茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第3247回「表千家での初釜」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート３２４７回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は感想です。

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昨日は、表千家の初釜にうかがった。嵐山吉兆の徳岡邦夫さんのお誘いとお導きで、貴重な経験をすることができた。香道の志野流の若宗匠、蜂谷宗苾さんや、サントリーの鳥井信吾さん、下鴨神社の友田重臣さん、岩清水八幡宮の田中朋清さん、春日大社の千鳥祐兼さんもいらしていた。

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千利休によって創始されたお茶の道。表千家の当代のお家元の千宗左さんのお点前を拝見していると、それは現代にまで脈々と受け継がれている一つの「秘儀」だと感じた。人と人とを結びつけ、共通体験を生み出す。その新しい宇宙の創始に、心が震えた。

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お茶は、器、設い、所作、文脈づけが整った総合芸術であり、そこに人が入ることで完成する。お茶の宇宙の真ん中には人がいて、その人の心のまだ見ぬつややかな光を引き出すためにすべてはあるのだろう。最後に徳岡邦夫さんのお仲間たちと表千家の正面で撮った写真を後からいただいた。 pic.twitter.com/K2egVg6jBB

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以上、連続ツイート３２４７回「表千家での初釜」をテーマに３つのツイートをお届けしました。