アリコーンの射程と地図のお話

平野梣@シンステ新刊委託メロン @hirano_everyday

エースコンバット7をやっててふと思ったんだけど、アリコーンのレールガンの射程を説明するシーンで明らかにメルカトル図法っぽい地図の上に正円が描かれるのおかしいだろ

平野梣@シンステ新刊委託メロン @hirano_everyday

メルカトル図法の地図上で正円描いたら！ 球面上では正円になりません！！！！！！！

Tagotch @Tagotch

地図お詳しい！ その指摘を想定して設定と演出OKとしました SP2終了デモ（スプリング海周辺）、SP3冒頭デモ（オーレッド周辺）かと思いますが、いずれもほぼ赤道付近で、実は円筒図法は赤道周辺はほぼ歪みがないためあまり嘘はついていません。 なおメルカトル図法ではなく、正距円筒図法ですね。 pic.twitter.com/hpG8NqTWNg twitter.com/hirano_everyda…

拡大

拡大

Tagotch @Tagotch

おそらく高緯度地帯を舞台にしろ、といわれたら、円筒図法ではなくストレンジリアル地球儀のモデルで依頼しただろうな～（自分なら、他の人は知らない）範囲円が歪むのは耐え難い…。

しのもりつかさ @sinomoritsukasa

弾道ミサイル等の長射程兵器の射程距離をどうわかりやすくかつ正確に表すか？というのはリアルワールドのマスメディアや地図業界でもかなり熱く難しい積年のテーマなんですよね(それこそ90年代末のテポドン騒ぎの頃から) 高校時代の恩師の地理教諭がずっとそのテーマを論じていて、(続) twitter.com/tagotch/status…

しのもりつかさ @sinomoritsukasa

しかもツイログを残してくださっているので一読の価値アリ。「ミサイル」「射程」などで検索いただくと、どんな表現があってそれが適切か？どう問題なのか？が触れられています。(続) twilog.togetter.com/fujiyamao/

田代博 @fujiyamao

定番だが射程を示す地図が気持ち悪い。ピョンヤンも北京もベースになる地図は同じ。普通はその地点中心の正方位図法を使うがそうなっていない。中心が緯度０度東経125度の正距方位図法を縦に90％に圧縮した図に近い（ジオスタジオによる仮の考察）。等距圏を示す曲線は一応正しいようだが。#防衛白書 pic.twitter.com/6KfNSr95f4

拡大

拡大

拡大

しのもりつかさ @sinomoritsukasa

長距離兵器の射程に関しては、大真面目にド正確に平面で書こうとするならｱﾘｺﾝの所在地を中心とした正距方位図を使うべきだけど、ストレンジリアルという(重篤エスコンオタクを除き)目に馴染みのない世界の地図で正距方位図描くとマジでわけわからなくなるので、ゲーム演出としては悪手だと思う。続

しのもりつかさ @sinomoritsukasa

従ってぱっと見でわかりやすい円筒図法を用いて「雰囲気が伝わる」あたりに着地させたエスコン7の描写が最適解のように思う。しかも正距円筒図法は緯度経度を平面上のXY座標に読み替えた図法だから、コンピュータで正確に描きやすい。流石です。

Tagotch @Tagotch

@sinomoritsukasa まったく悩ましいですよね！（汗） 今回は射程距離がストーリーの鍵になることから、可能な限り主戦場を南に寄せて、円筒図でも成立するようしましたが、個人的には地球儀（球体）にした方が緯度関係なく使えるので、そっちのほうがいいなぁと思う次第です…