- TakahashiMasaki
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頭がクラクラする。それこそ「1スレ目で十分」な「批評」 http://blog.livedoor.jp/taitiro/archives/1159496.html
2010-05-23 06:18:20すごい、物語を判定する価値基準を示すつもりらしい。どんなこと言うんだろう、と続きを読むと……>だって物語にも「面白い物語」と「つまらない物語」があるわけで、別に「嘘」なら何だって良い訳ではない。とするとそこには何らかの価値基準が存在して居るみたいだ。では一体それは何なのか?
2010-05-23 06:19:13それは、ある種の「決まった流れ」に沿って動いているかどうかによって決まるのです。例えばそれこそ「桃太郎」なんか思い出してください。あれは、悪いことをした鬼たちが最終的にその報いを受ける(因果応報)という「決まった流れ」(続く)
2010-05-23 06:19:48そしてさらにそこで、桃太郎がただの子どもから、「鬼を退治した立派な男」と成長して戻ってくる(自己感性)という「決まった流れ」が見いだせます。(ここまで)
2010-05-23 06:19:54多分自己感性は自己完成だな。つまりはビルドゥングスロマンということを言いたいんだろうけど、そういう“社会的に肯定される「型」にはまっている”かどうかが作品を判定する価値基準だと言っているわけだ。頭痛い。
2010-05-23 06:21:33この人からすると、文学の変化ってのは、その価値基準が時代の潮流に合わせて変化しているだけで、「決まった流れに沿って評価すべき」という部分には疑問の余地はない、ということなんだろうか。
2010-05-23 06:26:37これでは、それこそ社会主義リアリズムか(どんだけスターリン好きなんだよ)、あるいは右に頭を振れば、善だの真理だのの哲学的「永遠のテーマ」に文学を回収する態度でしかない。
2010-05-23 06:29:06しかもこれを「物語論の基礎」とおっしゃる。物語論についてちょっとでも勉強したんかよと。どうせロシア・フォルマリズムのロの字もしらねえんだろ。
2010-05-23 06:31:05ていうか、結局彼が求めてるのは「正しい啓蒙書」だよなあ。啓蒙書として正しいかどうかを論じるつもりは俺はないが。そもそも文学作品は啓蒙書じゃねえよ、と思うので。
2010-05-23 06:33:31>コードギアスとかデスノートとかハガレンとかの作品と比較し、まおゆうに比べてそれらがいかに巧みに、自分たちがイデオロギーにならないよう防いでいるかを書きたいと思う。物語の表面だけ見て「そういう作品と同じじゃん」と言う態度があまりに多いからね……<やってみろやw無理だと思うけどな。
2010-05-23 06:35:53コードギアスについては、韓国人の青年が日本の右傾化を助長する作品だと批判してるな。それがvipかどこかで話題になったスレで俺のブログの記述がちょっと変な風に引用されてもにょったんだけど。
2010-05-23 06:37:24俺はこの韓国人青年の主張にも一理あると思っている。そう読みうる作品ではあるそう反応してるファンだって事実いた。あと海外のコードギアスの感想読んでても、特にヨーロッパ人の感想が、それぞれのお国の歴史に沿った読み方でめいめい食い違う、しかしそうも読みうる読み方で批判してて面白い。
2010-05-23 06:38:28amamako氏の次の更新は、それらを全部否定してくれるらしい、こいつは楽しみだぜ! ちなみに俺の立場は、そういう感想(レベルによっては批評)は正当だと認めた上で、それを作品やファンを弾劾する理由にしてはならない、というものだ。
2010-05-23 06:39:31批判してる連中のほうがよっぽど教養小説の類が大好きなんじゃねえかよ。それでなんで近代批判として成立してると思えるんだ……。
2010-05-23 06:51:30政治的にコードギアスを擁護出来るとは思わないけど、俺はコードギアスは大好きな作品ですからね。……というポジションがびみょーに伝わりにくい気はする。
2010-05-23 08:08:11