上野千鶴子氏と古市憲寿氏の対談を聞いて思ったこと

「新進気鋭の若手社会学者」古市憲寿の言う「社会からの承認」とは「ぬるま湯の中での承認」である。
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@absalon411

また、会社に対して本当に有意義な意見を有しているとか、有能とか、単純にこの人についていけば俺の立場は安定とか、というのが「いいオヤジ」。悪いオヤジとは、文字通り悪いオヤジのこと。最近の若者は、いいオヤジのことだけ聞いて、ついていけばいいのに、それをしないのだ。

2011-11-14 20:48:04
@absalon411

いいオヤジが目配せをくれることがある。飲みに行こうとか、一緒に仕事をやってみないか、とか。それはチャンスなのである。しかしそういうオヤジを「うざい」と思うのか邪険にし、ただの飲んでいて楽しいオヤジとか、自分たち若者の「ノリ」を分かってくれるオヤジだけと付き合う。

2011-11-14 20:48:17
@absalon411

論理が飛躍するが、このことからも分かる。若者は「個」を見つめることができなくなっているのではないか。あなたと私は違う。このオヤジとあのオヤジは違う。だから社会ができるんじゃないか? だから社会は多様であるべきだし、障害者にも外国人にも寛容であるべきなんじゃないか。

2011-11-14 20:48:39
@absalon411

こいつは私の話を分かってくれるから仲間で、分かってくれないから無視するなんて、虫の良い話だ。私だってツイッター上で分かってくれない人のことは無視するが、それは「歩み寄る姿勢があちら側にないのだから当然」である。それ以上のことはツイッターではできない。

2011-11-14 20:49:10
@absalon411

若者はいいオヤジの言っていることを真剣に聞くべきである。悪いオヤジの個とは無視してかまわない。いいオヤジはけっこういいことを言っている。ものすごい初期的なこととして、いいオヤジの言っていることにまず耳を澄ませてみる。それをしない日本こそが滅びると思う。

2011-11-14 20:49:30
@absalon411

若者が自分探ししていた頃のほうが、なんか懐かしくなってしまった。という、きのうのおもしろかった対談の感想でした。嫌みでなく、本当におもしろかったです。

2011-11-14 20:56:00