「通貨発行権」があれば、財源論は不要? 「税は財源でない」なら、何のためにある? ――中央銀行、インフレ税、通貨の信認
@sirouto @no17_ren あのー、私がいつ「政府支出さえ増やせば必ず経済成長する」って言いました。 政府支出を何に使うかが重要なのは当たり前の話です。 PB黒字化の幻想で政府支出を絞っては「何に使うか?」の議論にすらなりませんね。
2023-07-16 00:34:37@aniota920810 @no17_ren toyokeizai.net/articles/-/456… 事実、バブル崩壊後、政府債務が増えても、GDP成長につながりませんでした(上記)。だから、「予算を有効に使えば、経済成長できるはず」でも、甘い予想だと思います。日銀の異次元緩和も、永遠に続けられないので、PB黒字化などの財政再建が必要になる時期も近いかも。
2023-07-16 00:40:09@sirouto @no17_ren すいません。良く財政黒字化派の人達が言う通貨の「信認」って人によってバラバラでフワッとしてる人が多いので確認させて欲しいんですけど、「信認」って具体的に何で誰が決めてるんですか?
2023-07-16 00:39:49@aniota920810 @no17_ren >「信認」 本当は難しいですが、ごく単純化すると、「通貨の信認」という場合、その通貨(圏)のインフレ率を目安に、市場が決めます。通貨発行は、政府にとって「通貨発行益」をもたらしますが、逆に民間にとっては「インフレ税」の損なので、インフレ率が高すぎれば、海外に資本逃避します。(続)
2023-07-16 00:53:51@aniota920810 @no17_ren ただ、通貨の「信認」は、たんなるインフレ率(増加率)の言い換えではないのです。なぜなら、政府の財政政策、中銀の金融政策、そして市場の(インフレ)期待などの要素があるからです。信認は、これらの総合的判断なので、経済学者の間でも、解釈に幅があるようです。
2023-07-16 00:59:49@sirouto @no17_ren えーと、バブル崩壊後に予算が有効に使われた事があるんですか? 消費税導入や公共事業の減少、民営化など政府の予算が適切に内需拡大に使われている認識はありませんけど、何処を見ればバブル後は予算が有効に使われてたと言う話が出てくるんすか?
2023-07-16 00:49:34@aniota920810 @no17_ren 政府の予算を、有効に使って欲しいのは当然です。が、何が有効かは、そう簡単ではありません。たとえば「公共事業」は、90年代に「乗数効果」が低下し、経済成長に結びつかない、と経済学者に実証されたので、減少したのです。「有効に使えば、成長するはず」は、今までもそうでした。
2023-07-16 01:06:27@sirouto @no17_ren と言う事はしろうとさん的には、各国の通貨の価値は解釈に幅がある良くわからないフワッとした物で定義されてると言うご認識で良いですか?それを元に考えるなら別にPB黒字化なんて拘る理由なく無いですか?だって色んな要素が絡んで総合的に判断されるんですよね?
2023-07-16 01:35:29@aniota920810 @no17_ren なぜ、そうなるのか分かりませんが、数理モデルで記述することもできるでしょう。基本だけ言うと、税収の範囲を超えて、大幅に財政赤字を出せば、そのぶん物価水準で調整されるので、インフレリスクで通貨の信認が失われるのです。だから、悪性インフレを止めるのに、PB黒字化が必要なのです。
2023-07-16 01:41:12