【歴史の教科書にも出てくるよ】演繹法と帰納法を小学生にでもわかるように解説
- naobotaka_magi
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演繹法と帰納法。 大学を出られた方である良い子の皆さんは高校の授業で習ったかと思います。 魔法天使も、高校の数学と世界史で習って知った人間ですが、今回はそれを小学生にでもわかるように説明します。 では早速見ていきますね。
2023-05-11 09:49:12帰納法はベーコン、演繹法はデカルトという17世紀から18世紀のヨーロッパの哲学者が提唱した論理的推論のアイデアです。 ベーコンは複数の事実から結論を導けるという法則を、デカルトはいくつかの事実やデータををもとに普遍的な法則を導いて結論を導けるという法則を発見しました。
2023-05-11 09:49:12ちなみに、数学の時間で習う帰納法はここでは演繹法にあたるものですので、誤解しないようにしてくださいね。
2023-05-11 10:04:06では、具体的な帰納法を使った話を紹介していきます。 例えば、あなたがどちらも食材が一緒の底が盛り上がった弁当とそうでない弁当を3日間あらかじめ同一のワットで温度指定で電子レンジで加熱してから食べるとします。
2023-05-11 10:04:07加熱の所要時間を観察したところ、3日間いずれも前者の弁当が後者の弁当よりも短いことがわかりました。この時、底の盛り上がった弁当はそうでない弁当より早く電子レンジで加熱できるという結論が導き出せます。 まあ、この話は物理の知識があればわかることだとは思います。
2023-05-11 10:04:08次に、演繹法を使った例の話をします。 先ほどの帰納法の話で底が盛り上がった弁当はそうでない弁当よりも早く電子レンジで加熱できるという結論が出ました。その後にあなたは物理を勉強して数学的な理屈でその仕組みを理解したとしましょう。
2023-05-11 10:16:59すると、いちいち家や店で電子レンジ加熱しなくても、底が盛り上がっている弁当と平べったい弁当のどっちが加熱時間が長いかを判断できますね。 これが、演繹法というものです。
2023-05-11 10:16:59また、これを応用したもので、「底の盛り上がった弁当は電子レンジで早く加熱できる」という大前提と「鶏丼弁当は底の盛り上がった弁当である」という小前提から「鶏丼弁当は電子レンジで早く加熱できる」という結論を導き出す方法があり、これを難しいワードで「三段論法」といいます。
2023-05-11 10:22:57ちなみに、このうち帰納法は決して万能なロジカルテクニックではないようです。 例えば、そこら中にいる20代と50代の年収を調査してたまたま全員50代のほうが20代よりも多いからと言って、「20代は50代よりも必ず年収が低い」という定式化は出来ませんよね。東京に行けば反例は出てくるでしょう。
2023-05-11 10:37:12まあ、そんな演繹法と帰納法の話になりますが、皆さんは何かコメントはありますか? 以上、演繹法と帰納法を小学生にでもわかるようにした解説でした。
2023-05-11 10:37:12ところで、このまとめの下書きを書いていたときにそこまで強くない地震が来たのですが、電源が付いていて通信ができているスマホの地震警報音が鳴ったことに気づきました。 そして、鳴った地域を調べたらいずれも一定の震度以上の被害が見込まれるような地域でした。
2023-05-11 10:37:13ここで、魔法天使はあることに気づきました。 「なるほど、体感的に揺れが弱くても予想震度の数字が一定以上なら一般的にスマホは警報音を出すんですね。」
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