クリエイター達の雑感(その5)

クリエイターとして、何かを世に送り出している人々の、そこに至る意志と矜恃。 そして、その具現。 あるいは、ぽろりと本音。 さらには、彼らと我らを取り巻く「何か」に対しての現実と考察。 その5でございますわよ。
0
浅野真澄@フリーになりました @masumi_asano

地元秋田の方々から「地元出身てことで〜して下さい!ノーギャラで」て依頼がよくくる。中には毎年くるとこも。これって例えば洋服屋さんに「ただで服くれ。地元のよしみで」と言ってるようなもの。何度も頼まれると本当に困る。形がないものにもお金は発生するのだ。私はこれで生計立ててるのだ。

2011-11-08 15:15:23
椎名高志 @Takashi_Shiina

「何かを描く」というのは、「描かないものを選ぶ」ことでもあるよな。(ちょっとドヤ顔で)

2011-11-09 01:29:50
島国大和 @shimaguniyamato

コレを何とかするのも仕事だったりもするが、全員にいい顔をすることなど不可能なので。どこで折り合いをつけるかというのは難しい。 / “めんどくさい人とは「調整コスト」がかかりすぎる人。 - Togetter” http://t.co/x6usyGmG

2011-11-09 02:28:11
小島秀夫 @Kojima_Hideo

多くのひとから「弟子を育てないと若手が出てこない」と云われる。確かに技術やノウハウ、作風や遺志は伝授する事はできる。しかし、作家性は個人から染み出るもの。MGSで次世代に伝えようとしている「GENE」「MEME」「SCENE」「PEACE」中で、「SENSE」だけは伝授が難しい。

2011-11-10 08:28:12
pumimin @pumimin

おはよす。ムード変化をキャッチして対応を変えてくれない人がいるじゃない? すると、ああ、困ったちゃんプレイヤーで一緒に遊びたくないな、となるじゃないですか。キミのせいでセッション失敗だよと。で、相手の気持ちを考えてプレイしましょう、とマナー作る。

2011-11-11 05:55:58
pumimin @pumimin

でも、何故空気読んでくれないんだろ、とか考えるわけ。あと、この人をなんでそんなに迷惑だって自分は考えるんだろう?って自問自答する。すると問題は自分サイドにあることもあるかもって気づくこともあるかも。

2011-11-11 06:03:23
pumimin @pumimin

遊びの場だから不快な相手と一緒にいたくありません、とよく答えを聞く。でも、逆に所詮は遊びだから、どんな人とも遊べるじゃん?のほうがいいんでないかな。で、そういう趣味分野のほうが拡大できる。

2011-11-11 06:11:42
井上純一(希有馬屋)『逆資本論』発売中 @KEUMAYA

漫画誌の編集者が漫画について「すべて分かっている」ことはないデス。それは分かっていますが、私は漫画編集者に反論せず、言うことをすべて聞き、なるべく言われたことをやるようにする派です。 http://t.co/R1mnpAOL

2011-11-12 09:31:32
福地仁 @hitofuku

「メカにもキャラ性が必要」というのと、「メカがキャラに成っちゃう」というのは全く別の事なんだけど、混同は無くならないですな。「キャラクター性を内包しているマシン」であるべきなんだけどな

2011-11-12 19:03:41
笹本祐一 @sasamotoU1

昼間に「コンテンツの寿命」みたいな事考えてたのよ。1970年代は、テレビで再放送いっぱいやってた。特撮やアニメが夕方再放送されてて、夏休みや冬休みにはウルトラシリーズが午前中から固め打ちされてた。だから、あのころ子供時代を過ごした世代は、同じ作品を何度も見れた。

2011-11-12 23:23:37
笹本祐一 @sasamotoU1

ヤマトもガンダムも再放送から人気が出てなんて21世紀の今ではほぼ期待できないパターンで売れたけど、それ以前からテレビは再放送って形で放送された作品を使い捨てずに何度も使い廻した。ウルトラマンもウルトラセブンも、今に至る作品寿命があるのは10年くらい毎年再放送してたからだろう。

2011-11-12 23:25:19
笹本祐一 @sasamotoU1

同じ作品を何回も見る、ってのは見る側にもいろいろ得るもの、勉強するものがあるわけですよ。毎年見てると気付かないけど、三年おき、五年おきくらいだといろいろ違う物が見えてきて楽しい。1960年代生まれのクリエイターの中身はだいたいそーやって作られていると思って間違いない。

2011-11-12 23:26:47
笹本祐一 @sasamotoU1

ケーブルテレビが早くから発達してたアメリカでは、映画チャンネルが古今の名画を何度も何度も何度も放送するもんで、おかげで「風と共に去りぬ」でも「カサブランカ」でも、名画が多くの世代の共通体験になってるんだって。パロディなんてのはそういう基盤がないと受け入れる方も限られるから。

2011-11-12 23:28:25
笹本祐一 @sasamotoU1

円谷特撮、ヤマトからコナン、ガンダム、海外特撮番組が放送された時代、何度もそれを見ることが出来たってのは、文化を共通体験として持てた希有な時代だったのかなあ、とも思う。だって、今の子供達が何を見て育って、大人になったらどんなもの出してくるか、って考えると、ちょっと想像付かない。

2011-11-12 23:29:55
笹本祐一 @sasamotoU1

もちろん、新しい人は新しい時代に生きて新しいもの出してくるんだから、年寄りが心配する必要はないんだし、べつにおれも心配してる訳じゃないんだが、客としては面白いもん見せて欲しいからなあ。

2011-11-12 23:30:55
笹本祐一 @sasamotoU1

新作ヤマト見た若いのが、また30年後にヤマト作りたいと思うかなあ。再放送が普通にあった時代は、作品寿命は放送後5年くらいは期待できたけど、再放送がない昨今はもー作るはじから放送して消費されて「次ー!!」ってそればっかり。エヴァでさえ新作作り続けないと寿命が保てなくなってる。

2011-11-12 23:34:31
EXCEL@日曜A-55a @EXCEL__

オタクとヤンキーは精神的にはかなり近しい存在だと思う次第。

2011-11-13 21:44:31
EXCEL@日曜A-55a @EXCEL__

周囲にはなかなか理解されない価値観に基づいた奇抜な行動で(車を派手にしたり)周囲に眉を顰められつつ身内で大いに楽しみ、夜は駄弁り、一定の学年になると就職とかが忙しいので「卒業」する 何の話か書かないとオタクかヤンキーか区別つかんデスゥ

2011-11-13 21:53:49
EXCEL@日曜A-55a @EXCEL__

オタクな人が世間一般の人がなんでこんなに自分を排斥したがるのか理解できないって人は、さっきの話の流れ的にヤンキー文化に置き換えて客観視してから考えてみれば多少分かりやすいんじゃないかなあ。

2011-11-13 22:27:54
蝉丸P@「住職という生き方」「つれづれ仏教講座」発売中 @semimaruP

特典って予約だけで貰えてしまうんか!業界ならではの苦肉の策が裏目ってるのね…本とかは商品と同梱だけど、特典で予約取らないと数が読めない辛さじゃろうか “予約キャンセルにより起きる深刻な問題 - Togetter” http://t.co/MuXpoUMM

2011-11-16 13:15:44
小島秀夫 @Kojima_Hideo

「地獄の黙示録 特別完全版」に付いている特典映像を観た。年老いたジョン・ミリアスとコッポラが向き合って思い出話に花を咲かせていた。そもそも「黙示録」はミリアスとルーカスらがUSCの学生時代に企画を立てたのが始まりだ。当時、シナリオコースの教師で猛烈に厳しい人がいたらしい。 続く

2011-11-18 22:12:49
小島秀夫 @Kojima_Hideo

USCの学生はシナリオを何度も書き直して教師に見せるが、毎回ボロカスに言われて返される。学生達は悔しさに何度も涙を流したとい。しかし、彼らがUSCを卒業して、ハリウッドの現場に出た時、その先生が正しかったことを誰もが知ったという。プロで、ものを作るとはそういものなのだ。

2011-11-18 22:13:18