江戸期に隠れキリシタンたちを庇ったお寺が数百年後に運営危機になったときに資金援助を受けたという映画のような話に宗教の素晴らしさと怖さを感じる
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江戸期に隠れキリシタンたちをかばってあげたお寺が、数百年を超えて運営危機になったときに、資金援助を受ける・・・すげぇ、映画のような出来事。 だが同時に、「だからこその怖さ」も語る・・・ news.yahoo.co.jp/articles/2be93…
2023-12-01 10:54:30江戸時代における檀家制度ってのは、現在のそれとは大きく異なり、寺請制度といって、その地区に住む人は、信仰宗派関わらず、その地を管轄するお寺の檀家にならないとならなかった。要は、一種の住民票登録なのだ。
2023-12-01 10:56:26これらの檀家として登録された文書を「人別帳」といい(本来は別だったが統一された)、ここに登録されていない者は「人別外」と呼ばれ、存在そのものが違法となる。近世日本の管理制度なわけだ。
2023-12-01 10:59:36この制度の目的の一つが、「隠れキリシタンのあぶり出し」なわけで、キリシタンが偽って檀家になろうとしても、認められず人別外となれば問答無用で捕らえられて執拗な拷問をかけられる。
2023-12-01 11:00:45このお寺さんがしてあげたことは、隠れキリシタンたちにとっては、正真に「命を救われた」に等しい話で、同時にもし匿ったことがバレたら同罪とされかねなかったことを思うと、「信仰は違えど放ってはおけぬ」という慈悲が導いた、まさに「合縁奇縁」といえよう。
2023-12-01 11:02:45だが、だからこそ「恐ろしい」という話で、たとえ数百年前の、もう「終わった」と思われた「歴史の話」とされている隠れキリシタンたちの苦難は、彼らにとってはそうではなく、今もなお「報恩」の意志を持つほどに保たれているという証でもある。
2023-12-01 11:03:58現代日本人は、「宗教に寛容」というより悪く言えば「無頓着」なところがあるが、信仰心に根付いた「想い」は、数百年経てもなお「恩」を返すということは、数百年経てもなお「怨」を懐き続けるということである。
2023-12-01 11:05:47作家のはしくれでございます。「戦うパン屋と機械じかけの看板娘」(HJ文庫)全10巻。「剣と魔法の税金対策」(ガガガ文庫)全6巻「機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE(ストーリー担当)」ガンダムエースにて連載中です!
いい話だな
お寺に何かあった時助けるように代々伝えられてきたで泣く。 twitter.com/sow_libra11/st…
2023-12-01 15:42:25これ有名な話で禁教令が解かれても檀家にしてもらった隠れキリシタンの中には恩に感じてキリシタンである事を辞めてそのまま本当の檀家になった人もいるって聞いた。 twitter.com/sow_libra11/st…
2023-12-01 18:29:16「天福寺に何かあったときは助けるようにと、いろり端で代々、伝えられてきた」 数百年越しに本当にそんなことがあるとは・・! twitter.com/sow_LIBRA11/st…
2023-12-01 11:48:03「天福寺に何かあったときは助けるようにと、いろり端で代々、伝えられてきたから」 小説とか映画みたいな話だった twitter.com/sow_libra11/st…
2023-12-01 14:02:37宗教の素晴らしさと恐ろしさ
宗教の持つ尊さと怖さが垣間見られるような twitter.com/sow_LIBRA11/st…
2023-12-01 14:04:23単に「エエ話」で終わらせずにもう一歩踏み込んで考えられるところに、ここのお寺さんの住職さんの非凡なところと思う。 twitter.com/sow_LIBRA11/st…
2023-12-01 11:26:19