next49さんの学生指導における思い

重要なポイント。多数を相手にしていると、この手の学生が多いのが気になる。その分析には共感できる。
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next49 @next49

http://t.co/JqRekiP8 ブログにコメントいただいた事例は難しい。自分の所属研究室で同じような話があったときは、先輩のプログラムが本当は動かないことに卒論生が気が付いたのが1月だったので卒論生の責任ということになり、とりあえずやれるところまでやれという話になった。

2011-12-27 00:40:27
next49 @next49

(承前) 今回の相談事例は1) 先輩からの引き継ぎ事案の不備には早めに気づいている 2) ちゃんと修復している 3) 指導教員が論文出せるようなデータを用意できている ので、一概に学生の責任とは言いづらい。指導教員が修了できるようにストーリーをある程度考えてあげればよいのに。

2011-12-27 00:42:29
next49 @next49

(承前) とはいえ、教えていただいた内容からだけだと指導教員が悪いのかもわからない。返信でも書いたとおり 1) カウンセラーと相談する 2) 修了第一で行動を決定する 3) 今の装置でできることのうち先輩の修士論文で主張していない事柄は全部自分の成果として修論に組み込む を推奨。

2011-12-27 00:45:03
next49 @next49

まあ、教員が学生がキリキリ働くように脅しをかけている可能性もあるのでなんとも。

2011-12-27 00:46:57
next49 @next49

「このままだと卒業できないよ」という脅しは、真面目と不真面目の境界あたりの学生には効果を発するけど、真面目な学生は過剰に焦り、不真面目な学生はあきらめるので案外効かなかったりするので使いどころが難しい。いや、不真面目な学生が諦めるというのは効いているのか。

2011-12-27 00:48:41
next49 @next49

進捗報告のときに「~をしました。」で報告を終わってはいけない。というのは、それを行ったことが全体においてどういう位置を占めるのかを報告を受ける側は知らない可能性があるため。「~を・・・するために、***しました。結果は~でした。この結果から***ということがわかりました。」がよい

2011-12-27 01:17:12
next49 @next49

進捗報告のときに実際に行ったこととやろうとしていたこと(願望)を混ぜて話すのをやめてほしい。聞き手としてはそれらの切り離しがダルい。「本当は、~するつもりだったのですが、***という事情でうまくできず、・・・というところしかできなかったのですが…」というような報告されるとキツイ

2011-12-27 01:19:18
next49 @next49

(承前) たぶん、自分でもうまく進んでいないというのを自覚しており、それについて教員や先輩からつっこみが入るのがリアルに想像できる結果として、先回りして言い訳してしまうのだろうけど、行ったことの報告よりも先に言い訳が来るので、聞き手にとってはその言い訳がちんぷんかんぷんになる。

2011-12-27 01:22:07
next49 @next49

(承前) たぶん、自分でもうまく進んでいないというのを自覚しており、それについて教員や先輩からつっこみが入るのがリアルに想像できる結果として、先回りして言い訳してしまうのだろうけど、行ったことの報告よりも先に言い訳が来るので、聞き手にとってはその言い訳がちんぷんかんぷんになる。

2011-12-27 01:22:07
next49 @next49

(承前) そして、たいていの場合、言い訳部分を理解するための質問に対してもあらかじめ先回りして言い訳してしまうので、言い訳部分の理解を誤解して相談がこじれる。双方疲れるだけでメリットなし。

2011-12-27 01:23:25
next49 @next49

報告事項に関して事実の確認をしているときに「私はそういうつもりではなかった。」や「そういう意図ではなかった」という自己弁護あるいは事情説明をされると、確認をしている事柄に対して反論してきているのかと誤解するのでやめてほしい。私を含め、みんなは言質をとる/とられる会話をしすぎ。

2011-12-27 01:25:59
next49 @next49

「この文書では同じ言葉を2つの別の意味で使っているでしょ?それは読者の誤解を招くからいけないことなんだよ。わかる?」と尋ねたとき「その2つの意味になってしまったのは~という理由で…」と返されたら「なぜ、同じ言葉を2つの別の意味で使ってはいけないのか理解していない」と思われるかも。

2011-12-27 01:28:07
next49 @next49

「~について説明してください」という要求に「たとえば…」と切り返してはダメ。例えは物事の説明ではない。まずは本質 or 定義。それだけだと相手が理解できない時に具体例 or 例え。具体例やたとえで説明すると、本質や定義を具体例やたとえから類推しなければいけないので解釈に幅がでる

2011-12-27 01:30:33
next49 @next49

他動詞を使う場合には主語と目的語を忘れないようにしてほしい。「私は走る」の場合「走る」は自動詞だからこれでよいけど、「システムが処理する

2011-12-27 01:33:08
next49 @next49

他動詞を使う場合には主語と目的語を忘れないようにしてほしい。「私は走る」の場合「走る」は自動詞だからこれでよいけど、「システムが処理する」だけだと「えっ?何を」となる。頭の中を垂れ流しちゃう人ほど主語、目的語を忘れる。Who do what for what when をぜひ。

2011-12-27 01:35:07
next49 @next49

できるかぎり辞書通りの意味で言葉を使ってほしい。自分が辞書から離れている意味である単語を使っているかを確かめる方法は「~の意味は?」という質問について2文以上になったら要注意。その単語に意味を込めすぎている可能性が高い。残念ながらテレパスやサイコメトラ―は世の中に少ない。

2011-12-27 01:37:16
next49 @next49

あと最近「これで、大丈夫ですか」という質問もしんどい。「えっ?何について」っていつも聞き直してしまう。研究成果が十分かどうかを知りたいならば、それは問題設定に依存するから、それを抜きに「これで、大丈夫ですか?」と言われても困る。ぜひ、前提をセットでほしい。

2011-12-27 01:40:55
next49 @next49

(承前) 修士になったら、「~について私は・・・という観点から大丈夫だと思いますが、先生の意見はどうですか?」って尋ねてほしい。「何について大丈夫かを尋ねているの?」「そもそも、それの前提/基準は何?」と解きほぐすのを1日3人ぐらいすると非常に疲れる。あと、既視感を覚える

2011-12-27 01:42:45
next49 @next49

ここ数日、卒論生と修士2年生の研究指導をしていて「あれ、この会話したことある」「もしかして、俺って過去に戻っているのでは」とシュタインズゲートな気分になる。

2011-12-27 01:44:15
next49 @next49

最近は「お好きにどうぞ」が決め言葉だったりします。 @AbeTshirt: 私は最近は面倒くさいので脅しの時には脅しだけどということにしています。脅しとついていないときはまじめにやばくて、後はご自分でって意味なんだけどなぁ。

2011-12-27 01:45:20
next49 @next49

なるほど @saponne 私でしたらその場合には、先行研究の修正で行った様々な準備的検討をストーリーに組み込むよう軌道修正しつつ、間に合わなかった部分は今後の課題として露に書いて、当初の大目標をそのままに内部での位置付けを変えることを目指したいです

2011-12-27 01:47:08
next49 @next49

会話を通してしか相手の考えをはっきりさせられないと思っているのでどうしても言い方が気になるんですよねぇ。 @ruckatz3: next49 さんが先ほどから主に国語の指南ツイートをされており、研究にたどり着くまで長き道のりよのお‥‥と頬をすぼめた

2011-12-27 01:48:42
next49 @next49

それが透けているときにはいじわるい気持ちが抑えきれなくなります。だいたい、そういう質問のときほど言質をとりにきているので性質が悪いです。 @ruckatz3: next49 その言葉の意味は、「これで試験に通りますか」ぐらいの意味なので悲しいですよね‥‥

2011-12-27 01:49:48
next49 @next49

そっか、普段自分が質問の形式で言質をとりにいっているから、こっちが質問すると言質をとられないようにふるまうのか。弁論大会じゃないんだから。

2011-12-27 01:50:37
next49 @next49

あと、トラブルや困ったことについて相談にきたときには、それが解決した時に簡単にでもよいから結果を報告してほしい。心からというのは嘘としても、頭の片隅では心配しているので。こういうフィードバックがないと自分がロボット扱いされているようで嫌な気分になる。 

2011-12-27 01:53:50