「科学との正しい付き合い方」の感想と著者の内田さんのコメント

next49 @next49

「科学との正しい付き合い方」読了。主張したい意見についてそんなに反論はない。気になったのは、想定読者、見えない科学を知るの意味、擬似科学の意味のぶれ。

next49 @next49

この本の想定読者は同書でいうマニアおよび中の人。理由は、中級以降、無関心層にとってどうでもよいと思われるマニアと中の人の姿勢に対する批判になっているため。見えない科学を見えるようにするためにはどうすればよいかの記述が多いほうがよかった

next49 @next49

見えない科学を見えるようにするというのは面白い

Marika UCHIDA 内田麻理香 @kasoken

@next49 ありがとうございます！そして丁寧なご感想及びアドバイスも。疑似科学に対するぶれ、ですが疑似科学はなんとかせねば、とは思っているのですが、ネット上に見られる「疑似科学批判」のやり方にはまさにマニアのアプローチ法と同様に疑問を抱いていることから由来している気がします

Marika UCHIDA 内田麻理香 @kasoken

@next49 科学は大事、でもマニアと中の人のアプローチ法には疑問、と同じ構造で「疑似科学はまずい、でもその批判をしている人たちのやり方は、既に疑似科学を受け入れてしまっている人に届くの？」というところかなと…という言い訳をしてみましたｗ

next49 @next49

.@kasoken お返事ありがとうございます。昨日のつぶやきをもう少しまとめてエントリーにまとめました。 http://d.hatena.ne.jp/next49/20100516

next49 @next49

@kasoken 擬似科学の意味のぶれについては、科学的に未検証の未科学の意味と既に間違っていることが明らかなニセ科学の意味の二つが本の中で使われていたのがよろしくなかったなぁという感想です。

Marika UCHIDA 内田麻理香 @kasoken

@next49 ご丁寧なエントリ、ありがとうございます！一点だけ「擬似科学批判についても、ちょっと批判的な目で見ている」ですが、疑似科学は批判しなきゃいけない存在、だということに関しては私も同意です。（図々しいのですが、その記述を変えていただければ…スミマセン！）

Marika UCHIDA 内田麻理香 @kasoken

@next49 疑似科学を生む土壌、は私は「権威化された科学」が社会から離れていき、わかりやすい回答を求める人が飛びついてしまって信じてしまうから、だと思っています。その信じてしまった人に対して、どう対応するか。

Marika UCHIDA 内田麻理香 @kasoken

@next49 お前の信じているのは間違っている！！考えが足りない、という「個人」への批判の仕方は「やり方が上手くはない」と思うのです。それでその人は納得するか？ ここは、相手が未科学でもエセ科学でも変わらず「やり方がまずい」と思うってしまうのですよね。

Marika UCHIDA 内田麻理香 @kasoken

@next49 一方で、ご指摘の通り「対象読者」「論点多すぎだろ」「見えない科学を見せるようにする話を厚く」というのは首肯するところで反省点でもあります。ご丁寧で建設的なご感想、ありがとうございます！

next49 @next49

@kasoken 擬似科学の件了解しました。後ほど修正いたしましたら、ご連絡いたします。

next49 @next49

@kasoken 擬似科学批判のやり方に関する話、了解です。「あなたが伝えたいことは本当に科学の説明を借りなきゃいけないことなの？」と解きほぐして、本当に伝えたいことを適切に説明する手伝いをするというアプローチが一番適切なラインかもしれませんね。

Marika UCHIDA 内田麻理香 @kasoken

@next49 書評いただいたのに、こんな注文をするとは…お恥ずかしい限りですが、@next49 さんには甘えて初めて（！）お願いしてしまいました。ありがとうございます。

Marika UCHIDA 内田麻理香 @kasoken

@next49 まさに「科学の説明を借りなきゃいけないの？」というところですよね。消費生活アドバイザーの方からも「ヒステリックになった相手は既に科学の説明を必要としていない」と聞きました。対個人を考えてしまうのは自分の職業柄だからか？科学者だったら、別の伝え方になるかなとも。