大河感想ログ 第二回(2024/1/14OA)

自分のつぶやきのまとめです。
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逆名🌈🕊️🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @sakana6634

視聴直前からの大河関連の自分の呟きを備忘録にまとめましたが六ページもあってフォロワーさんすみません!!!!!ってなってました。すみません。 大河感想ログ #光る君へ 第一回(2024/1/7OA) togetter.com/li/2291574 #Togetter @togetter_jpより

2024-01-09 00:27:39

壺装束の懸帯について

逆名🌈🕊️🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @sakana6634

そういう役割もあるかも知れませんが、懸帯は潔斎の証で、寺社へ参詣する時につけるものです。 twitter.com/akudo0215/stat…

2024-01-09 20:23:34
akudo @akudo0215

@jyudycoco @fzk06736 外出の際に、こんな風に着ているためです。 壺装束といって、広がらないように止めている訳です。 pic.twitter.com/VWvYmSlfzX

2024-01-09 19:24:04
逆名🌈🕊️🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @sakana6634

再現壺装束だとセットみたいに懸けられてしまうけど、参詣目的の外出以外では本来は使わないものです。 参籠中で壺折を解いても懸帯をしている図もある。 twitter.com/sakana6634/sta…

2024-01-09 20:27:15
逆名🌈🕊️🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @sakana6634

松崎天神縁起より、参籠中の女性。紅い懸帯は潔斎の印で、寺社参詣の時に懸けていました。つまり他の用向きの外出では必要ありません。懸守は道中守りの意味もあったでしょうが、お守りが必要だと思った人は旅でなくても普段から随時懸けていたものでしょう。 pic.twitter.com/kC9wrB2c4M

2023-09-19 23:22:27
逆名🌈🕊️🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @sakana6634

なぜ壺装束再現というと懸帯がついてきてしまうのかというと、壺装束は女性の外出着・旅装束として出されるのですが、当時女性の長旅の目的というと寺社参詣が多かったこと、また、中世の図像資料の主となる絵巻物は寺社縁起が多いため、物詣で姿の女性が多く描かれていることが挙げられます。

2024-01-09 20:32:40
逆名🌈🕊️🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @sakana6634

そのうちまとめたいなと思ってるのでミントに突っ込んであるけど…

2024-01-09 21:06:40
逆名🌈🕊️🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @sakana6634

あとなんで女性だけ潔斎してそのしるしを付けなきゃいけないかっていうと月経の血の穢れや、女人が神域に入ることを忌避する傾向があったからで、女性が賤しいものとされていた証を単に美的にどうこう言われてたりすると、ばっちいものみた!ペッ!!したくなる

2024-01-09 22:22:19
逆名🌈🕊️🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @sakana6634

だって今、宗教施設に入ろうとしたら「あ、女性の方は穢れなのでそのままでは入れません。ちょっとそこで潔斎してからこの紅い帯つけて」って言われたら、いやだよね……。それが当たり前でなくなってほんとよかったと思う

2024-01-09 22:25:21
逆名🌈🕊️🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @sakana6634

また、壺装束のオプション装備でもある懸守は、別に外出時でなくてもつけるものだったらしいが、様々なお札などを入れていて、そのなかに「月水除け」のお札もあった。これを身に着けていれば生理中でも物忌みで閉じ籠もっていなくてもよかったという。

2024-01-09 22:41:40
逆名🌈🕊️🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @sakana6634

月水除けの札に書かれていたものには「血盆経」などがあった。女性は血の池地獄に落ちて死ぬと解きそこからの救済をもたらす経文で、日本には室町時代に入ってきて流布したという。 参考:「血盆経信仰の諸相」(慶應義塾大学アジア基層文化研究会) web.flet.keio.ac.jp/~shnomura/repo…

2024-01-09 22:46:06
逆名🌈🕊️🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @sakana6634

そもそも月経を穢れとして忌避することがどうなんだという話ではあるが、「これを付ければ物忌みしなくて大丈夫!」と出て行って立ち働いたりできるようになったことは、少しずつ月経のタブー視を崩してきたのかもしれない。まあ札を売るビジネスもあったとは思うので敢えていいところを探せば、だけど

2024-01-09 22:51:51
逆名🌈🕊️🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @sakana6634

それでも、懸帯も懸守も、当時の女性にとっては救いだったんだろうとは思う。そうやって重ねられてきた歴史がある。 だから壺装束だからってよくわからんけどいい彩りになるし赤帯つけよ、とか、単なる押さえのための帯でした、とかじゃなくて、せめて意味を知ってほしいんだよね…。

2024-01-09 22:58:38
逆名🌈🕊️🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @sakana6634

今の復元行列などでも、どうでもつけなきゃいけないもんでもないとは思う。参詣コンセプトでなければ不要なものだし。あと、参加者が意味をちゃんと説明された上で承諾して着けてるのかなあっていうのは…。

2024-01-09 23:20:04

他の方のツイートなども拝見して

逆名🌈🕊️🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @sakana6634

道兼の流血沙汰は確かに本邸に血まみれのまま帰って来るのは血穢を右大臣の住まいに持ち込むという意味でも、不用心でもあるし、有り得んと思った。連れてる従者の家にでも転がり込めば良かった(迷惑だが)。 ただ道兼がそこまで錯乱していた、と取ることはできたと思うしそういうフォローが欲しかった

2024-01-10 23:01:23
逆名🌈🕊️🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @sakana6634

しかし、公式ガイドブック前半のあらすじ読んでたら、この件よりも酷い触穢へのノーガードぶりが出て来てた。 そこで気になったのは、陰陽師を拝み屋として使いまくっていること。都合のいい部分だけ「当時の人は呪いを信じていた」などと言われても、えっじゃあ清浄観は?て、なるんだよな……。

2024-01-10 23:06:56
逆名🌈🕊️🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @sakana6634

あと名前セリフ付きの宗教関係者が烏帽子狩衣姿のユースケサンタマリアしかいないのかなあ。僧侶も神官も修験も出さず、というか宗教そのものを避けて、代わりに烏帽子狩衣姿のユースケサンタマリアだけにオカルト担当させるつもりなのかなあ。それは酷いんじゃないかな。

2024-01-10 23:16:18
逆名🌈🕊️🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @sakana6634

ただ山田先生がきちんとした基礎工事の上での飛躍の例として『日出処の天子』を挙げておられるのは正直個人的にお好きなだけでは、もしくは名作という評が固まってしまっているから誰もケチを付けようとしないだけでそこにフリーライドしていらっしゃるだけなのでは、と思う。すみませんが。

2024-01-10 23:22:21
逆名🌈🕊️🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @sakana6634

時代考証の話になると、史学の先生は事実関係のお話しかなさらない方が多く、見た目の風俗考証の話はかなり等閑にされてしまうし。

2024-01-10 23:24:19
逆名🌈🕊️🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @sakana6634

見た目だけは「これは漫画だから、アニメだから、ドラマだからおかしくてもいいんですよ」などと仰るんですよね。服飾や風俗になど意味がなかったかのように。

2024-01-10 23:25:24
逆名🌈🕊️🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @sakana6634

それはフィクションへの寛容さではなく、全体の整合性のとれた秩序なんかどうでもよくてご自分の気にするところだけはこだわっておいでなだけなのでは? それでは、失礼ながら、大河ドラマ制作班とお変わりないのでは?

2024-01-10 23:30:49
逆名🌈🕊️🏳️‍🌈🏳️‍⚧️ @sakana6634

平安時代に比べて飛鳥時代の方が実像がわかっているかというとそうでもない。当時同性愛が禁忌だったかどうかなど何処にも書いていないし。婚姻は男女が基本だったとは思いますが。分かっていない事が多いのだから、あれだけフィクションを盛った作品に「基礎がしっかりしている」と仰るのはどうかと。

2024-01-10 23:36:54
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