【能登半島地震】「初動」発災から７２時間までのメモ

16：10　1月1日

🔴 令和６年能登半島地震

• 石川県能登地方を震源とするマグニチュード７.６、最大震度７の地震が発生。北陸地方を中心に北海道から九州地方にかけて震度６強～１を観測しました。

16：10　1月1日

新潟県、富山県　災害対策本部設置

16：10　1月1日

総務省・消防庁　消防庁災害対策本部に格上げ

• 消防庁長官を長とする消防庁災害対策本部に格上げ（第３次応急体制）。［参照］

16：10　1月1日

国土交通省・北陸地方整備局　災害対策本部設置

• 北陸地方整備局は非常体制発令。併せて、災害対策本部を設置。

16：11　1月1日

政府　官邸対策室設置

• 首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置。関係省庁から局長級の職員が参集し事態の掌握や初動対応にあたりました。［参照］

警察庁　災害警備本部設置

• 警備局長を長とする災害警備本部を設置。関連情報の収集等にあたりました。

16：15　1月1日

総理指示

• ①国民に対し、津波や避難等に関する情報提供を適時的確に行うとともに、住民避難等の被害防止の措置を徹底すること。

• ②早急に被害状況を把握すること。

• ③地方自治体とも緊密に連携し、人命第一の方針の下、政府一体となって、被災者の救命・救助等の災害応急対策に全力で取り組むこと。

👨🏻‍🏫「ひどい災害になるんじゃないか」

　❝ 地震発生直後の1日夕、首相は官邸幹部らに「これはひどい災害になるんじゃないか」と語っていた。だが、道路や通信インフラが破壊され、状況はなかなか分からなかった。❞

『「初動を甘く見た」首相批判も　能登地震1週間、被害の全容つかめず』
朝日新聞デジタル，2024年1月8日　より引用

16：16　1月1日

日本建設業連合会　緊急災害対策本部を立ち上げ

16：22　1月1日

気象庁　大津波警報

• １日午後４時22分、石川県能登に「大津波警報」が発表されました。

• 「大津波警報」は、１日午後8時30分に「津波警報」、２日1時15分に「津波注意報」に切り替わりました。２日午前10時に全ての「津波注意報」解除。［参照］

16：30　1月1日

防衛省　航空偵察等実施

• 政府は自治体の要請を待たない「プッシュ型」支援の取り組みとして、首相公邸にいた岸田文雄首相が大津波警報発表のおよそ５分後に関係府省に対応を指示。

• 自衛隊は、石川県からの災害派遣要請を受理する前に初動対応にあたる部隊「FAST-Force」を立ち上げ、災害派遣（自主派遣）として、北海道の千歳基地航空団からF-15戦闘機２機が出動し航空偵察等を実施しました。