【エターナル・チャンピオンシリーズの外伝にも入らない外伝】永遠の戦士ブブミッツの、はるか東方の地にそびえ立つ悪の塔。シュノーセンセーなる書き手が記した偉大なる書『キマイラの新しい城』を巡る、ロポンギルズでの聖地巡礼ファンタジー。「騎士の巡礼記」より
2012-03-19 22:37:53【脳内】 神が混沌と法を織り交ぜようとしているのか、今にも落ちてきそうな重圧な雲が渦巻く曇天の空の下。円角形の体に目がついた、長く連なった鋼鉄の化物から降り、彷徨える亡者の群を割りつつ、涅槃に魅入られた若き騎士ブブミッツが地の底から這い出てきた。
2012-03-19 22:42:01【現実】 『キマイラの新しい城』の聖地巡礼したくなって、六本木ヒルズに行ってみた。とりあえず地下鉄降りて、階段登って外出た。『キマイラ~』本書を持っていっていなかったのが少し残念。描写を見ながら稲妻卿の歩いた道を歩き返してみようかと思ったんだけんどもね。
2012-03-19 22:42:53【脳内】 長く地の底を通ってきたので、陽光が眩しかった。右側に目をやると・・・見えた。ブブミッツの目にはかの書物、あの聖典で見たあの硝子張りの邪淫たちの巨塔が映っていた。 twitpic.com/8yh0as
2012-03-19 22:44:46【現実】 外出ると、ちょうどメトロハット横だったので、少しは一致していたか。横には六本木ヒルズのあのでかいビルがそびえ立っていました。確か、カゲキが稲妻卿を下ろすのがメトロハットの前なんだよね。
2012-03-19 22:45:34【脳内】 ブブミッツの耳に、歌声が聞こえてきた。先勝軍の歌を思わせる喜びに満ちた勇ましい戦慄だ。 目に映ったのは、一般の甲虫のそれとは一回り大きい。その歌を流す黒き甲虫の前にて、奇妙な文字の刻印を付けたる衛兵たちが言い争いをしていた。
2012-03-19 22:48:04【現実】 「特」の文字が刻まれた襷を胸にかけた警察が、軍歌を流す右翼の街宣車の横で言い争いをしていた。これを見た瞬間、エドガー卿と黒木のあのカーチェイス死闘を思い出す。
2012-03-19 22:48:51【現実】 描写的には違う道だろうが、ここであの命をかけた死闘があったと想像すると、思わず「ヒギィッww」と奇妙な引き笑いが起こった。フヒヒwww
2012-03-19 22:49:27【脳内】 塔を目指し階段を登ると出た。ねじくれた八本の脚をもつ黒蜘蛛だ!淫祠邪教の崇拝物、ブブミッツの心の底に震えが見え始める。 twitpic.com/8yh37b
2012-03-19 22:50:36【現実】 うぉおおおおお!!!クモ・ママンだ!!ハァハァハァwwwww稲妻卿は確かにこの道を通ったんだね!ハァハァwwwそうそう、騒動を起こしたあとも、ここでね!ヒヒヒヒィwww
2012-03-19 22:54:57【脳内】 壮大なる硝子細工の屋根。黒褐色の建材に刻まれた魔物の頭。ブブミッツはここに来たことを初めて悔やんだ。 twitpic.com/8yh6nl
2012-03-19 22:57:22【脳内】 ブブミッツは記憶を探る。「おぉ!これは聖典にも載っていた武芸指南書ではないか」かの書物はブブミッツも目を通したことがあった。食を探求する奇妙な大男の物語や、乳のように白き銀色の髪の毛をもつ外つ国の騎士の物語もあった。 twitpic.com/8yh8wd
2012-03-19 23:01:58【脳内】 現在は「Darkness(暗黒)」に伏してしまった女人たちの乳の物語が載っていた書物に、連なるように載っていたことも記憶にあった。「『NARUTO』もあれば」が記されていたのを覚えている。勝利者には栄光を、殉教者には幸いを…。
2012-03-19 23:02:24【現実】 森アーツセンターギャラリーで『ONE PIECE展』やっていたよ。これはもう完全に運命だね!いや、わたしはワンピースの中じゃ青キジが好きだよ!優作だからなぁっ!
2012-03-19 23:02:47【脳内】 ブブミッツの前に絵が描かれた奇妙な石版が現れた。 魔術師だ。奇妙な屁理屈で人を惑わしつつも、「混沌」を「法」の力で「秩序」へ取り戻す魔術師。 twitpic.com/8yh9xc
2012-03-19 23:04:05【脳内】 かの聖典では「イスルギー」という魔術師に見せかけた、道化者が出ていたことをブブミッツは思い出す。しかしこの光る石版に描かれた魔術師は眼光も鋭く、ブブミッツの心を見透かされているような気にさせられた。
2012-03-19 23:05:33【現実】 ホームズの二作目、『シャドウゲーム』やってたよ!うぉおおおお!!視てぇえええ!!!!せっかくだから視ていこうかなとも思ったが、時間と予算の関係で見れなかったのだよ、ワトスン君。
2012-03-19 23:06:12【脳内】 塔の中でブブミッツが出会った物。それは「槍」であった。 槍の下、輝く棒状の先には、東方の地に伝わる銀の皿にもよく似た物体が付いていた。おそらく地に安定するように付けられたものであろう。触ってみると、ツルリとした手応えがあった。
2012-03-19 23:08:40【脳内】 「重さは充分だが、長さが少し足りぬな」ロポンギルズの広き間に、ブブミッツの哄笑が鳴り響いた。ロポンギルズの衛兵たちの鋭い眼光がブブミッツを指していた。狼藉者か、あるいは黒き剣の混沌の力によりおかしくなった狂者か。そう思われているのをブブミッツは知る由も無かった。
2012-03-19 23:09:43【現実】 「わーおわーお!ウェヒヒヒwwwこれ!これアレだよね!アレ!!!!稲妻卿があのヤクザを!!」わたしは一人で興奮し、何故か銀色のただの案内棒を写真に収めようとカメラを出した。
2012-03-19 23:10:25【現実】 その瞬間、警備員の方に「あ、申し訳ございませんが、ヒルズ内は一般撮影禁止ですので…」「あっ、すみませんすみません!」・・・警備員さん本当、お仕事お疲れ様です。
2012-03-19 23:10:55