かえるくんさん、@takahiroanno さん、@kaoruito0618 さん 東大浜田総長の講義を聞く
濱田純一総長wikipedia http://t.co/TRvOzi3Y 灘から東大法、次に情報学環の前身となる新聞研究所の助手、教授を経て東大理事になり東大総長になる。 #魂
2011-11-18 16:59:14いつも法学の授業をするときには「隙が全くないような授業」をするが今回は「隙だらけの授業」をするらしいw 総長「自分の専門と自分が人間として考えたことを組み合わせて試行錯誤的に喋る。いろいろ突っ込んでいただければ。」 #魂
2011-11-18 17:01:23今日の総長の話のキーワードは「リスク」について。「法学というのは基本的にリスクヘッジなのであるが、そうやって作った法律や制度がリスクにもなりうる。」 #魂
2011-11-18 17:03:12総長「リスク、という言葉はなんとなく重くのしかかっているのかもしれない。自然災害のリスクもあるし、人工的なリスクや私の専門の法や制度のリスクもある。でもそもそもそういったものはもともとリスクを抑えようとして作られたものだが人間の自由にとって逆にそのものがリスクになっている」 #魂
2011-11-18 17:03:41総長「今の社会ではリスクから完全に逃げることが難しくなっている。リスクを本当に避けるのではなくて、自分の心を納得させることをしなくてはならなくなってくる。」 #魂
2011-11-18 17:06:16総長「リスクをとるかとらないかは個人の選択の問題、という話もあるかもしれない。ただ、現実問題、人間は完全に自由ではない。」 #魂
2011-11-18 17:08:18総長「②真理・真実の探求、という社会的な機能。表現の自由があることで、真実を探求することができる。」 #魂
2011-11-18 17:12:56総長「③民主主義。表現の自由があることによって、自分や人の意見の形成、それを交わすことができる。」 #魂
2011-11-18 17:13:30総長「なにかの目的があって、というわけではなく、とにかく『思い』を発信したいと思った。私の人生でもそう多くはない経験だった。シニカルな見方をすれば『表現することによって、自分の心のバランスをとったのではないか』という見方ができる。これは確かに表現のカタルシス性を表している」 #魂
2011-11-18 17:21:14総長「表現によるカタルシスがというものがある。それを震災は感じさせてくれた。そういう意味で自己実現としての表現というのを理屈ではなく実感で理解できた」 #魂
2011-11-18 17:21:22濱田「表現というのは絶対に規制してはいけないが表現自体が行動になるときには規制すべきであるという議論がある。」 #魂 #タフな総長
2011-11-18 17:23:39総長「好例は犯罪の教唆。これは行動と同一視される表現である。国家に対する暴力的な反逆行為はそれだけでなく扇動行為も取り締まる。実際に内乱を起こすようなものでなくても取り締まる。なぜか。それは表現は行動とほぼ同一視されているから。」 #魂
2011-11-18 17:25:07総長「マスメディアとしては、報道によってパニックを起こしてはいけないという制約条件がある。もう少し背景をおうと、科学的な知見をどう伝えるかという根本的な部分になる。」 #魂
2011-11-18 17:28:56放射能の例「一般の人が知りたいのは「逃げる必要があるかないか」など二者択一だが、科学の世界では数値で表される。こういった中で科学者がとれる一つのスタンスとしては「わかっていることだけを公表し」「判断は国民に任せる」というものがあるが、(続く)」 #魂
2011-11-18 17:31:38総長「とはいえ一般人がそれだけ言われても判断ができない可能性がある。個人が完全に理性的合理的な存在なりえないとすれば、これは難しいのである。」 #魂
2011-11-18 17:34:30総長「自由は完全な判断能力を仮定して与えられているが、実際の法制度は個人の能力の限界を想定して与えられている。放射能の件も同じ。」 #魂
2011-11-18 17:36:24総長「誤った情報で被害を与えたときにその表現や被害をうけた場所がわかれば、損害賠償なんかも考えやすい。でも風評被害のような抽象的な表現の場合は制度で縛ることは難しいし、縛ると生きづらい社会になる。」 #魂
2011-11-18 17:39:55早朝。放射能、原発を巡る報道、受け手、表現のの自由の話。とりあえずところどころわかりにくい。あ、ネット情報の話になった。ネットでの「流言飛語」だって。開戦かこれ、、、。
2011-11-18 17:42:28震災直後の流言飛語。人工地震説や、避難所で留学生が暴れてるなどのネット情報。国からプロバイダへ削除の依頼、規制。緊急事態だからこその措置。 第二次世界大戦での造言飛語罪の例。
2011-11-18 17:49:14