沖縄タイムスと阿部岳記者 ①

はじめに

• 私がトゥギャったものは、他所でまとめを作成する為のメモの一部です。便宜上「まとめ」と表記していますが、他の方々が作成しているような要点がコンパクトに整理されたものではありません。他の方がもっと分かりやすいまとめを作成しているかもしれません。

• 何か解説めいた文章を書いたりしていますが、下書きとして書き散らしたものなので適当に読み飛ばしてください。乱文、乱調、誤変換などなど、しばらく気が付かないと思います。探さないでください🤗

🟢 第Ⅰ部

6月23日　2023

🟡 沖縄慰霊の日　残る遺骨問題

大竹まことゴールデンラジオ

青木理

• 朝日新聞『天声人語』を紹介。
• アメリカの徹底した遺骨収集の取り組み。
• 日本政府の遺骨収集への取り組みは不十分。
• 日本の遺骨収集はボランティアに依存。

⏩ 04:38 ～

僕、疑問だったんですよ。
つまり、この国ではね、最近とくにそうですけれども、”国を愛せ” とかね、或いは "日本は、あの戦争間違っていなかったんだ" みたいな歴史修正主義みたいなのが蔓延したりとか、"愛国だ" とか言ってる人が政治家にも多いんですけれども、でも、だったら、僕この問題、本来、その保守とうったえるような人たちの方が国のために死んだ人たちの遺骨ってものを、きちんと最後まで収容する、いくらお金がかかってもやるんだという事を訴えるのが当然なんじゃないかなと思ったんですけど。

室井佑月　青山繫晴さんとか、すっとそれ言ってるでしょう。その硫黄島のとかって…

青木理　そう、だけど、ただ現実的にこの国、戦後ほぼ一貫して保守政権が担ってきたんだけど行われてこなかったと。これ、何でなんですかっていう話を栗原さん（毎日新聞・栗原俊雄）に聞いたら、まぁ、色んな理由はあると、例えば "戦争だからしかたない" とか、しかも "負けた戦争だからどうにもならないんだ" という諦めの感情ってのもあるんだけど、一つの大きな理由てのがね、この問題を突き詰めていくと「戦争責任」の問題に行き着いてしまうからじゃないかと。

つまり、空襲被害者への補償問題にしてもそうだし、この戦没者の遺骨収容もそうなんだけれども、その必要性とか責任の所在とかってものを突き詰めていくと、結局のところ "何であんな戦争になってしまったのか？" ていう根源的な疑問に行きつかざるを得ないと、そうなってくると、じゃあ ”あの無茶な戦争、誰がやったのか？” とか、例えば "対米開戦を決めた内閣の閣僚に岸信介さんもいたんじゃないの？" とかっていう問題になっちゃって、ある意味で、戦後の保守ていう人たちがそういう、その事に行かないための、ある種 "アンタッチャブル感" みたいなものがあったのではないかなっていう風に栗原さんがおっしゃってるんですね。そう考えると、まぁ、今日、沖縄慰霊の日で、沖縄にはまだ本当に遺骨がたくさん…

室井佑月　保守の人がどっちなの？青山さんとかが回収しろって凄く頑張ってるでしょう？何十年も前から

青木理　まぁ、僕は、その青山さんが回収しろって頑張ってるかどうか知らないけれども、でも現実の問題として一貫して戦後続いた保守政権の下で遺骨収集作業が、収容作業がほとんど進んでこなかった…

室井佑月　これはどうなの。あたし、ボランティアの人がそういう風な作業されてるのってすごく尊いと思うし、出てきちゃったらそれはきちんと弔いをするべきだと思うけど、やっぱり、すごくそれには莫大なお金がかかるから、私は、もし自分がね、戦争で亡くなってたとしたら、今、すごいその、生活に困窮してる人とか、今の、その平和のために使ってくれという風に思っちゃうところがある…

青木理　うん。まぁ、それも一つの考え方ではある。ただし、一方でさっき言ったようにアメリカだったりとか、まぁ、韓国なんかもそうなんだけれども、自国のために命を落とした兵士に関しては、本当に最後まで遺骨をきちんと収容して遺族に返すんだ、その為にはDNA鑑定までやるんだっていうことをやってるわけですよ。それは、ある意味での国家の意志、つまり、戦争てそれ位まできちんと国家が責任を取るっていうのが本来の在り方でもある。

確かに室井さんが言う通り、莫大なお金がかかるかもしれない。じゃあ、そのためのお金なら他のことに使った方がいいんじゃないのっていうのも一つの考え方だけれども、でもやっぱり、戦争で自分の国のために命を落とした人たちについては最後まで責任取るっていうのもこれ大切なことで、だから、まぁ、戦争ていうものをどう捉えるのか、それだけの貴方は覚悟があるんですか、或いは、それだけの覚悟も無いのに、ましてや、戦後いまだに沖縄では遺骨が見つかっているのに、その遺骨収容すらボランティアにやらせているような国が、勇ましく "愛国" だとかね、”戦争に備えるんだ” みたいなことを言う資格があるんでしょうかっていうようなことも我々、まぁ今日、沖縄慰霊の日ですけども、考えるべき視点だし、もう一個だけ言えば、話戻りますけれども、ましてや収容されない遺骨が含まれた土地の土砂をね、米軍基地の、で、その中には多分ね、米兵の骨も混ざってるんですよ恐らく。その土地を米軍基地のために埋め立てるために使うっていうのはちょっと考え直した方がいいんじゃないですか、という風な気がしますよ。

大竹まこと　あと、やっぱり、そうやって調べていくと、その中に民間との区別がつかなくなると、民間の人がどれだけ沢山死んでるかっていうことも晒されることになるっていうことも含まれてますよね。

青木理　特に沖縄の場合はそうですよね。

（以下略）

『沖縄慰霊の日　残る遺骨問題』青木理
大竹まことゴールデンラジオ＞大竹のもっと言いたい放題
2023年6月23日放送　より一部引用・文字起こし

🔴 マス対コアさん「室井佑月 "沖縄戦で亡くなった人の遺骨収集なんかにお金を使う必要ない" 」

🔵 日本

◯ 室井佑月さん「大きな予算を割くのは反対。貧困世帯、老朽化するインフラ整備などを優先すべき。」

◯ ギリギリで生きてる人が増えすぎた。

◯ 超少子高齢化が大問題

◯ 限られた予算の中での優先順位はある。