問題は時間の問題だ。時代は変わったし、変わりつつあるし、変わるであろうことはほとんど間違いない。だが、それまでにはいくつもの障害を乗り越えていかなければならない。時代の変化をまるで反映していない旧態依然の体制の崩壊にはそれなりに時間がかかる。それを早めるのが脱原発運動の役目だ。
2011-12-06 03:39:39日本型のナショナリズムにポジティヴな要素があり得るとすれば、それは、核兵器を落とされたことに加えて、原発による過酷事故を経験した教訓を世界に向けて発信することに尽きるだろう。
2011-12-06 04:02:25自分が使う電気が生み出し続けている核廃棄物とその処理の尋常ならざる大変さを想像できる人は少ない。これが原発がなかなか止まらない要因の一つではなかろうか。
2011-12-07 23:24:503・11以降に原発問題に目覚めた人でも、原発というものが存在することを知らなかった人はまずいないだろう。その多くは、身近な原発の危険性について真面目に考えていなかったとしても、原発がヤバいものであるという感覚は必ずやどこかで持ち合わせていたはずだ。少なくともチェルノブィリ以後は。
2011-12-08 02:03:26核廃棄物の問題を具体的に考え始めたら、脱原発の意思も確実に強化される。すでにあるものだけでもとんでもなく大変な量なんだから、この先もそれを増やし続けるなんて考えただけでもぞっとする。それでいて、世界の至るところでそれをやろうとしてんだから、狂気の沙汰もいいところだ。
2011-12-08 02:31:51少なくとも「あの世へ行くまで反原発」は続くだろう。3・11以降の日本で原発の呪縛から逃れられる人はまずいないだろう。私たちにできる最良のことは、この災いを希望に変えていくことでしかない。そこにしか明るい未来はない。たとえそれが暗雲立ち込めた彼方に仄めく一筋の明るさでしかなくても。
2011-12-08 02:51:32原発の悪夢に悩まされ続けて一生を終えるなんて、そんなのは真っ平だ。止めてからも問題は山積みだけど、少なくともなくなったらなくなったで、これ以上未来に禍根を残すことがないのだという想いに慰めを見出すことはできる。
2011-12-08 04:25:13しかし、これほどの国難に直面しなおかつ国運がかかってるときに、純粋に研究活動だけに専念して事足りている大学人の神経がまるでわからない。
2011-12-09 03:10:42