- motoyaKITO
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今日も何処かでシナリオライター向けセミナーと講義をしているゴリラ。頼む、どうか許してやってくれ。俺はゴリラなんだ
仮に1日100文字書くのがやっとの「低文章体力」しかない人が、3日書けば300文字。一ヶ月30日書けば3000文字。 ベースとしては速いとは言えないけど、毎日それくらい丁寧に100文字で書いたら、そこそこ質の良い文章が出来上がる筈なのだが「物書き」というのは怠けたがるもので、そこまで勤勉な人は稀 pic.twitter.com/uTd0PqkHmK
2023-10-17 15:54:21別に私は、毎日書かない人を責めたり馬鹿にしたりしたいわけじゃない。 ただ、私も『毎日「キャラ」か「ストーリー」の話はどっちかしよう」と決め打ちしていると、何かしら書ける。 同じようなノリで私の汎用ストーリー構成で「今日は“窮地”だけ書くぞ」とかやると、いつのまにか書きたまると思うよ twitter.com/game_sennin/st… pic.twitter.com/JlzLib61PV
2023-10-17 16:16:25どうしてもメインストーリーを書きたくない日があるなら、フレーバーストーリーを300文字前後で書いてもいいと思うよ。幕間で使える時とかあると思う twitter.com/game_sennin/st… pic.twitter.com/karWhBohIC
2023-10-17 16:51:00文章力は筋トレ
基本ラノベ作家なのですが。最近はゲームとかアニメとか漫画の脚本その他の仕事の方が多かったりも。まあ物語系文筆業の何でも屋とでも。あ、巻き込みリプには基本的に返事いたしませぬので、どうかひとつ(何?
文章力は筋トレだよ。 文章そのものは大抵、最低限の構成を含む(前提・発展・結論みたいな)から構成力の訓練も同時にやってる事に。 毎日やる方が上達が早いし、しばらくやってないと『衰える(忘れる)』事がある。 馬鹿にしてんじゃなくて『やっといた方がいいって、絶対!』というだけの話です。 twitter.com/game_sennin/st…
2023-10-17 18:42:21>文章力は筋トレ 文字書ける人は、スポーツと違ってトレーニングしなくても文章なら、だれでも良い文章書けるって思い込みがちだけど、いい文章書こうと思ったら、やっぱりトレーニングが要る。地道な修練なしに上達はしないよ twitter.com/ichiro_sakaki/…
2023-10-17 18:48:00文章毎日書くのは筋トレだ、ってポストに結構、皆さんの反応があるですね。 トレーニングとして考えるからしんどくなるのです。 遊びとして文章書いてください。なんでもいいんです。極論、好きな小説の写経だっていい。
2023-10-17 23:30:05目的は『文章を書く』精神状態、心理状態にスイッチする癖をつける事、そして文章を『呼吸するように書く』『わざわざ文章を組み立てる、という意識が抜ける』位まで慣れる事です。
2023-10-17 23:31:42例えばですが、私は大学で『小説の文章の基礎』ってのを教えますが、そこには一字一句、その表現に最適かどうかの『理屈』があり『選択』があります。 何度かTwitterでも書いた『黒い犬』の話ね。
2023-10-17 23:33:15で、この『黒い犬』の話を聞いた人の中には、『そこまでいちいち考えるの!?』ってクラっとくる人がいるとは思いますが。 いちいち『考えて』ません。 脳内にそういう判断回路が出来るまで、文章書き続けた結果、殆ど条件反射的に選択が出来ます。 書き手はむしろ文章全体のリズムとかに気を配る。
2023-10-17 23:35:03まあそういう『身体に覚えさせる』というか『脳に覚えさせる』『脳にそういう回路を形成させる』為の『継続』なんですよ。
2023-10-17 23:36:50黒い犬の話
文章力の話。 漫画であれば絵、コマ割り、フキダシの台詞、その他、といった情報をパラレルに(面)で伝えていく訳ですが。 アニメやゲームであれば、動画として動きだの、音声だの、何らかの動的演出もこれに加わる訳ですが。 小説の場合は、全て線状に並べられた文字で伝えていく訳ですよね。
2023-05-18 22:44:39で、日本語の文章力ってのも色々ある訳ですが、まず一番最初に大事なのは、文法的に、間違っていないやり方で、必要な情報を単語として並べて全て相手に見せる事。 行間を読む、なんて話がありますが、読者に『行間を読ませる』のは高等テクニックなので、それは後回し。
2023-05-18 22:47:02とにかく、5W1H的な、『なにがどこでいつどうなった』的な情報を過不足なく伝えているか。これが日本語の文章としての基礎。 これが出来てないと『変則技』が使えません。 そんな基本、誰だって出来てる、と思うかもしれませんが、これ、意外にできてない人多い。
2023-05-18 22:48:54この、鈴木先生がおっしゃってた、『中学の国語の教科書』レベルの文章力が身についたとしたら、そこから次にようやく『小説の文章』になる。
2023-05-18 22:50:17なぜ、どうして、どういう風に、文章は内容が相手に伝わっていくのか、を基本文法を学んで理解したら、そこから『崩し』たり『曲げ』たりする方法を覚える。
2023-05-18 22:51:24辞書的な単語の意味が、正しい文法に従って配置されたら伝わるとして。 それ以上の情報が伝わるか否か。 よく大学の講義でネタにしてますが、同じ事象、事物を表現するのにも、幾つかのパターンが在り得る。
2023-05-18 22:52:43例えば『大きくて黒い犬』を読者に伝える場合。 『大きくて』『黒い』『犬』という三つの言葉について、別の単語に置き換えられないか。 置き換える場合、置き換えたらどう文章から受ける印象が変わるか。
2023-05-18 22:54:04『でっかくてまっくろなわんちゃん』 と、 『漆黒の巨体を示す犬』 では全く印象が違う。 童話か何かで、ほんわかした心温まる物語を童女視点で描くなら上だし、伝奇もので主人公に襲い掛かってくる敵の番犬なら、下になる。
2023-05-18 22:56:05黒い、を示すだけでも 『漆黒の』 『闇色の』『闇の如き』 『夜色の』『夜空を想わせる』 『まっくろな』『まっくろけっけの』 『真ッ黒な』『真ッ黒、そんな感じの』 …………全部少しずつ印象が違う。
2023-05-18 22:57:55そもそも『大きい』のと『黒い』のと、どちらを先に出すのかによっても、読者の受ける印象は違う。 大きく黒い犬、と、黒く大きい犬、 黒さを禍々しさとして表現したいなら、黒、を先に出しておいた方がいい。大きい犬、は優しい印象がつく。
2023-05-18 22:59:18つまり、幾つもの選択肢の中からどの単語を選んで、どの順番で出すのか、によって読者の印象は変わる訳だけど、これ、辞書的な意味だけ見ていると、印象なんて変わる筈がないのです。
2023-05-18 23:00:21