僕らはなぜライブハウスに出ないのか

前回まとめ http://togetter.com/li/232113 の続きです。
14
辰野仁 @JinTatsuno

@afromootekki 我々は多分音楽の趣味嗜好も似ていると思います。業界全体の現実と照らしたときにやや隔たりと飛躍はありますがそこは置いておいても個人的に私が考えている事とほぼ同じです。早い話、声高に連投をするならば私と組むべきだ。あなたの理想を現実として見せつけるべきだ。

2011-12-26 16:50:46
ロックンロール哲学者 @afromootekki

@JinTatsuno 私と組んで理想を現実にするべきだ、というあなたの主張は確かに正論です。しかし僕らには僕らの都合があります。具体的に言うと、僕らのバンドは活動拠点を海外に移すことを真剣に検討しています。

2011-12-26 17:18:22
ロックンロール哲学者 @afromootekki

@JinTatsuno 話を少し戻します。僕はまぁまぁ長くバンドマンをやってるので、才能に溢れながら売れずにフェードアウトしていった人たちをたくさん見てきました彼らに売り方を教える人、それが無理でも経済的に少しでも負担を減らしながら続けるやり方を教える人、がいなかったからです

2011-12-26 17:27:06
ロックンロール哲学者 @afromootekki

@JinTatsuno そんなやり方は自分で考えるもんだ、と言われればその通りです。しかし自分で考えるべきだということが、誰もそれを教えちゃいけないということではないはずです。そして残念なことに、バンドマン界隈では才能ある人に限ってそれを商売にすることを嫌う傾向があります

2011-12-26 17:31:55
ロックンロール哲学者 @afromootekki

@JinTatsuno 僕は(もちろんあなたも)音楽が好きなので、良い音楽を作れる人には長く、出来る限りストレスフリーな環境で活動してもらいたいのです。ライブハウスをdisること自体が目的なのではなく、それを通じて他の選択肢について考えてもらいたいのです。

2011-12-26 17:41:14
ロックンロール哲学者 @afromootekki

@JinTatsuno もちろん音響設備が悪いことが一番ストレスになるという人ならノルマ払ってでも出ればいいし、それが嫌ならどうにかして集客するしかないのですしかし僕は、ポストロック等音響系のバンドがライブハウスよりクラブでのプレイを好む傾向があるのは象徴的だと思っています

2011-12-26 17:43:59
ロックンロール哲学者 @afromootekki

@JinTatsuno さて僕らが海外に拠点を移すことについてですが、それはライブハウスに出たくないことと密接に関係しています。僕らがやっているのは洋楽で、お客さんの9割は外人です。ライブハウスでの対バンはほとんどJ-rockで、そのお客さんである日本人に対し日本語で歌います。

2011-12-26 17:52:35
ロックンロール哲学者 @afromootekki

@JinTatsuno 僕ら日本人は輸入された洋楽で育っているので英詞にさほど抵抗ありませんが、英語圏の人々にとってロックが日本語で歌われるということは僕らの想像を遙かに超えて違和感があるそうです。なので僕らのお客さんのほとんどは、余程のバンドでなければ対バンを楽しめません。

2011-12-26 17:57:17
ロックンロール哲学者 @afromootekki

@JinTatsuno そして多くのライブハウスは(最近は変化が見られますが)ラウンジスペースが無い、或いは極端に狭いので落ち着けず、僕らのライブが終わるとすぐ外に出て飲み直すことになります。僕らがかつてライブハウスに呼んだお客さんはそうしてライブハウスが嫌いになりました。

2011-12-26 18:02:01