漫画家は自分の作品を解説するべきか
確かに「本当に表現したいこと」は、余程上手に語るべきですね。読み手がもっとずっと深読みして感動してたのに、作者が薄っぺらい解説をして幻滅…みたいなこと。たま〜にあるようなないような(笑)RT @kidukira: …なにか言うと「作者がこう言ってた」が鬼の首になりやすいので。
2011-12-04 11:49:58@asumu99 @KTetsuro 宮崎駿監督の作品否定発言は、私は「自作の解説をしない」の一種だと捉えています。本当の否定ではなく、観客に自力で考えろという挑発、挑戦ではないでしょうか。
2011-12-04 11:51:11@kidukira @KTetsuro それはあると思いますね。でも、ファンの年代的に見ると後年の作品ほど、高齢者にも受け入れられている作品も増えました。「千と千尋・・」が良い例です。80歳くらいの方も喜んでみていらっしゃいます。
2011-12-04 11:55:43ありますね。実際は人知れず消えて行く良い物も、沢山あるんですけどね。RT @masyuuki: これはアーティストに限らず、日本人全体が漠然と持っている「本当にいい物ならば黙っていても売れる」という感覚とも繋がっているような気がします。
2011-12-04 11:57:41たしかに宮崎さんは自作の解説、結構具体的にいっぱいされますよね。「あれはああ見せかけておいて実はこうなんだ。いひひひ!」みたいな(笑)でも、まさにあれを「正解」だとは思ってないです。少なくともボクは。RT @asumu99: 宮崎アニメとかはそういう典型ですよね。
2011-12-04 12:02:05@KTetsuro @masyuuki 「黙っていても売れる」と日本が思っているとは私は思っていなくて、むしろ売り手(配給会社や出版社)による「こう感じろ、こう解釈しろ、こう読み解け」みたいなセールストークに辟易としている感覚があります。
2011-12-04 12:03:05えー。滅茶苦茶詳しく解説されてますよぅ。RT @kidukira: 宮崎駿監督の作品否定発言は、私は「自作の解説をしない」の一種だと捉えています。本当の否定ではなく、観客に自力で考えろという挑発、挑戦ではないでしょうか。
2011-12-04 12:03:07@KTetsuro 宮崎監督の解説、好きなんでよく見ますけど設定などについてはものすごく詳細に語りますし、この時こう考えたなどはよく話しますけど、話の核についてはまったく本質的には言及しない人だなと思ってます。
2011-12-04 12:05:46うーん…「作品解説」=「話の核の説明」じゃないんですけどね…。 RT @kidukira: 宮崎監督の解説、好きなんでよく見ますけど設定などについてはものすごく詳細に語りますし、この時こう考えたなどはよく話しますけど、話の核についてはまったく本質的には言及しない人だなと思ってます
2011-12-04 12:10:05いや、まさに(笑)RT @yosida_kazunori: 宮崎さんの場合、絵コンテを読むと他の解説要らないですよね。全部書いて有ります(笑)
2011-12-04 12:11:36@KTetsuro そもそもの初めに私が「したくない」と言ったのは「物語の解説」のことなんで、最初からずれてるんだと思います。設定の解説やメイキングはやりたい方がやってよろしいのではないでしょうか。
2011-12-04 12:11:48@KTetsuro @yosida_kazunori あれっ、でもこうやって「作者が言ってた」で「全部わかる」に繋がってませんか…。
2011-12-04 12:13:01.@KTetsuro 面白い話題ですね!作品について語るかどうか。私は、これは創作物が持っている構造の問題を、2つの側面から見た意見だと思っています。創作物はそれ自体の表現の内に成立するものであり、外部からの解説がなければ解釈が成り立たない解釈は不完全です。
2011-12-04 12:14:05@KTetsuro 作品外の解説が多くて、ファンもそれを楽しみにしている作家というと、永野護さんのファイブスターストーリーズが思い浮かびます。私は副読本なんかは読んでないのですが、巻末の解説は楽しく読みますし、作品外の解説読んでなくても、十分本編は面白いと思ってます。
2011-12-04 12:16:40@kidukira ううー。この件に関しても、全部きづきさんのツイートが発端ではないんです。あと、「全部わかる」は「それが全部正解」ともちがうかと。もののけ姫で「これはアシタカの物語だ」と言われてましたが、それが正解かどうかは…。でも御大には、どんどん言っちゃって欲しいです。
2011-12-04 12:16:58@kidukira @KTetsuro 売り手は何でもやろうとしますが、作業現場の僕らは別段ほかの売り方をアピールするわけでもなく、ただそういう事に辟易とするという内面が確実にあるわけですよ(^^) もちろん自己プロデュースに尽力している作家さんはまた別なのですが。
2011-12-04 12:17:26ボクはその「不完全」が大好きなんですよね。RT @t_rkd:…作品について語るかどうか。私は、これは創作物が持っている構造の問題を、2つの側面から見た意見だと思っています。創作物はそれ自体の表現の内に成立するものであり、外部からの解説がなければ解釈が成り立たない解釈は不完全です
2011-12-04 12:18:53好例ですね。RT @redswift500:作品外の解説が多くてファンもそれを楽しみにしている作家というと、永野護さんのファイブスターストーリーズが思い浮かびます。私は副読本なんかは読んでないのですが、巻末の解説は楽しく読みますし、作品外の解説読んでなくても、十分本編は面白いと…
2011-12-04 12:19:44@KTetsuro つづきです。作品中で言われていないことは、鑑賞者も作者も付け加えることはできないですよね。芸術を鑑賞するということは、その作品と鑑賞者の間に成立するもので、作者の解説は作品が潜在的に持っている解釈のタイミングや深度に干渉してしまうので、
2011-12-04 12:21:05@KTetsuro つづきです。作品中で言われていないことは、鑑賞者も作者も付け加えることはできないですよね。芸術を鑑賞するということは、その作品と鑑賞者の間に成立するもので、作者の解説は作品が潜在的に持っている解釈のタイミングや深度に干渉してしまうので、
2011-12-04 12:21:05@KTetsuro つづきです。作品中で言われていないことは、鑑賞者も作者も付け加えることはできないですよね。芸術を鑑賞するということは、その作品と鑑賞者の間に成立するもので、作者の解説は作品が潜在的に持っている解釈のタイミングや深度に干渉してしまうので、
2011-12-04 12:21:05@masyuuki ああ、まさに「自己プロデュース」が一番しっくり来る感じです。しなくても構わないけど、してる人をあんまり卑下しないでほしいなあというのが、ボクの真意です。
2011-12-04 12:21:48@KTetsuro あっ、もう一回言っておきますけどこれケンカじゃないですよΣ(´∀`;)カサハラさんが「全部正解」なんて思わないのは充分承知してます。ただ読者さんはそう思われる方が多い、という私の個人的な感覚です。
2011-12-04 12:21:56