ファンデルヴァーの失われた鉱山‐アスコアのゲルトルート‐第07話

takataka @takataka360

昨夜はファンデルヴァーの冒険の第7回目でしたよ。 サンダーツリーの廃墟に到着したトゥルーデ達は、この街を蝕むドラゴンを倒すべく、まずは周囲のシャドウ達と戦います。 #dnd #dnd5e #FoundryVTT #オンセ工房 pic.twitter.com/izrt1TXdAd

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ドルイドのレイドスのセーフハウスを出て、周囲の敵を探すトゥルーデと仲間達。 彼女達が歩くとすぐに、シャドウ、ジャイアントスパイダー、シャドウゾンビが襲いかかってきます。

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それらを尽く打ち倒して進んで行くトゥルーデと仲間達。 すると、廃墟の中から、いくつかの宝石類を見つけます。建物や家具などはシャドウフェルの悪影響でボロボロとなってしまっていますが、貴金属にはその影響が及ばないようです。

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トゥルーデは、見つけた宝石の中から、金の細い鎖を付けたエメラルドのネックレスを見つけます。 この金の鎖の滑らかな輝きは、ウローナにとてもよく似合いそうです。

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仲間の集めた袋の中からそれを取り出し、ウローナに差し出します。

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「君によく似合いそうだ。身につけてくれないか。」

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ウローナは突然の申し出に驚きますが、素直にそのネックレスに首を通し、身につけて見せてくれます。

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「思った通りだ。とてもよく似合う。ありがとう。」

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トゥルーデは満足そうに頷くと。先ほどゾンビに向かって投げつけた手斧を回収に向かいます。殺戮と青春は、トゥルーデの中では矛盾なく混ざり合っています。

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そうして、廃墟の中でトゥルーデ達が、ゾンビ達にトドメを刺して回っていると、窓の鎧戸を破り、大型の犬が2頭侵入してきます。

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「犬、数が多い。シャドウフェルの犬も混じってる。」トゥルーデは両の手に持った手斧で犬の頭をそれぞれ叩き割ると、廃墟を出て、外に集まってきた犬の群れの注意を自分に集めます。

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「吹き飛ばします。耳に注意して。」ウローナの衝撃波の魔法により、犬達がいくつか吹き飛ばれされます。

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さらに、カイロンとルーロの射撃、ポキンの両手剣による斬撃により、犬達の群れは次々と数を減らします。

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群れを率いるリーダーであるシャドウ・マスティフは、トゥルーデに噛みつきますが、彼女の生命力は些かも衰えることはありません。

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シャドウマスティフは、そんなトゥルーデに恐れをなしたのか、影に溶け込み、逃げようとします。

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そこに、ウローナの衝撃波の魔法が炸裂し、シャドウマスティフは打ち倒され、犬の群れは全滅します。

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これで、トゥルーデ達は、丘にあるドラゴンの塔以外の脅威を、全て取り除くことができました。

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トゥルーデ達は、ドルイドのレイドスのセーフハウスに戻ります。今日は英気を養い、明日、ドラゴンとの対決に臨むのです。

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そして夜。トゥルーデはエルフのため、眠ることはありません。目を閉じて、瞑想に耽ります。すると、ウローナが起き出してきます。

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「何か飲み物でも。ウローナ。」トゥルーデが声をかけますが、ウローナは首を横に振ります。

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「少し起きてきただけです。ここは星も見えませんね。」窓から外を見ても、シャドウフェルの影響か、外はいつも曇りのように靄がかかり、星も月も見えません。

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「明日は戦いになる。できるだけ休んでいたほうがいい。」トゥルーデはウローナに語りかけます。

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「少し、怖いのかもしれません。ドラゴンとは、どれほど恐ろしいものなのでしょう。」ウローナは、トゥルーデに尋ねます。

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トゥルーデは歴戦の賞金稼ぎです。ドラゴンの強さも、その恐ろしさも身に染みて知っています。誰もがその脅威に立ち向かえるものではないのです。

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「ウローナ。君に頼みがある。」質問には答えず、トゥルーデはウローナに話します。