コンセプト問題-1 (背景)
- hkohno_abbr
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いやはや、、、黒瀬氏の話し方には逆のベクトルを感じます。(無抵抗な「フリ」だけでいい、と) RT @fermat1665 籠城線の後の消耗戦のような形。やっぱりガンジー的無抵抗(無コンセプト)主義、ということなのか?
2010-04-17 02:29:00確かにそうなのですが、そう思ってしまうのも僕らの方の既存のアート観に依拠しているわけだから、と自問すると反対の図も生じる、というようなことです。(笑) RT @hkohno_abbr: いやはや、、、黒瀬氏の話し方には逆のベクトルを感じます。(無抵抗な「フリ」だけでいい、と)
2010-04-17 02:35:24それはわかります。RT @fermat1665 そう思ってしまうのも僕らの方の既存のアート観に依拠しているわけだから、と自問すると反対の図も生じる、というようなことです。(笑) RT @hkohno_abbr: 黒瀬氏の話し方には逆のベクトルを感じ...
2010-04-17 02:40:15難しいけど、とりあえずコンセプトを立てて状況を捏造してそこから本物っぽいものを立ち上げよう、というのは従来の方法。でもコンセプトと立てても流れが速くて追いつかないなら、コンセプトなしでいいじゃん、ということ。これ、実は広告ではそういうこと起こってますよね、既に。
2010-04-17 02:37:41ただ、その場合は、旧来の、何かを臨界点で屹立させるアート、のような概念とは全くそぐわないから、そもそもアートとは言わないのかもしれない。そして、アートとも言われることも期待していないのかもしれない。
2010-04-17 02:41:51これは確かに切実な問題ですがアートにとって一時的な問題とは言えないという立論も一応は可能ですよね。 RT @Hori_ze: この方向性で美術界にコミットできれば 、できる可能性があったならそれは見てみたかったです。ただそこでの作家が食べていけるといった状態は可能なのか…
2010-04-17 02:46:16ただ、ウェブが用意してくれる環境=アーキテクチャーが、表現者への参入障壁を下げているという事実を真面目に取れば、制作することと生計を立てることは別々になるという話はありえるのかもしれない。
2010-04-17 02:48:03ただ、その場合、きっと、欧米は違う論理で、というか村上隆さんいうところのヒエラルキーの中でのアートの占める位置を堅持しながら、従来通りの芸術回路を回し続けるようにも思います。そこをハックしないと実はまた「悪い場所」日本論に巻き取られてしまう。・・・難しいな。ホントに。
2010-04-17 02:50:09カオスラウンジUSTを見てしまった。もう断絶しようと思ったのに見てしまった。この状態を発生させることこそが彼らの表現なのだろう。つんくがモーニング娘。を立ち上げたときもぼくは度肝を抜かれた。ジャケットのロゴが毎回変わってるから。そこでぼくのブランド観、コンセプト主義は崩壊した。
2010-04-17 02:33:20でも、まだしもつんくの場合は「音楽」の土俵で、クラシック理論から、音の聴きわけ方からふまえた上で成立する方法で、ですよね。そういう前提が「カオス~」にあるのか不明。RT @takumau カオスラウンジ・・この状態を発生させることこそが彼らの表現・・つんくがモーニング娘。を・・・
2010-04-17 02:46:24.@hkohno_abbr カオスラウンジは歴史の参照が薄いのでロジックとして弱いという話ですね。その話はその通りで、芸術の起源は呪術にあるので、カオスラウンジは現代の呪術信仰であり、幽霊をオブジェとしてアウトプットしたのだという話を展開してほしかった。これは勝手な解釈ですが。
2010-04-17 02:55:06@takumau あと、やはり、fermatさんも触れられているように、betしている側の掛け金の吊り上げにおどらされているアイドル。つまり、「商業戦略」でしかないかもと。それを外したときに語れる作家性や作品性がないと、きついんじゃないか、と。すみません、途中ですが、また今度。
2010-04-17 02:58:28@hkohno_abbr わかります。祭りと作家性は両方必要です。商業なら前者だけでOKですが、死ぬまで美術でごはんを食べるなら結局、後者がなければ生きていけないです。ぼくはこの後者に自信がなかったので離脱しました。ギャラリストが見ているのは圧倒的にマーケットインした後者です。
2010-04-17 03:03:30作品コンセプトは説明できなくてもいいからキュレーションの意図(コンセプト)の説明は必要でしょうね。RT @fermat1665 うむ。 RT @alltbl: 俺なら、その場で説明できたり、ぱっと見で分かるコンセプトなんてただの消耗品だろ、やめてくれっ、て言ったけどな。
2010-04-17 16:41:29カオスラウンジの事件は広告関係者はぜひ見るべき。いま広告ではコンセプト主義は崩壊されつつあって、代わりにユーティリティ(実用性)へむかっている。役立つ広告。だが悪くいえば広告のダイナミズムが失われている。だからコンセプトではなくインシデントが重要という論調がある。
2010-04-17 02:43:12.@takumau氏の、コンセプト主義が崩壊されつつあり、ダイナミズムが失われている、コンセプト(主義)回復よりもインシデントを起すことが重要、という意見からは、今回の出来事を理解しやすい。広告に限らず、確かにこういうシフトはあるだろう。
2010-04-17 16:48:32「コンセプトを言え」とアーティストに聞くのは野暮だし、そのまま「この作品のコンセプトは~」みたいに答えられるとマズい。が、アートのインシデントを擁護する者が「設計」のメタファーで語ったり、批評を打ち立てるのであれば、「コンセプト」は説明する必要がある。
2010-04-17 16:51:34建築に翻ってみると、「コンセプトという単語には決定的に〈現場の何か〉を忘れているような響きがある」という人が居るが、両方なしに建築なんてできないと思う(アイディアの言語化と、現実条件に抗いつつ形にしてゆくことの)。現場の過程で、常に立ち返って相互修正できるよう、コンセプトは必要。
2010-04-17 17:07:24念のため、先ほどのpost若干修正。.@takumauさんから引いた箇所。「コンセプト(主義)回復よりもインシデントを起すことが重要」という「論調がある」との指摘であり、必ずしも「重要である」と@takumauさんが仰ってるわけではありません。
2010-04-17 17:55:29デザインの現場(雑誌名ではない)では、この意味で使うことが多いですね。→「常に立ち返って相互修正できるよう」。あとプレイヤーが複数のときは絶対必要。 QT @hkohno_abbr: 現場の過程で、常に立ち返って相互修正できるよう、コンセプトは必要。
2010-04-17 17:13:07御意。コンセンサスの指標という意味も、もちろんありますよね。RT @i_ken デザインの現場(雑誌名ではない)では、この意味で使うことが多い→「常に立ち返って相互修正できるよう」。あとプレイヤーが複数のときは絶対必要。 QT @hkohno_abbr:コンセプトは必要。
2010-04-17 17:41:58.@hkohno_abbr コンセプト問題について論考を深め、ねむけまなこなつぶやきを参照していただき恐縮です。たとえば東浩紀はコンテンツ志向メディアとコミュニケーション志向メディアの対比でそれぞれの役割を説明してますが、コンセプトとインシデントはそれぞれに意義があります。
2010-04-17 21:24:40(もうイイカゲンいいのだが)昨日のレクチャーで黒瀬氏が言っていたrelational artの話も、本場で議論されていたこととは、かなり我田引水的なズレがあるように感じた。特に「関係性の視覚化」について。
2010-04-17 20:02:26