大輔氏による　建築模型指南

中郡大輔 @DCAA_architects

＜建築模型指南シリーズ＞美しい模型を作る基本として、作業机の上は常に奇麗に。材料や道具も作業行程ごとに片付け、整理整頓を心掛ける。模型が汚れず奇麗に仕上がるのは勿論のこと、作業効率も上がり、時間短縮にもなる。これは実際の現場監理にも通ずる、基本中の基本。

中郡大輔 @DCAA_architects

＜建築模型指南シリーズ＞模型も言葉の一つ。材料の特徴を知っていれば、相手に伝えたいことを的確に表現できる素材を選択することができる。例えば、シャープな軒先を表現したければスチボよりもゴールデンボード。小口が白色なので貼り合わせも美しい上に、塗装も可能。

中郡大輔 @DCAA_architects

＜建築模型指南シリーズ＞木模型やプラ材だけでなく、スチペやスチボでも曲線やR加工した最後に 金ヤスリで整形できる。紙ヤスリだと色が付着するのでNG。目の粗さには中目、細目、油目とあるが、前二者の5本セットで十分。

中郡大輔 @DCAA_architects

＜建築模型指南シリーズ＞例えば、丸柱を埋め込みたい（その方が美しく見える）時、材料（スチペやスチボ）をカッターで大体の円形（少し小さめ）にくり抜いた後、中目の丸型を内側から軽く当ててやると、とても奇麗な円形の丸穴となる。曲線仕上げ処理にも可能。但し、エッジを壊さぬよう 軽めに。

中郡大輔 @DCAA_architects

＜建築模型指南シリーズ＞模型は本体だけでなく、それに付随するキャプションやオリエンテーション、梱包する箱に至るまで、全てが作品であることの認識と配慮が必要。