- SakrelBahr
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メインキャラその5 ラヨシュ大王(Anjou I Lajos, 1326年 - 1382年) 3年前にハンガリー王の座に就いた19歳の若き王 「俺はカーロイの長男としてナポリ王位を請求できる立場だが、ハンガリー統治を優先して弟に譲ったんだ、その弟をないがしろにしたら黙っちゃいねーぞ」 ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9…
2024-02-22 20:35:53暗殺者たちの末路
こうなったら戴冠式の前にあのハンガリーの猪を仕留めるしか道はない! ジョヴァンナと腹心たちは1345年9月、避暑のために居を移していたアヴェルサでアンドレア暗殺を決行 深夜、一味は女王が就寝中の建物内でアンドレアを襲撃、無理やり首にロープをかけ欄干から蹴落として絞殺
2024-02-22 20:40:40これだけの大事件にもかかわらずナポリでは暗殺犯の追求が行われる様子もなく、翌年1月、ラヨシュ王はクレメンス6世に、ジョヴァンナを夫殺害で告発し退位を求める書簡を送りつける 教皇庁も流石に事態を看過できず、6月に事件捜査と犯人の処罰を命じる勅令を出すのだが……
2024-02-22 20:41:53実行犯のうち身分の低い二名が逮捕されるも、その片方が口封じに舌を抜かれて遺棄されるという事件が起こる だが残る片方の証言により、テルリッツィ伯爵夫妻、モルコーネ伯爵夫妻、乳母フィリッパと孫娘二人、及び息子ロベルトが逮捕、拷問で自白を強要された後にサントエリオ広場で公開処刑に
2024-02-22 20:45:05容疑者一同、拷問を受けながらもジョヴァンナの関与を証言した記録はなく女王は無罪と結論されたが、これはナポリを得ることでラヨシュが強大化するのを恐れた教皇に握りつぶされた結果と噂され、刑場へと引っ立てられていった一味は余計なことを口走らぬよう舌を釣り針で留められていたという巷説も
2024-02-22 20:48:32ここらへんはあくまで巷説ね
尚、同じく暗殺計画に関与した咎で死刑宣告を受けたジョヴァンナの後見人シャルル・ダルトワと息子のベルトランは捕縛前に逃亡したものの、ターラント公ルージとその母カトリーヌ・ド・ヴァロワによって殺害されています 露骨な口封じよな
2024-02-22 20:52:06ラヨシュ王がそんな捜査報告に納得する訳もなく「弟の仇討じゃぁ!」と弔旗をかかげたハンガリー軍が南イタリアに侵攻 教皇領に侵入したら破門すっぞという特使の恫喝を「俺が教皇を宗主と仰ぐのはナポリの君主になってからだ。それまでは神と己の良心以外に斟酌するつもりはないぜ」と突っぱねた
2024-02-22 20:57:11ナポリ侵攻自体は大分苦労したみたいなんですけどね twitter.com/KCin_Tokorozaw…
2024-02-22 20:58:27【 #ハンガリー軍bot 】ラヨシュ一世のナポリ戦役 1. Lajos nápolyi hadjáratai ラヨシュ一世は1347~52年,幾度も軍を進めたが,そのたびにペストの流行,兵の買収,市民蜂起などに足元をすくわれ一時停戦.1381年に再度侵攻し,ジョヴァンナ女王を縛り首にした. pic.twitter.com/J5BQfGhEJ0
2023-04-03 19:47:57旧アカウントがログイン・復旧不能のため,臨時に新アカウントを取得.mltr.ganriki.net/faq13.html#263… 投稿・RTは必ずしも賛意を示すものではありません.
【 #ハンガリー軍bot 】ラヨシュ一世のナポリ戦役 1. Lajos nápolyi hadjáratai ラヨシュ一世は1347~52年,幾度も軍を進めたが,そのたびにペストの流行,兵の買収,市民蜂起などに足元をすくわれ一時停戦.1381年に再度侵攻し,ジョヴァンナ女王を縛り首にした. pic.twitter.com/J5BQfGhEJ0
2023-04-03 19:47:57サバチニ先生の小説は、ジョヴァンナがアンドレア暗殺から一年も経たないうちに教皇庁の許しも得ず再婚した ターラント公ルイージと一緒に爆速でナポリから逐電した後、 アヴェルサに駐屯中のラヨシュ王に媚びを売りに行ったドゥラッツォ公カルロがヌッコロされる処で終わっています
2024-02-22 21:00:05" この同じ場所で、自らの恐ろしい死に直面していることに気づいたアンドレアが叫んだのと同じように、カルロは叫びを上げた。ハンガリーの剣が彼を貫いたとき、その叫び声は咳き込むような音へと変わった。
兵たちは柱廊のモザイク模様の床から彼の体を担ぎ上げると、アンドレアの体が運ばれたのと同じように欄干まで運び、そしてアンドレアの体が投げ落とされたのと同じように修道院の庭に投げ落とした。 それは薔薇の茂みの中に横たわり、修道院の薔薇をより深い赤に染め上げた。
かようなまでに詩的な応報は、ついぞ見られぬものであった。"
THE NIGHT OF STRANGLERS - Giovanna of Naples and Andreas of Hungary
The Historical Nights' Entertainment, First Series by Rafael Sabatini より
(実際には教会前で斬首されたらしい)
カネとコネの陰湿な裏工作&王女たちの下半身攻略を駆使して切れ者気取りでいるナポリ貴族がハンガリー王の圧倒的な暴でぶった切られるラストシーンはスッキリ爽快だけど、巻き込まれる民草はいい迷惑だよう
2024-02-22 21:02:23マリアさんのその後
アルバ女伯マリア(Maria di Calabria, 1329年 - 1366年) ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E… このゴタゴタで唯一の純粋被害者マリアさんですが、 クソ亭主がぶった切られて自由の身になったのかと思いきや、その後も継承権狙いの男に拉致監禁強制結婚、拉致監禁強制結婚の天丼人生で可哀そうにもほどがある
2024-02-22 21:15:02