勧められる。でも国はそうはいかない。国から村長さんに至るまで全て了解を取らないとならないのは大変。非常時にこんな悠長なことをしていてはいけない。

2011-11-13 17:16:27
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

谷畑先生:これは必ずやらなければならないんだから、まずやろう、そういった声はついぞ国からは一度も聞こえてこなかった。その点では何度も歯がゆい思いをした。

2011-11-13 17:18:03
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

田村先生:本来政治家がやるべき仕事を、研究者がやらなければならなかった

2011-11-13 17:18:34
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

花輪先生:(日本海洋学会会長としての意見)。海洋学会は地球物理から生物まで分野が広い。水産物の汚染まで含めて情報を発信すべきなのか、日本水産学会に任せたほうがよいのか、今でも結論がついていない。

2011-11-13 17:20:23
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

花輪先生:日本海洋学会としては、個々のトピックに関してはその分野の専門家を招いて意見を言ってもらう、そういうやり方に落ち着いた。

2011-11-13 17:21:24
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

花輪先生:原発20km圏内に入って調査をしたいが、なかなか許可が出ない。最終的には地元自治体の組長さんの許可を取ればよいことがわかり、これから調査がはじまる。

2011-11-13 17:22:17
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

花輪先生:原発周辺の自治体はもう漁を諦めているので、今はむしろ積極的に調査を望んでいる。しかし、その周辺自治体は風評被害を恐れ、協力が得られにくい。その温度差が課題。

2011-11-13 17:23:27
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

岩崎先生:自治体からなかなか情報が出てこない。調査の上でこれはとても困る。大学のよいところは中立であること。東電に任せていると都合の悪い情報は出てこない。SPEEDIも、他の国のように気象庁など中立的な他の機関がすべきことだった。

2011-11-13 17:26:01
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

次は社会との関わり方のテーマについて(線量を調べて勝手に公表していいものかどうか、など)

2011-11-13 17:29:18
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

谷畑先生:自由ということは諸刃。複数の学説があった場合、どちらが正しいか社会として判断ができない。マスコミは雑誌が売れればよい、TVは視聴率がとれればよい、判断基準が異なる。そういう世の中になっていることを研究者は知るべき。

2011-11-13 17:31:10
津田和俊/急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

谷畑先生:女性セブンの取材では全然しゃべってもいないことを書かれた

2011-11-13 17:32:15
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