伊藤流シリコーン・レジン複製術
ですが思い付いたらやらいでか! ワックスを全面に塗って型を組み直しました。隙間ができないように輪ゴムで締めてます。 仮に下の型がダメになったとしても、再度粘土埋めする手間は省けるので、全く無駄ではありません。これでシリコーン流すぜ! pic.twitter.com/zmNwzTucCL
2015-05-15 17:22:28#今日の複製 これはパンツ(ズロース?)の部品で、フリル部分の型を分けた三面型にします。 粘土を外す際に少し型が割れてしまったので、板を当てて輪ゴムで締めました(締めすぎ注意!)。ワックスを塗ってシリコーンを流しますよ。 pic.twitter.com/h4wkSDBx7Q
2015-05-16 17:47:28出来ましたー! これは三面型ですが、同じ作業を繰り返す事で、理論上は六面型まで作る事が出来ます。 こういう割り方は原型製作の段階から、計算に入れて作るようにしましょう。うまく使えば部品の分割を減らす事が出来ますよ。 pic.twitter.com/qqEQm2GmQ6
2015-05-16 17:52:51#今日の複製 さて失敗した型の作り直しですが、残った片面を利用して、ダメ元でシリコーンを流してみたら… あれ、出来た? 原型との隙間への流れ込みもほとんど無い…? スゲぇ、奇跡だ‼︎ やってみるモンだね〜♪ ( ^ω^ ) pic.twitter.com/csT1dI4nz6
2015-05-17 15:05:11#今日の複製 さて、未硬化のシリコーンでベタベタになったブロックの処理ですが、固まってない物は固めちゃえ!って事で、硬化剤を筆で塗り込んで行く事にw! 未硬化シリコーンは拭いてもベタつくし、ブロックのポッチの間は拭き取りにくいので、遠回りですがこれが一番確実かと。
2015-05-18 17:02:35硬化剤を筆に含ませて、シリコーンに擦り込む様に塗って行きます。塗ったブロックは縦に積み重ねて、内部に硬化剤の気を貯めて硬化促進w。 使い捨てのビニール手袋を付けて作業しましょう。数が多いので大変だ〜 (´Д` ) pic.twitter.com/r4fvnGQC7n
2015-05-18 17:07:18一晩経ったら、思惑通り固まってました♪ あとはピンセットや歯ブラシで取り除くだけです。これまた地味な作業ですが…。 いや〜、いざ失敗すると後始末が大変ですね。みんなは気を付けよう!(^◇^;) pic.twitter.com/DXPFQ26UoR
2015-05-18 17:11:50#今日の複製 硬化剤を塗るのに使った筆は、もちろん使い古しなので惜しくは無いんだけど、可能な限り使いたいのがドケチ道というものw。 毛が固まった時はピンセットでザクザクと削いでやると、詰まったシリコーンが剥がれて復活します。 pic.twitter.com/Owr5hIz4e4
2015-05-20 11:01:50これで型がそろった〜 と思いきや、まだ2セット作らねばならんのですw。 途中の予想外のトラブルでかなり時間を取られちゃいましたが、めげずに頑張るよ! pic.twitter.com/YQYZf56dfQ
2015-05-20 11:05:29増量用のシリコーンブロックを準備。 古いシリコーン型を刻むと、中に色の違うのが埋め込まれてます。コレ多分ニッシリのだなぁ (^◇^;) pic.twitter.com/arlSRRfGTP
2015-05-20 11:09:09#今日の複製 粘土埋めの時は、部品のモールドが複雑な方を上にして埋める事。つまりそちらに先にシリコーンを流せば、粘土を外す時に原型が型から外れにくくなる訳だ。 量産の時にも片面にまとまって複製品が張り付くので、型割りしやすくなるぞ! pic.twitter.com/iP6yK38vJD
2015-05-22 20:05:13粘土を剥がす時に薬サジを使ったら、勢い余って原型をえぐっちゃったw。まったく、今回は初めての失敗が多いなぁ (^◇^;) これくらいならパテ埋めですぐ直るけど、みんなはヘマしないように気を付けような! pic.twitter.com/luKtktSdfh
2015-05-22 20:09:17#今日の複製 うおぉぉ! 昨日たまたま百均で目に付いて買って来たブロアーが、いきなり大活躍だぜ‼︎ シリコーン流す前に、ホコリを飛ばすのに便利だ〜♪ こりゃいいや (o^^o) pic.twitter.com/gKdOliW1r4
2015-05-23 16:30:25あ、ブロアーでシリコーンの気泡抜きもイケる! ちょっち疲れるけどw。 取り回しがいいし、電気代無料だし、握力強化できるので、これはいいなぁ *\(^o^)/* pic.twitter.com/fYsWMo9SEM
2015-05-23 22:50:36#今日の複製 みなさんお忘れだと思いますが、僕も忘れてましたw。以前レポしたフィギュア複製の続きです。 最後のゴム型を製作途中で他の仕事が入ってしまい、しばらく放置してましたが、これを今から開けたいと思います。うまく出来てるかな…? pic.twitter.com/DPhqCakh6X
2015-06-09 16:32:34ご開帳〜♪ まぁどうにか使えそうな型ができました。シリコーンが硬化しなかった時はどうなるかと思いましたが、何とかなるモンですねw。 これで量産に入れそうです。 pic.twitter.com/NvxAjZQPrP
2015-06-09 22:46:18でもエプロンのフリルは、やはり型割りに問題があり、一部がちぎれたり、細くて今にもちぎれそうな部分が出来てしまいました。 要は型の構造を立体的に読み切れていなかったという事。こーゆー失敗は何度やってもありますね。難しい〜 (>_<) pic.twitter.com/1gF4a5AGXC
2015-06-09 22:52:34#今日の複製 複製はまだやらないけど、準備はしておきますよ。 よく切れるカッターで湯口を切ります。普通湯口というと三角の断面に切る事が多いと思いますが、僕は左右に浅くカッターを入れてから平刀で底をさらって、長方形にします。 pic.twitter.com/KZzgyclpSs
2015-06-11 15:55:41こんな感じ。溝の深さが同じなら、断面が三角より四角の方が流れる量は多くなるという理屈ですね。 また、溝の幅を横に広げられるので、ゴム型が薄くて深い溝が掘れない場合や、成形品が薄くて太い湯口を付けられない場合などにも有効です。 pic.twitter.com/FNvwm0uSxv
2015-06-11 16:01:52空気穴も四角く開けておきます。 空気穴はもっと細くていいと思うかもしれませませんが、手流しの場合チンタラやってるとレジンが硬化してしまうので、一気に空気を抜くために穴は大きめが無難です。こちらからレジンが流せるくらい太くしましょう! pic.twitter.com/3CrgVDKhW0
2015-06-11 16:08:18とりあえず、こんな感じに。一部の湯口は反対の型に掘りました。 理屈ではこれで流れるはずなので、あとは実践してみて、不具合があれば修正していきます。 pic.twitter.com/pI5jMs0stL
2015-06-11 16:12:49#今日の複製 僕の湯口の付け方として、メインの縦穴から斜め上に登る様に、横穴掘っています。特に原型を上下複数段に配置した場合の上の段には、この斜めの横穴がとても重要。 一部憶測を含んでますが、この理由を説明します。 pic.twitter.com/n4NFnUoub6
2015-06-12 16:19:32実際にレジンが流れる様子を見た訳では無いですがw、多分こんな感じでしょう。 湯口からレジンを流すと、型の下から内部を満たしていきます。この時上段の横穴は斜めになっているので、レジンは入り込みません。入っても極わずかです。 pic.twitter.com/8q6XnqzZvj
2015-06-12 16:24:53さらに流し込んで水面が横穴の位置より高くなると、ようやく斜めの横穴にレジンが入って行きます。 この時点で型を叩いて気泡を抜いておくといいですね。 pic.twitter.com/ohcxN7hKOi
2015-06-12 16:28:34そして型全体にレジンが行き渡ります。 実際にはこう上手く行かない事もありますが、理想的にはこうですよねw。この時、下段に溜まった気泡が、いかに上手く上段まで抜けるかが、勝負の分かれ目になります pic.twitter.com/kOeLiKb8bd
2015-06-12 16:32:52