心理士矢野宏之さん 5月10日〜6月14日

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矢野宏之 @hiroyuki_83

B:さっき、Aにはああ言ったけど、ほんとはイマイチだったんだよねー C:そうだったんだ。。なんかそんな気がした。 みたいな会話の時、場の権力者がAからBにうつっている。なので、空気を読むって行動は、3人でいるときはAの意見に、2人でいるときはBの意見にあわせることが空気を読む

2023-06-05 16:52:45
矢野宏之 @hiroyuki_83

例えば、3人の会話のとき… A:この前さ、✕✕って店に行ったけど、すっごいよかったよー B:あ、私も行った。あのお店で△△、可愛かったよね。 A:わかるー C:へぇーそうなんだ。私も行ってみようかなー A:ぜひぜひー またねー(Aが場を出る) twitter.com/hiroyuki_83/st…

2023-06-05 16:52:44
矢野宏之 @hiroyuki_83

空気を読むっていうのは、社会的文脈っていう曖昧なものを把握することじゃなくて、その場にいる権力者を誰なのか特定し、その人の考えを知り、それにあわせるってこと。

2023-06-05 12:39:40
矢野宏之 @hiroyuki_83

空気を読むっていうのは、社会的文脈っていう曖昧なものを把握することじゃなくて、その場にいる権力者を誰なのか特定し、その人の考えを知り、それにあわせるってこと。

2023-06-05 12:39:40
矢野宏之 @hiroyuki_83

『あなたは、どうしたいの?』という問いかけを続けることは大事なのだけど、『私にはわかりません』『選びたくありません』を保証しないとき、それも暴力になる。

2023-06-05 11:27:57
矢野宏之 @hiroyuki_83

また、治療の中で意思決定をしていくのは大事だけれど、意思決定をするのにはとてもコストがかかる。その意思決定を放棄したいという選択肢も保証するのが支援だと思う。

2023-06-05 11:27:57
矢野宏之 @hiroyuki_83

これは、認知行動療法の問題じゃなくて、その運用の問題だと思う。エビデンスを参照しながら臨床をするっていうのは、『治るを誇張する』ってことじゃない。 他の治療でもそうだと思う『治る』を誇張して、頑張らせて治らないと、患者のせいにする治療者って多い。

2023-06-05 11:27:56
矢野宏之 @hiroyuki_83

たまに、認知行動療法の治療者でエビデンスを武器に、『こうすれば治る』を振りまいてて害悪だなって思う時がある。認知行動療法も百発百中ではない。ちゃんとした認知行動療法家は、『こうすれば、治る』とか言っちゃいけないと思う。

2023-06-05 11:27:56
矢野宏之 @hiroyuki_83

『自分を大事にしたくない』という当事者に、『それは、治っていない』『おかしい』ということの方が、暴力だと思う。 『自分を大事にしたくない』をあるがままの気持ちとして認めないのは、なぜ?って思う。

2023-06-05 11:27:55
矢野宏之 @hiroyuki_83

『リカバリーこそが大事』という価値観の押し付けって、すごいあると思う。 回復するかどうかを選択するのは、当事者の権利。当事者が『回復したくない』と言えば、それを尊重するのが支援だと思う。回復至上主義みたいな人は、アウトカムだけみて、当事者をみない。

2023-06-05 11:27:55
矢野宏之 @hiroyuki_83

治療の中で、『治療者と患者/当事者の意見が違ってもいい』と保証することって大事だと思う。そして、治療の主体や最終決定権は当事者にあるという姿勢を常に示し続けるって大事だと思う。

2023-06-05 09:47:24
矢野宏之 @hiroyuki_83

解離性同一症の治療で、治療者が「こうあって欲しい」っていう願望を汲み取った人格が生まれることがある。この人格って、本人も気づかないことがある。 権力を持たないように、と気をつけてる治療者でも起こったりする。

2023-06-05 09:47:23
矢野宏之 @hiroyuki_83

『男性は感情的ではない』っていうのは、嘘で、『男性は感情的になってはいけない』と思い込んでいる方が真実だと思う。男性が語りにくい感情は、『寂しさ』と『できない』だと思う。これを語れるようになることって大きいと思う。生きやすくなる。

2023-06-04 11:38:55
矢野宏之 @hiroyuki_83

相手がこういう感情なのでは?と思うとみえてくることがある。①イライラ・怒っているようにみえるときに、「不安なのでは?」、②敵意を向けてくるときに、「嫉妬なのでは?」、③執着してくるときに、「寂しいのでは?」 この辺、ちょっと立ち止まって、相手をみてみると、みえてくることが多い。

2023-06-04 11:36:44
矢野宏之 @hiroyuki_83

解離性同一症の人で、『人格交代したくない』という人がいるが、これは、『フラッシュバックしたくない』っていう感覚に近い。

2023-06-04 10:28:52
矢野宏之 @hiroyuki_83

解離(区画化)は、フラッシュバックとかなり重なり合うが、フラッシュバックが起きなくても解離(区画化)は、起きる。 ちなみに、fMRIのパターンをみるとフラッシュバックと交代人格のfMRIのパターンは似ている。

2023-06-04 10:28:52
矢野宏之 @hiroyuki_83

ASDは、自分の心の葛藤が、人格状態(イマジナリーフレンド)のような形で表現されやすい。 その場合、人格状態同士が喧嘩していることもある。

2023-06-04 10:28:51
矢野宏之 @hiroyuki_83

ASDは、記憶の符号化や、扁桃体の影響を受けて、フラッシュバックが起きやすかったりするので、解離(区画化)は起きやすいと言われる。モザイク状の自己を発展させるとか言う人もいる。

2023-06-04 10:28:51
矢野宏之 @hiroyuki_83

いわゆる防御カスケードで制御しているのは、こっちの解離。過覚醒が過ぎ、低覚醒に入りだすと、この解離が起き出す。 ↓参照 twitter.com/hiroyuki_83/st…

2023-06-04 10:28:50
矢野宏之 @hiroyuki_83

解離のもう一つの要素は、離隔化で、離人症に近い。ただ、この現象は、トラウマ治療の文化では単に「解離」と言ったりする。 この場合、刺激の苦しさを感じないように、ぼんやりするという形になる。

2023-06-04 10:28:49
矢野宏之 @hiroyuki_83

フラッシュバックは数秒間だが、1日くらい続いているゆるい感じのときもある。このときは、映像・音などの記憶は出てくることが少ない。 ちなみに解離性健忘は、発症してから逆行性健忘の形で起こることがほとんど。

2023-06-04 10:28:49
矢野宏之 @hiroyuki_83

覚えていない(この場合、解離性健忘になる)等。 ちなみに、フラッシュバックも解離の要素がある。例えば、交通事故のフラッシュバックが起こった場合、その時間に記憶が戻ってしまう(記憶の連続性が絶たれる)。 このフラッシュバックが起こった場合に、時間に関する見当識障害も起こす場合、

2023-06-04 10:28:48
矢野宏之 @hiroyuki_83

「解離」という現象には複数の要素がある。 一つは、区画化といわれる現象で、解離性同一症の病理の中核をなす症状。これは、記憶やアイデンティティなどが連続しない状態を指す。 例えば、数時間前の自分の考えを今の自分が共感できない。どうして、そういうことを言ったのかよく分からない。

2023-06-04 10:28:47
矢野宏之 @hiroyuki_83

苦しいことを全て聞き出すことが必要じゃなくて、誰かと一緒に過ごすこと、帰れる場所がそこにちゃんとあることの方が大事。

2023-06-02 08:23:51
矢野宏之 @hiroyuki_83

特に近い人との関係性では、いろいろな感情が込み上げて、言葉にできないことがたくさん出てくる、話しだすと傷つけてしまうって思ったり、近づいてくんな!ってなったり。

2023-06-02 08:23:49
矢野宏之 @hiroyuki_83

共同感情調節って何も言葉でやりとりするだけじゃないんだよね。ただ、自分が落ち着いてて、本人が嫌がらないほどの距離感でちょこんと座っているだけでよかったりするし。なにも会話をしない方がいいときもある。

2023-06-02 08:23:48
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