予言と終末論（ヨーロッパの中世・ルネサンス編）

✨ ヒロ・ヒライ🐾 @ BHチャンネル @microcosmos001

オンライン講座「中世・ルネサンス・バロックの自然と人間」のオマケ的な生配信は、チャット欄も盛り上がり、とても楽しいものとなりました。簡単なチャプター割りもつけましたので、お気軽にお楽しみください。 youtube.com/live/ZHfukvmrS… pic.twitter.com/DyISuVJtQD

拡大

✨ ヒロ・ヒライ🐾 @ BHチャンネル @microcosmos001

ルネサンスには世界の終末と占星術を結びつけて語ることが流行します。その端緒となったのが、リヒテンベルガーの Pronosticatio (1488) で、この分野のベストセラーとなりました。

Yoshiyuki Ohashi @YoshiyukiOhashi

リーヴス女史のpp.439 ss.に、「占星術と預言」として論じられているのですが、占星術に関連する議論はほぼなかったので、目から鱗… pic.twitter.com/O8rVWnlnVL twitter.com/microcosmos001…

拡大

✨ ヒロ・ヒライ🐾 @ BHチャンネル @microcosmos001

@YoshiyukiOhashi リヒテンベルガーについての研究は少ないのですが、ヴァールブルクの『ルターの時代の•••予言』では影の主人公のように各所で言及されてます。サヴォナローラやノストラダムスへの影響も、ほかでは示唆されているので、良い研究テーマだと思います＞学生の皆さん。

✨ ヒロ・ヒライ🐾 @ BHチャンネル @microcosmos001

リヒテンベルガーの『予後』は、フィオーレのヨアキムなどの終末論的な言説を集成し、占星術と絡めたものです。ドイツやイタリアなどヨーロッパ中でベストセラーとなります。ルターはドイツ語版に序文を書き、パラケルススでさえ、リヒテンベルガーによせた予言集を出版しています。