ネガティブフィードバック・引き出し力・1on1・コーチング――LINEヤフー会長川邊さん @dennotai が語る「マネジメント」

LINEヤフー会長川邊さん @dennotai が語る「マネジメント」についての一連の投稿がとても勉強になったのでまとめました!
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川邊健太郎 @dennotai

[マネジメントに役立つ情報週間] 同僚や部下、他者との関係性を良くしたい、あるいはお互いに成長したいと思っている皆さんに参考になる話を今日から集中投下していきます! それでは早速1発目の内容から! 本日のテーマは、マネジメント層なら必ず一度は悩むお題”ネガティブフィードバック”です。 下記に、私が同僚や部下にネガティブフィードバックをする際に気を付けているポイントをまとめておきます。 ①「今日は耳の痛い話もするけど、、」と前置きして、相手に心の準備をしてもらう。急にやって驚かせない ②真偽や善悪の主観ではなく、「周りからはこう見えている」という客観で伝えるようにする ③「こんな感じで周りからは見られている訳だけど、どう思う?」と質問して、主観で話してもらえるように誘導する。なるべくたくさん話してもらう ④その上で、「では、それをされた側の気持ちはどんな風だと思う?」と相手側の気持ちを考えてもらうようにする ⑤沈黙、間を共有する (相手を焦らせない。考える時間をしっかり与える) ⑥愛を持って接する (すべては相手のためです。これが一番大事です) 明日以降は私が普段から使っている効果抜群すぎて本当は公開したくない秘技や、長文ポストでより深いノウハウなどを解説していくので楽しみにしていてください!

2023-11-05 07:54:13
川邊健太郎 @dennotai

引用元の投稿をリポスト、引用リポスト、ブクマ、そして私のアカウントのフォローなどしていただけましたらもっと張り切って私の知識、ノウハウを共有していきますのでぜひご協力ください! twitter.com/dennotai/statu…

2023-11-05 08:17:22
川邊健太郎 @dennotai

私が人間関係を良好にするために心掛けている秘技を紹介します。私はこれを"三手"と呼んでいます。 会社や会合など、"人の集団"にいる時に拍手・握手・挙手のアクションを取りましょう。拍手・握手・挙手=三手です。 まず他者がやっているイイ事に、手を叩いて、讃えまくります。 次にその人に近づき握手して尊敬と応援の想いを伝えます。 最後に「何か力になれることがあったら自分に言ってください!」とか「私が***します!」と自ら進んで挙手をします。 これをやると人間関係が驚くほど円滑に進むので騙されたと思ってやってみてください。

2023-11-06 07:11:35
川邊健太郎 @dennotai

仕事において、自分ひとりが出来る事はたかがしれているので、大きな成果を出したいのであればいかに他者のチカラを引き出すかが重要。 相手の良いところ、やる気、主体性をいかに引き出せるかが真のビジネスパーソンの実力である。 私が最も参考になると思っている人は、明石家さんまさん。 さんまさんが司会をしている番組を複数見比べてみるとよい。番組ごとに異なる特性をもった人達の良いところを見事に出し切らせている。 もちろん、随所に笑いがあって、全体の雰囲気も楽しそうでメチャいい。 さんまさんが楽天とかGAFAにいなくて、本当によかった。

2023-11-07 07:30:04
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川邊健太郎 @dennotai

誰かと1on1する際に最もやらねばならないのは、ただひたすら話を聞くこと。最もやってはいけないのは、相手の話を最後まで聞かずに中断すること。相手が話し終えるまで傾聴に徹する。これは簡単そうに思えるがとても難しく、場数、訓練が必要になる。できるようになると、相手の中でいわゆる"心理的安全性"が生まれる。安心して話してくれるようになる。 次に繰り出すべきは、"自問自答では出てこない問い"を相手に立ててあげること。 コーチングとは"自問自答の幅を拡げる"行為。人は常に自問自答しながら何かしらの意思決定をしている。その自問自答の質を高めることができれば、その人は自ずと成功していく。 相手が安心して話せて、しかも視野が広がる質問をしてくれる。そんなあなたの1on1は大評判となり、依頼がひっきりなしに舞い込むことになります!よっ!敏腕マネージャー!我が社で働きませんか!

2023-11-08 07:05:10
川邊健太郎 @dennotai

辛いね。。 ビズリーチに登録しては? twitter.com/Grays15213409/…

2023-11-08 07:16:14
Grays @Grays15213409

私がじょーしとの1:1でやらなければならないのはこの傾聴だ。 自身の良きトレーニングとすれば、95%自分の功績だけを話し続けるじょーしとの時間も楽になれるはず。 twitter.com/dennotai/statu…

2023-11-08 07:12:30
川邊健太郎 @dennotai

これのオススメの方法は「相手に聞く」です。1on1の終了時に「今日の感想や気づきはありましたか?」とか「話したい事の何割話せましたか?」と尋ねましょう。即答で「10割」と答えたれたり、回答を曖昧にされたら心理的安全性の確保が未熟だと思った方がいいです。 相手がよく考えた上での「うーん、半分ぐらい?」という回答は実は悪くないです。満点ではないですが、相手に寄り添った対話にはなっています。

2023-11-08 09:09:10
りんね @rinne7_7_7

>>次に繰り出すべきは、"自問自答では出てこない問い"を相手に立ててあげること。 この部分がまだ感覚的に身についてないなぁと思う。つい、自責を引き出すような質問になってしまい追い詰めているような気持ちになる🥺 1on1における成果とはどういう状態なんだろう🧐 twitter.com/dennotai/statu…

2023-11-08 07:35:46
川邊健太郎 @dennotai

mento のコーチングサービスは当社が長らくお世話になっていますね。 私はいわゆるエグゼクティブコーチを受けているのですが、社員全員は人員的にも予算的にも無理なので、こういうサービスはありがたいです。 twitter.com/norikmr/status…

2023-11-08 12:38:20
キムラノリ / mento CEO @norikmr

LINEヤフーさんには長らくmentoのマネージャー向けコーチング(forbiz.mento.jp)をご利用いただいていますが、リーダーの傾聴力に対する理解がとても高い会社さんだと感じます。きっとトップである川邊さんご自身がコーチングを受け、経営者としてその威力を実感してこられたからかと思います。 twitter.com/dennotai/statu…

2023-11-08 12:16:57
川邊健太郎 @dennotai

改めて、1on1時の技術を分類しておくと、 1、ティーチング 2、コーチング 3、フィードバック に分かれます。このうち、2のコーチングについては、11月8日の投稿で触れました。 今回は1と3について。まず大前提として、仕事の大半は現場の方が情報が豊富であり、アイデアを練りやすい環境にあります。従って、同僚ならいざ知れず、上司が部下にするティーチングでは間違ってもアイデアなんぞを授けてはいけません。バカにされるだけです。ティーチングでできることはせいぜい昔の経験を参考までに話す事と、アイデアそのものではなく、アイデアを考える方法論などを教えるにとどめた方がよいです。 それよりも効果的なのは3のフィードバックです。これは相手のメタ認知向上を手助けする技術で、上司の役割は、鏡になりきることです。 「さっきの会議、あなたはこう見えていたよ。」 「先ほどの商談、あなたはクライアントからはこう見えていたと思う。」 など、自分の意見を伝えるのではなく、中立的な視点から見た客観的事実のみをそのまま伝えてあげると良いです。 それで部下は色んな気づきを得るはずです。受け入れない部下がいたら、禁断の秘技である録画したものを見せてあげてもいいかもしれません。 それぐらい人は自分を客観視するのは難しいし、だからこそメタ認知を鍛えてあげるフィードバックは1on1の相手にとってもありがたい情報なのです。 なお、ネガティブなフィードバックであればあるほど、記憶があるうち、即時にしてあげた方が効果的です。 ティーチング、コーチング、フィードバックの技術を駆使して、自分も相手も成果を出してみてください!

2023-11-09 07:36:23
川邊健太郎 @dennotai

今週は他者との関係性を良くしたい場合の方法について投稿してきました。 一方で「三つ子の魂、百まで」と言いますが、人そのものは、実際にはそこまでは変わるものではないと思ってます。 でも、私とあなたの間の関係性は、自分の心がけ次第、あるいは双方の配慮次第でいくらでも変わり得ます。 自分や相手の性格ではなく、自分と相手との"関係性の質"に着目すべきだし、ここの改善にフォーカスすべきだと言う事を申し上げて、今週を終えたいと思います。 【結論】 私や貴方そのものが変われる訳ではない。だが、貴方と私との間にある"関係性"はいくらでも改善可能! 今週はいかがだったでしょうか? またこういう何かのテーマに集中する週もやってみたいと思いますので、フォロー、ブクマを宜しくお願い致します!

2023-11-10 08:24:18