日本学術会議: 東電福島原発事故への科学者の役割と責任について 2011/11/26
さすがに「もっと周知されるべき」じゃないかなあ、これ。>『福島まで行く勇気はないんですが……』(佐々木康人氏。科学者が市民に説明するのが重要で、自分も住民への説明会に参加しているという趣旨の発言をしている際に、なぜかぽろっと漏らした) http://t.co/dCltEjD0
2011-11-26 12:11:59朝日新聞記事:「ICRPの3月21日の声明の狙いは何だったのか」、委員長「ICRPが出した重要な勧告を日本の人々によく知ってもらいたかった。勧告が各国で熟知され、法令や規制に反映されるまで10年かかってしまうこともざらだから」http://t.co/5F3ATMil (続く)
2011-11-26 12:09:53重要な勧告「2007年勧告」…原発事故が進行中の時期(緊急時被曝状況)には被曝を減らす対策の目安を「年間20〜100ミリシーベルト」に、事故後の復旧期に被曝が長く続くような場合(現存被曝状況)は「年間1~20ミリシーベルト」安全性についての基準?ロシャールは「ノー」と首を振った。
2011-11-26 12:11:50確かに新聞でも報道。だが理解されているか心配。⇔(引用)「勧告の数字は「それ以下なら安全」という意味ではなく、移住や除染、食品の規制など、様々な対策をとるうえで、当事国の政府が判断するための目安(参考レベル)…最終的には1ミリシーベルト以下を目指すことが「不可欠」とされている。」
2011-11-26 12:13:55@y_mizuno 佐々木先生、何を言いたいのかよくわかんないです。この説明でICRP勧告の意味を住民に分かってもらうなんて無理。厚生省vs福島のお母さんの二の舞になる。昨日の甲斐先生のように説明しないと伝わらないと思う。 http://t.co/aHkavCqV の後半です。
2011-11-26 12:13:20この佐々木康人氏。いまの肩書きは「日本アイソトープ協会 常務理事」で、それ以前は、放射線医学総合研究所所長、ICRP主委員会委員、UNSCEAR日本代表、などなど。放射線医学・防護のえらいひとですわね。
2011-11-26 12:14:54講演 ‐各分野からの貢献
原子力分野からの貢献
13:00~13:15
田中知: 日本原子力学会会長・東京大学教授(核融合工学・核燃料サイクルとバックエンド工学・環境科学)
http://www.q.t.u-tokyo.ac.jp/lab/tanaka.html
●シンポジウム中継中:科学者の課題http://t.co/Ff5vrZYt 原子力分野からの貢献:田中知:事故前、事故時の対応の不十分な点:外部事象への対応、全電源喪失対策などシビルアクシデントマネジメントが不十分だった。我々も混乱していた、まさか起きるとは思ってなかった。
2011-11-26 13:12:11●シンポジウム中継中:科学者の課題http://t.co/Ff5vrZYt田中知:事故後の対応:事故進展の理解と情報発信、原因・遠因分析と教訓、新規制・指針への提言、 放射線影響についての説明と社会的理解への努力。除線活動への貢献、廃止措置研究開発への協力。特に住民との協力
2011-11-26 13:13:40●シンポジウム中継中:科学者の課題http://t.co/Ff5vrZYt 田中知:今後の対応提案:積み上げた知見を安全基準、安全対策に反映させる仕組みづくり。有事における学術界と当局との情報連携。科学者が当局や社会への影響力をもてるようなシステム作り。
2011-11-26 13:16:25化学分野からの貢献
13:15~13:30
岩澤康裕: 日本化学会会長・電気通信大学教授(物理化学/触媒・資源化学プロセス/機能物質化学)・日本学術会議連携会員
http://kjk.office.uec.ac.jp/Profiles/0026/0005522/profile.html
●シンポジウム中継中:科学者の課題http://t.co/Ff5vrZYt化学分野からの貢献:岩澤康裕:化学分野の対応報告:応援メッセージでお見舞い・支援表明。被災者・被災状況の掲示板作成、これは好評。被災学生・研究者への支援。「日本は科学の歩みを止めない」メッセージ発信
2011-11-26 13:21:03●シンポジウム中継中:科学者の課題http://t.co/Ff5vrZYt化学分野からの貢献:岩澤康裕:使用済み核燃料の核種は混在していて対応が厳しい。環境動態に関与するファクターとして汚染源状況・化学的性質・物質移動・生物濃縮。
2011-11-26 13:29:49科学者の課題http://t.co/Ff5vrZYt岩澤康裕:化学から:存在形態把握には空間分布・環境構成物質との相互作用、酸化状態等、それぞれ多様なアプローチを。また、現実的に未だ残る風評被害、エセ除染といったもの、一般的な誤解の排除にも努力する。
2011-11-26 13:33:12科学者の課題http://t.co/Ff5vrZYt岩澤康裕:化学から:今後の課題:具体的な施策・方策の提示・ロードマップの提示・コミュニティとの協力。科学者の使命:「理学・工学分野の科学・夢ロードマップ」、科学界を網羅するサイエンスベースでのロードマップに基づく展開を提案
2011-11-26 13:38:36土木分野からの貢献
13:30~13:45
米田稔: 京都大学教授(土木環境システム)
http://risk.env.kyoto-u.ac.jp/
“子どもをとりまく環境の重金属等による汚染解析”も研究されているとのこと
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200901019642805860
●シンポジウム中継中:科学者の課題http://t.co/Ff5vrZYt土木分野からの貢献:米田稔:「お金も無いのに活動されてる」と紹介。「自然への理解と畏敬のもと、美しく豊かな国土と持続可能な社会作りに貢献」が命題。地震の影響の検証・対策(地盤・水利)、最終処分場の可能性検討
2011-11-26 13:43:14土木学会からの貢献できそうなこと、の話。除染で出た汚染廃棄物の一時集積所、中間処理施設の具体的な構造を提案する、とか #JST2011
2011-11-26 13:46:59http://t.co/Ff5vrZYt土木分野からの貢献:米田稔:汚染瓦礫や土壌の処理方法の検討。汚染濃度、処分量に対する処分場能力・容量検討。仮置き場、中間貯蔵施設内保管施設の提案。人里エリアか遠地か等、課題山積みだが、現状では突っ走ってる観がある。除染の影響も検証課題
2011-11-26 13:48:21除染にはメリットとデメリットがある。トレードオフを慎重に見極める必要がある。除染をすることでどういう影響があるかを慎重に評価することが不可欠。#JST2011
2011-11-26 13:49:19