キャラのイメージが色物の無理強いで損なわれる、とかなるとPLには無用のストレスになりかねないし。色物によるストレスなんかよりも、シナリオ内での選択肢や戦闘での敵の配置や動向で、PLを困惑させる方がGM冥利につきると思うわけで。
2011-12-17 20:49:13実際の所、ゲテモノが自分のキャラに熱愛モーションとか仕掛けてきて、それに好意的に耐えないと不都合または不利益決定とかとなったら、GMの履き物に4面ダイスを仕掛けずにいられないよなあ、とは思ってたりするし。
2011-12-17 20:50:13「もう、このゲテモノがちょっかい出してくるのは我慢ならない! 抜刀だー! バッドエンド確定? 知ったことか、ずんばらりんだー!!」と話をメチャクチャにしてしまう(されてしまう)可能性もあるわけで。というわけで、しつこいようだけど、『色物による強要はしない』。
2011-12-17 20:56:16これはもう言葉の通り。ゲームを始めたなら、楽しむ(楽しませる)ために全力を尽くす。これはGMであっても、PLであっても同じ心構えで。人と一緒に遊んでいる事を忘れない。
2011-12-17 21:05:53ああ、あと少し前にPLを困惑させるのがGM冥利とか書いたけど少し訂正。困惑というよりは、シナリオ内の謎や仕掛けでPLの頭を悩まさせるってのが正しいかも。
2011-12-17 21:10:51まあ、その5自体は自分があまり守れていない感じがするんで自戒の意味で。色物NPCがストーリーのあちこちに顔を出して、さらにはエンディングでPCよりも目立っちゃうというのは避ける。色物はパッと咲いて、パッと散るのが潔し。
2011-12-17 21:17:17まあ、PLがその色物を求めていた場合は別。そこら辺は御都合主義的というか、臨機応変に。あと、臨機応変で思い出したのだが、先に述べてある運用法その2に補足。『PLのアイディアで使えそうなものは受け入れる』
2011-12-17 21:21:20つくってきた色物キャラのお披露目時に、PLがGMが思いつかなかった色物のパーソナリティーを生み出す事もないわけじゃない。そしてそのアイディアで、色物のポテンシャルがさらに上がり、より際だつと感じたなら、「その案もらった!」と告げて即採用するのはアリだと思う。
2011-12-17 21:30:40まあ、各PLの反応で、その色物がどう捉えられているか判断も出来るという側面もあったりする。反応が鈍かったりした場合、自分にとって自信作だとしても潔く退場させてやる度量を持つ。というか、持ちたいなぁ、いや持たねばならんと思っている次第で。
2011-12-17 21:38:15TRPG仲閒が見たら、「あれ? 自分全否定?」とか言いそうだが、琴だって別にシリアスなシナリオが作れない&出来ないわけじゃない。色物を考えるのと同じくらいにシリアス系は好きだったりする。それはさておき、人は似たような刺激が連続すると、刺激に慣れてしまう。
2011-12-17 21:46:54もっと突き放した感じで言うと『飽きる』。色物に次ぐ色物のオンパレードが続くと、PLのテンションは一定の高さ以上にはハイにならない。シナリオ別でもシーン別でも、色物の存在しない場面をつくって緩急をつける感じで。
2011-12-17 21:52:46番外編
GMとしては、PLが考えたうえでつくったキャラを無下に否定はしたくない。すべてを許容する「どんと来い」精神であるべきとは思うし、そう心がけてはいるけれども、結局はシナリオの方向性、GMとしての自分の力量、他の面々の反応といったものと相談になる。
2011-12-25 11:15:48例えば、「封印されている魔物、それを解こうとする悪役、狙われたヒロイン格NPCと街の人々」をキーワードにした現代伝奇物なシナリオで、GMからPLへの注文が「こっち色物出さないんで、そっちも奇をてらったキャラはない方向でお願い」と言った時に、
2011-12-25 11:25:57(承前)PL1「俺のキャラは元力士で、戦闘時には服が全部弾け飛んで、超合金製のまわしをつけるんだ。装着プロセスの〆は股間がキラリーン☆って光る感じ。で、必殺技は雷神張り手ね、ドスコイドスコイ。雷まとわないけど。あ、あと金に汚くて、口癖は「いっちょ稼ぐでごわすか、ガハハハ」で」
2011-12-25 11:33:06(唖然、愕然、呆然、憮然としながら)GM「わたくし、奇をてらったキャラはない方向でと言いましたが」 PL1「駄目か? 理由が分からないな」 PL2「いや、お前さん、そのキャラでなにしたいのよ?」 PL1「え? だって面白いじゃん」
2011-12-25 11:39:51でまあ、PL1「面白いキャラなんだから通せ」となった時に、先にも述べたシナリオの方向性、GMとしての力量、他の面々の反応と相談して、GM「申し訳ありませんが……」と却下するのはアリだと個人的に思うわけで。
2011-12-25 11:52:57正直な話、たとえ話じゃなくて実話なんですけどね。とりあえず思うのは、『どんと来い』精神も大事だけど、『Don't来い』精神もある局面では重要だということ。
2011-12-25 12:03:15